4月27日撮影 清華園
モクレン科の「カラタネオガタマ(唐種招霊)」が咲き始めました。
別名はトウオガタマ。中国南部が原産で江戸時代に渡来。
霊を招く木ということで神社に植えられることが多いそうです。
中国名は「含笑花(ガンシュウゲ)」。
花が全開せず含み笑いのような表情に見えるからとのこと。なるほどです。
一番の特徴は強い芳香。
目を引くような派手な花ではありませんが、甘い香りで気付きます。
バナナの香りと言われますが、私は香り付きの洗剤、柔軟剤を連想します。
人工的に感じられるぐらい強く匂うということです。
木の上の方の花。めしべが長く伸びていました。
花の後に実が出来るそうですが、
花が散って香りが消えた途端に存在を忘れ、いまだ見たことがありません。
今年は気を付けて見てみます。忘れなかったら。
OM-D E-M10 MarkⅡ+ M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm