どんな状況でも、むしろ窮乏している方が、「面白い話」それは思い付きやすい。
ただそれは、自分がどっちかの立場には居ない、という状態だから、ではある。
※「pixAI」にて、タイトルをプロンプトに入力して出力。
お呪いはまだ効いている、効いている、筈。
不意にネットであった話題?だが、「戦場で人を殺しまくった女戦士が、幸せ?になる様な話なんて出来るか?」と言うその難しさ?はしかし。「彼女が殺しまくった人々というのが悪であれば、その限りではない」で、容易にかシナリオ化は、し得る。凶悪な暴君に支配された邪な国家は侵略戦争を画策していた、そこにスパイとして潜入した女戦士はしかし、その調査の中で深刻な秘密に遭遇、それと共にしかし発見され窮地に陥る。脱出の際には相応の騒乱があり、そしてその危険性と邪悪さに遭遇、この国家は民を奴隷化する機構を運用していたのだ。死を恐れない「一般市民」を薙ぎ払いつつ、彼女は何とか脱出に成功する、等々。
ある意味ちょうど、バイオハザードRE:4というネタの主人公を女性化すれば、何ら問題ない絵にはなろうか?
問題はこれを「難しい」とする、現状の一般論と言うか感覚、”それ”がかなり深刻ではある。「西側は正義だ」民主主義は、自由市場は絶対である、という固執の前では、このヒロインは邪悪な戦争犯罪者に過ぎない、のだ。倫理観の問題でもある、この時「民を、幾らでも徴兵し得る何か」それは重大な犯罪である、という話が有るからこそ彼女のする事に、”それ”を受け入れている国民を殺す事に、何かの正当性”それ”が現れる、訳だが。それを「自分の国家に」適用する様な話は、受け入れがたい。
現状では、民主主義を、今の自由市場を護る上では?その「洗脳」マインドコントロール、それも手段に過ぎない訳で。
一般論か特殊な状況か、「シナリオライターが居ない」と言うそれが深刻、らしい。兎も角、ストーリーを汲み上げて原作に出来る奴、だが。問題は「上記の条件で」と言うそこにある。現在の民主主義?がしている事を「正義として」シナリオは組まねば成らない、のだが”それ”が異様に難しい、訳だ。ちょっとでも上の話に傾倒、抵触したらその時点で首になる、くらいにその要求は偏っている。作家らは、その中で何とか”上”の人々が良いというシナリオ、それを描かねば成らない、時。或いは熟練者ほど解る、これはウケない。
その時、人々から非難されるのは自分であって、それは自分を殺しかねない、そこをどうやって回避するか。
多くのシナリオライター?は、この事態を前に辞退か、逃げていくそうだ。
自分が「難しくない」と言うのは、「最後は大賀さんで決着に」仮想現実なら戦争も肯定し得る、という理解の上では、ある。テレビゲームでの決着に依存し得るなら、実際の戦争はしなくていい。その時、”この”方向を否定する方が悪である、が。もちろんか現在の世相か色々な物は、紛争解決機構それを公式には認めていない、例え「実際はそこで勝利した」ロシアであっても、だ。兎も角、その時善悪も勝敗も、神の胸先三寸ではあり。”神”は絶対で、その決定は正義で。なら、その上で例え自分に不利な結果が出たとしても”それ”は受け入れねば成らない、のだが。それはまあ、信仰の一つ、ではある訳で。
現状の「表側」は、”違う”神を信仰している、それがまあ、今も「面白い」を創れない、訳だが。
「正義は勝つ」その、昭和では当たり前だった”何か”はしかし今、「如何なる状況でもか?」「一人に成っても?」そこを、信仰者に常に問い詰める事には成るのだった。ただまあ、反する側は今も「面白い」を創れない、その病理の中にはある。それが国家、或いは世界全体に広がってしまっている、それが現在ではある訳だが。
「大衆は神である」神は、何を見ているのか。