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日本大噴火危ない47火山

2013-05-19 16:35:52 | レポート2
東日本大震災の影響で大きな噴火が起きる恐れがある…。大規模な火山災害への備えを検討してきた内閣府の有識者会議が16日、国や自治体が取るべき対策について提言をまとめた。広域避難体制の整備などを早急に進めるよう求めたが、目下、関東で気になるのは、駅伝でおなじみ、神奈川県箱根町の箱根山だ。今年に入って火山性活動が激増するなど不気味さを増している。

 国が火山防災の強化を急ぐ背景には、先の大震災で大規模噴火が誘発されることへの警戒感がある。世界で20世紀以降に起きた計5回のマグニチュード(M)9級の巨大地震では、その後に例外なく周辺で大噴火が起きているからだ。

 日本でも9世紀に東北地方で貞観(じょうがん)地震(M8・4)が起きた後、鳥海山(秋田・山形)の噴火や十和田(青森・秋田)の大規模噴火が発生。大震災以降は列島の地殻活動が活発化し、浅間山(群馬・長野)や箱根山(神奈川)など20火山で地震の増加が観測された。

 その箱根山では今年に入って気になる兆候が観測された。1月中旬から3月初旬まで、火山性地震が1650回以上発生し、山もわずかに膨張。「噴火するのでは」と地元も騒然とした。

 その後、地殻変動は収まり、自治体や気象庁などで構成する「箱根火山対策連絡会議」もマグマの上昇する様子がみられないとし、沈静化したが、いまも不安感は収まっていない。

 有識者会議では今後、数十年は富士山など日本の47火山の活動が活発化する可能性を指摘している。早急な対応が不可欠だ。
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