不意に、物語のアイディア。
ストリード、という形にしようか、とも思ったが何となく、そのままでちょっと、ラフく。
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「ナンバーゼロ ~魔王の遺骸~」
導入
主人公の少女「ムネイ」はかつて、魔王軍に属していた。ただ「ナンバーゼロ」と呼ばれていて、”魔王の側に居るだけ”の、そんな少女だった。魔王の死後、その安定は長く続かない。体制への反乱の狼煙は上がり、世界は騒乱に飲まれ…結果、魔王の像は勇者らによって撃ち倒される事になる。ムネイも、また混乱の中、逃げ惑うしか無く。気づけば仲間らの多くともはぐれ流浪の存在に成っていたが。数年後、世界は新たなる秩序の元に有る中、彼女は魔王の臣下を名乗る存在から、魔王を復活させる術、それを告げられる。
テーマ
表「主人公を助ける」肯定否定
主人公はただ、もう一度
裏「独裁者はいらない」否定肯定
設定
設定的には、「ムネイ」は魔王によって再構築された様な感じのそんな、ほぼ人形に近い存在だった。邪と言って良い魔導士の研究素材だった彼女は、様々な能力を秘められつつも能力不足か失敗として崩壊しつつあったが、そんな彼女を復活させ、魔王はその身近に置いて擁護する事になる。その結果、主人公は魔王に対して非常に強い執着を抱く様になるが。やがて、魔王も様々な無理の結果か、病の果てに死んでしまう。彼の秩序を維持する為に残された像があって、それがのちの魔王の世界を創っていた、が。魔王の死後、結局は存在の不在故からその秩序に綻びが発生していく事には成る。魔王に依存していた臣下らでは、魔王の秩序を維持する事が出来なかった結果、それは騒乱に発展し、世界は混乱に飲み込まれ。その混乱の中から、自身らの理想の為に、”それ”を破壊した勇者らが現れて。ただ、結論で言えば破壊?出来ず、そのパーツは結局、世界のあちこちに飛び散る様な感じに成ってしまった。ともかくそれにより、世界は魔王の支配から解き放たれ、新たなる秩序の元で再構築される事になった…勇者らの信仰する神?その像が建てられ、世界は大きな変化を迎えたが。世界は以前と、それほどに変わった訳では無かった。
物語
新たなる秩序の中で、世界各地に飛び散った魔王の遺骸は、神の像その影響との衝突により「脅威」としてあちこちで、厄介な魔物と化していく事になる。主人公はそれを告げられるか何かかして、それらの脅威、魔物、”それ”を倒し、その残骸を手に入れようとする。プラスもマイナスもある、彼女の行動は人々の脅威を排除してくれる英雄!と評されつつも、集めているモノが「魔王の遺骸」だと次第に解っていく?結果、体制その物から「脅威」と目され、追われる事に。その中で、英雄側もまた、その脅威を倒し、遺骸を手に入れ封印を試みようとする。反体制派の協力もあり、やがては主人公らは厳重な警備の中をかいくぐり、それらの残骸を手に入れる為に中央へと言うか殴り込みをし掛ける感じで、敵の?勇者らを倒し、最終的には残骸を全て集める事に成功する。しかし、その時既に、酷使された主人公の体も限界を迎えており、主人公は魔王と”再会”するが…そのまま息絶えていて、魔王の像もまた、粉々に成って、消えていた。
世界は或いは何もかも失って、また、秩序を作り直さねばならなくなった。
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ちょっと現状、「ジャニー喜多川氏」の話、みたいな奴が、オチの無いストレスを見せている気がする結果の、一応の提案。
某ロボットゲーで盛り上がる?話の一部、そのインスパイア(・・・)ではある訳だが。猫とは違う、怪しい魅力?の話ではある、だろうか。