11月23日(火)
いよいよこの日がやって来た。
私の性格上、あれこれ考えたってしょうがない。
なる様になる!で、もうまな板の鯉状態。
手術時間も決まり、もう引き返せない。
病衣に着替え、自分では切ることが出来ない右足の爪を
看護師さんに切って貰う。
リハビリ担当の理学療法士さんが股関節の状態となどを
確認する。今の状態で杖なしでどの程度歩けるかなど…。
術後は車椅子使用となるので、その練習もするが、何たって
12年前に1ヶ月以上使用した経験から「問題なし」のお墨付き。
夕食後はすることもなく、テレビを見て過ごす。
個室なのでイヤフォンを使うことなし。
今夜は寝られるかしら?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/68/7453618c5abe532939627d15211a785d.jpg)
11月24日(水)
朝から大忙しい!
7時から水分も規制されるので手術まで時間を持て余すかな?
の心配は無用でした。手術着に着替えると点滴が始まった。
そうそう、今は新生児のように、左手首に名前が書かれた
腕輪を付けられて、退院するまで付けていました。
ストレッチャーに乗せられて手術室に向かう。
腰椎麻酔、今回の手術でなんと6回目です。
まず痛みどめの注射を打ち、その後麻酔の注射となります。
かと言って全く痛みを感じないか?と言うとそうでもない。
「触られているのわかりますか?」と何度か確認。
麻酔が効いてないのに切られたら…と無用な心配をしてみたり。
麻酔が効いていることを確認後、手術が始まった。
今回の手術は音楽を聞かせて貰うことにした。用意したのは
小田和正と福山雅治。ヘッドフォンにするか室内全体に
流れるようにするかを聞かれ、手術中の音を遮断するためなら
ヘッドフォンだけど、担当の看護師さんも楽しみにしてたしなと
室内に流れるようにして貰った。今まで流れていたクラッシック
から福山雅治の歌声が流れる中、手術は始まった。
頭の向こう側からかすかに聞こえる福山・・・、うん?!
優雅に聞いている場合じゃない、ベッドに横になっていることが
苦痛なほど気持ちが悪くなる、血圧がどんどん下がっている(らしい)。
「血圧40、脈測れません」生あくびが止まらない。
「○○(多分昇圧剤?)追加!」の指示が何度か飛ぶ。
そうこうしている間も手術は確実に進み、私の容態も安定し
『あ~、切ってる音がする。やっぱりヘッドフォンじゃなきゃ
意味なかったよなぁ』など思いながら小田和正の自己ベストを
聞いている。手術が終わり病室に戻る。腰椎麻酔なのだが意識は
朦朧としているので、そこからの記憶があまりない。
血圧低下の原因は輸血が流れなかったようで、母が言うには
輸血の管をそっくりを替えたそうだ。血圧が極端に低くなったため
流れにくい状態になっていた自己血による輸血パック、病室で
2パック使用…ってことは、殆ど手術中には使われなかったのね。
母は8時過ぎに帰って行った。完全看護なので付き添いが出来ない。
夜は痛みとの闘い。
血管が細く腕では点滴の針を刺すところが見つからないので
両手の甲、そして左足に点滴。背中には痛み止めの管が入って
いるが痛いもんは痛い。痛みに関しては我慢しないことにした。
我慢するだけ我慢してからでは痛みどめが効きにくいことを
学習したから。
痛み止めが切れたらまた注射をしてもらう。そうすると、少し
ウトウトすることが出来た。で、切れたら痛みで目が覚める。
そしたらまた痛みどめ・・・、で、何とか乗り切り朝になった。
11月25日(木)
血圧は100-60台で安定。
私の場合、起立性低血圧気味(30代後半の頃、そのように診断され
血圧を上げる薬を処方された)なので血圧はベッドに横になって測る。
朝から普通食がでるが食べられないので、次からお粥にして貰った。
車椅子に乗ってトイレに行く練習もした。明日の朝、様子を見て
おしっこの管も外れるとこのと。
12年前の手術の際は3週間寝たきりだったのでこの差にビックリ!
ベッドに横になっていると何か漏れているような、何かが出た
感じが何度かする。おしっこの管が外れているのかな?とも思うが
で違う。何だろうって思ってたら…生理が始まってしまいました。
予定外、不順ではあったけれど貧血なのに出るなよ!ですよ。
朝を待たずに管を外して貰い、担当の看護師さんにベッド回りを
そっくり代えて貰う。予定外なので準備もなく、その看護師さんが
私用のものを提供してくれた。何から何まですみません。
11月26日(金)
今朝起きてトイレに行こうとしたらクラクラする、気持ちが悪い。
またベッドに戻り、血圧を測って貰ったら80台まで下がっていた。
その後は90~100の間で安定。
リハビリも始まる。今日はバーを使って歩く練習。
今、何が痛いって腰!担当の理学療法士さん(若くて可愛い女性)
腰痛になりやすい腰の反り方だそう。
腹筋を鍛えれば良いんですって。
痛みを我慢しながらの長年の癖、子どもの頃は姿勢が悪い、猫背と
言われてきて、それを意識するがあまり、腰を反らせお尻を出す
歩き方になって来たように思う。
今は無理に姿勢を正そうとしなくていいと言われた。下手に正そうと
すると腰が反ることになり、それが太股の脇に電流が流れるかの
ように痛みが走る。そのうち、痛みが走ると腰が反ってるなと
意識するようになってきた。
11月27日(土)
血圧は100前後。リハビリに行くと、顔色が悪いけれど大丈夫ですか?
と聞かれたが、何時もこんな感じなので大丈夫ですと答える。
手術の際の気持ち悪さに比べたら屁でもないわ!色んな痛みを経験
するにつれ痛みに強くなっていくのだと思うわ。我慢強いって
言われるけれど、あれに比べたら…で怖いものなしになって行く。
今日は友達が見舞いに来てくれた。何かいる物は?にチョコレート
と答えた私。甘いものが食べたくて、食事の時の煮豆が嬉しいのよ。
その他にも色々と差入れをしてくれて、久しぶりに食べたスイーツの
美味しいこと♪脂の乗った鯖の塩焼きなどが出て、不味くないけれど
さっぱりとした、少し甘めの胡麻和えなども嬉しい。
午後からのリハビリは足が上がらず少々不安になるが、今の段階では
上出来だそうです。
いよいよこの日がやって来た。
私の性格上、あれこれ考えたってしょうがない。
なる様になる!で、もうまな板の鯉状態。
手術時間も決まり、もう引き返せない。
病衣に着替え、自分では切ることが出来ない右足の爪を
看護師さんに切って貰う。
リハビリ担当の理学療法士さんが股関節の状態となどを
確認する。今の状態で杖なしでどの程度歩けるかなど…。
術後は車椅子使用となるので、その練習もするが、何たって
12年前に1ヶ月以上使用した経験から「問題なし」のお墨付き。
夕食後はすることもなく、テレビを見て過ごす。
個室なのでイヤフォンを使うことなし。
今夜は寝られるかしら?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/68/7453618c5abe532939627d15211a785d.jpg)
11月24日(水)
朝から大忙しい!
7時から水分も規制されるので手術まで時間を持て余すかな?
の心配は無用でした。手術着に着替えると点滴が始まった。
そうそう、今は新生児のように、左手首に名前が書かれた
腕輪を付けられて、退院するまで付けていました。
ストレッチャーに乗せられて手術室に向かう。
腰椎麻酔、今回の手術でなんと6回目です。
まず痛みどめの注射を打ち、その後麻酔の注射となります。
かと言って全く痛みを感じないか?と言うとそうでもない。
「触られているのわかりますか?」と何度か確認。
麻酔が効いてないのに切られたら…と無用な心配をしてみたり。
麻酔が効いていることを確認後、手術が始まった。
今回の手術は音楽を聞かせて貰うことにした。用意したのは
小田和正と福山雅治。ヘッドフォンにするか室内全体に
流れるようにするかを聞かれ、手術中の音を遮断するためなら
ヘッドフォンだけど、担当の看護師さんも楽しみにしてたしなと
室内に流れるようにして貰った。今まで流れていたクラッシック
から福山雅治の歌声が流れる中、手術は始まった。
頭の向こう側からかすかに聞こえる福山・・・、うん?!
優雅に聞いている場合じゃない、ベッドに横になっていることが
苦痛なほど気持ちが悪くなる、血圧がどんどん下がっている(らしい)。
「血圧40、脈測れません」生あくびが止まらない。
「○○(多分昇圧剤?)追加!」の指示が何度か飛ぶ。
そうこうしている間も手術は確実に進み、私の容態も安定し
『あ~、切ってる音がする。やっぱりヘッドフォンじゃなきゃ
意味なかったよなぁ』など思いながら小田和正の自己ベストを
聞いている。手術が終わり病室に戻る。腰椎麻酔なのだが意識は
朦朧としているので、そこからの記憶があまりない。
血圧低下の原因は輸血が流れなかったようで、母が言うには
輸血の管をそっくりを替えたそうだ。血圧が極端に低くなったため
流れにくい状態になっていた自己血による輸血パック、病室で
2パック使用…ってことは、殆ど手術中には使われなかったのね。
母は8時過ぎに帰って行った。完全看護なので付き添いが出来ない。
夜は痛みとの闘い。
血管が細く腕では点滴の針を刺すところが見つからないので
両手の甲、そして左足に点滴。背中には痛み止めの管が入って
いるが痛いもんは痛い。痛みに関しては我慢しないことにした。
我慢するだけ我慢してからでは痛みどめが効きにくいことを
学習したから。
痛み止めが切れたらまた注射をしてもらう。そうすると、少し
ウトウトすることが出来た。で、切れたら痛みで目が覚める。
そしたらまた痛みどめ・・・、で、何とか乗り切り朝になった。
11月25日(木)
血圧は100-60台で安定。
私の場合、起立性低血圧気味(30代後半の頃、そのように診断され
血圧を上げる薬を処方された)なので血圧はベッドに横になって測る。
朝から普通食がでるが食べられないので、次からお粥にして貰った。
車椅子に乗ってトイレに行く練習もした。明日の朝、様子を見て
おしっこの管も外れるとこのと。
12年前の手術の際は3週間寝たきりだったのでこの差にビックリ!
ベッドに横になっていると何か漏れているような、何かが出た
感じが何度かする。おしっこの管が外れているのかな?とも思うが
で違う。何だろうって思ってたら…生理が始まってしまいました。
予定外、不順ではあったけれど貧血なのに出るなよ!ですよ。
朝を待たずに管を外して貰い、担当の看護師さんにベッド回りを
そっくり代えて貰う。予定外なので準備もなく、その看護師さんが
私用のものを提供してくれた。何から何まですみません。
11月26日(金)
今朝起きてトイレに行こうとしたらクラクラする、気持ちが悪い。
またベッドに戻り、血圧を測って貰ったら80台まで下がっていた。
その後は90~100の間で安定。
リハビリも始まる。今日はバーを使って歩く練習。
今、何が痛いって腰!担当の理学療法士さん(若くて可愛い女性)
腰痛になりやすい腰の反り方だそう。
腹筋を鍛えれば良いんですって。
痛みを我慢しながらの長年の癖、子どもの頃は姿勢が悪い、猫背と
言われてきて、それを意識するがあまり、腰を反らせお尻を出す
歩き方になって来たように思う。
今は無理に姿勢を正そうとしなくていいと言われた。下手に正そうと
すると腰が反ることになり、それが太股の脇に電流が流れるかの
ように痛みが走る。そのうち、痛みが走ると腰が反ってるなと
意識するようになってきた。
11月27日(土)
血圧は100前後。リハビリに行くと、顔色が悪いけれど大丈夫ですか?
と聞かれたが、何時もこんな感じなので大丈夫ですと答える。
手術の際の気持ち悪さに比べたら屁でもないわ!色んな痛みを経験
するにつれ痛みに強くなっていくのだと思うわ。我慢強いって
言われるけれど、あれに比べたら…で怖いものなしになって行く。
今日は友達が見舞いに来てくれた。何かいる物は?にチョコレート
と答えた私。甘いものが食べたくて、食事の時の煮豆が嬉しいのよ。
その他にも色々と差入れをしてくれて、久しぶりに食べたスイーツの
美味しいこと♪脂の乗った鯖の塩焼きなどが出て、不味くないけれど
さっぱりとした、少し甘めの胡麻和えなども嬉しい。
午後からのリハビリは足が上がらず少々不安になるが、今の段階では
上出来だそうです。