4月18日撮影 安世院
今、一番たくさん咲いているのが「キンポウゲ」ですが、この日はヤブキリ日和。
花のひとつひとつにヤブキリの赤ちゃんが乗っていました。
こちらは「シラー・カンパニュラータ」。キジカクシ科 ツリガネズイセン属。
青い花はスパニッシュ・ブルーベルという品種、ピンクの花も一緒に咲いて明るい雰囲気です。
キンポウゲをもう1枚。
ほとんどのヤブキリは乗ったままぴくりとも動きませんでしたが、このヤブキリさんはしべを抱え込んでむしゃむしゃ食べています。
キョウチクトウ科チョウジソウ属の「チョウジソウ(丁字草)」。
花を横から見ても丁の字には見えません、、、、。
「ウラシマソウの実」と書かれた札が立っていたので、覗いてみたら、確かにウラシマソウの苞(仏炎苞)が見えます。
実は秋に生っていたのでしょう。
↑はウラシマソウの葉。仏炎苞は下に隠れています。
10年前に同じ場所で撮った時の記事を見たら、この時は「ムサシアブミ(武蔵鐙)」と書いています。
「ムサシアブミ」も、ウラシマソウと同じサトイモ科テンナンショウ属ですが、仏炎苞から伸びている紐状の付属体はウラシマソウの特徴。
過去の記事を訂正したいと思います。
隠れているので、その存在を忘れていましたが、きっと人知れず、毎年、咲いていたのでしょうね。
植物の生命力にはいつも驚かされます。
OM-D E-M10 MarkⅡ+ M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm