カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

着物ドレス

2008-10-19 | 〜2011迄のハワイ生活記録
Hawaiiには色んな国の人が沢山住んでいます

うちのお店のスタッフも
アメリカ人、日本人、アフリカンアメリカン、フィリピン人、ベトナム人・・と
とってもバラエティー豊かです


従ってハーフや、クオーターの人も沢山います

今日の753のお母さんは
半分日本人、1/4ずつ韓国と中国で国籍はアメリカという方でした

ちゃんと子供の753の写真撮りに来てくれたので
「これは日本の行事だけど、あっちもこっちもやらないといけないから大変ね」
と言ったら

「そうなのよ~、でも韓国の行事ははよく分かんないのよ~」
ということでした

こちらでは
国が違うとゆうことが、出身の県が違うぐらいにしか受け止められていなくて
言語や習慣や、肌の色が違っても何の話題にもなりません


もちろんそれぞれ人間関係はあると思うけど
それはあくまで個人対個人の問題であって
人種の問題ではない気がします



以前友人がハワイで結婚式を挙げた時

教会のステンドグラスには
十字架と卍とインアンとソロモンの星が一枚に描かれていました

色々な宗教が混じり合う場所
全ての人を受け入れるという場所
その様な意味があるとを聞いてとても感動した記憶があります


世の中の戦争の大半は宗教が原因だといわれていますが
地球全体がこの小さな島のように
文化の違う、お互いを認め合いながら共存する日が来ればいいのにと思います




さて、異文化交流とはよく言いますが
今日は正にそれを証明するようなウエディングドレスのお客様が来ました

なんと、お嫁さんは
おばあさんの振り袖をばっさり切ってドレスのスカートを作っていました
上の部分は売り物のドレスを切って作り直して、
帯もちゃんと結びます

最近は子供用の着物ドレスもあるし
着物を洋服に作り替える人はたまにいるけど
ウエディングバージョンは初めて見ました



最初に言葉で説明を受けて着付けを頼まれた時
正直イメージが全然わかなくて
「かわいいの?それ・・と思いましたが

今日完成したドレスを実際着付けてみて
「これは斬新だわ~~と感心しました




逆に純日本人ではこの発想は出来ないのでは・・と思います



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