宇宙船シャングリラ 【もう一つの日本神話】

日本人青年が趣味で、東側諸国の関連の情報を取り上げる。

「ダライラマ詐欺」に引っかかるピュアなネット人権屋さん達。

2011年12月20日 23時49分35秒 | 西蔵地方(チベット)

CIAの力でチベット仏教ゲルク派代表に成れた、ダライラマ14世(自称菩薩の生まれ変わり)が、
平和主義者だという誤解と偏向報道が相変わらずマスコミで流される。
このマスコミの偏向報道は、我が国日本の情報閉鎖ぶりを象徴する。



もちろん中共によるチベット人の人権侵害が無かった訳では無い。
しかし憎しみを呼び覚ます、反中運動ではチベット人達も救われないのだ。
「中共=中国」と考えるのも誤りで、スターリン主義的共産主義が悪いのであって、
中国人をひとくくりに悪いと言うのは間違いだ。
そしてパレスチナでもユーゴスラビアでも、目を覆いたくなるような悲劇や惨劇は沢山起きたのだ。




そしてダライラマ氏の嘘を見抜くには、「人情」のフィルターを外してチベットを見る必要がある。
アメリカでもニューエイジの影響で神秘主義の視点からチベットを見ている人が多く、
これが混乱の元でもある。
彼はチベット仏教の「最高指導者」では無い。
ゲルク派の指導者ではあるが、チベット人全員の尊敬の対象では無いのだ。


「真実」という言葉を今のネット市民はたやすく使うが、
真理は1つでも、視点によって、解釈によって大きく見え方は変わる。
答えが1つだと考えるのが誤りの元だ。




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①チベット仏教の最高指導者
 「チベット仏教の最高指導者」というのは
誰が決めたのでしょうか?どうやって決めたのでしょうか?誰か分かる人いますか?ダライラマを決める方法はありますが、歴史上チベット仏教の最高指導者を語った人はダライラマ以外にはいないでしょう。
同時にチベットが「国家」の構成要件を満たし、チベット亡命政府が政府としての対象になりえるのか?という問題に解答できる人はいますか?
私は、回答できます。






「ダライラマはゲルク派の最高指導者で、チベット亡命政府を自称する組織の最高指導者である」
という回答はできます。
実際、ダライ事務所自身もチベット仏教最高指導者とは自称していないので、ご注意を
実は「最高指導者」という規定はありません。
では、どうして最高指導者と呼ばれるのか?という問題ですが、簡単にいえば「自称」です。
簡単にいえば、チベット仏教というのは大きく4種類ありますが、ダライラマはゲルク派です
 





誤解を恐れる必要性がありますが、現在の中国当局もチベット仏教で問題視しているのは、このゲルク派のみですw
 中国当局とゲルク派の政治闘争のロビー活動が多くの人がチベットの実情と見ているような話です。
温厚なチベット人もダライラマ亡命政府の権限を認めない部族も存在します。
チベット民族・チベット人がチベット地域以外にも数多く存在し、ブータンという国では民族多数派を占め、ブータンではチベット民族が多数派になって民族浄化をしている、なんてのはブータン政府が認めないし、中国当局以上の「報道の自由」の無さでほとんど知られていないだけの話です。
ブータン難民問題はチベット民族のせいである、とまでいえるだろう。
参考サイト:国際保険通信 「ブータンの南部問題」でも出る。
ついでに、ブータンの国教は一般的にはチベット仏教のカギュ派です。
ブータンではチベット民族が8割ですが、ゲルク派は少ないので、ダライラマを知らない人もかなりいますが、それでもチベット仏教の最高指導者扱いですもんねw

 チベット仏教でも比較的歴史の古いカギュ(カーギャ)は在家仏教ですから僧侶のような服装もしませんし、表立って中国当局と喧騒する必要性もないこともあって、特段闘争情報はありません。







 同時に、まるで中国当局が寺院の復活を認めていないような指摘をするサイトがありますが、
カギャ派の寺院は数多く復興しております。
黒帽(シャナク)派 総本山 - ツルプ寺
赤帽(シャマル)派 総本山 - ヤンパチェン寺
ツェルパ・カギュ派 総本山 - ツェルグンダン寺
ディクン・カギュ派 総本山 -ディグンティ寺 これらの寺院は文化大革命で大弾圧を受けましたが、それぞれ復興に向かっています。
決して、中国当局はトゥナン寺院だけしか認めていない・・・ではなく、チベット仏教の寺院は復興を遂げています。
もっとも、ラサを本拠地にするサキャ、ゲルク派の都会派チベット仏教は中国当局の弾圧を受けていますが、
間違ってもチベット仏教の寺院がトゥナン寺院だけしか認められていないわけではありませんw
簡単に”ダライラマ=チベット仏教の最高指導者”という表現をしていますが、その実態は
特定仏教宗派の最高指導者が日本仏教の最高指導者と自称しているだけとも言えます。
少なくとも、ゲルク派の最高指導者ではありますが・・・・






②ニューデリーの病院で行われた胆石除去
 


冥王星も胆石を患ったことがあるのだが、一般的に男性高齢者の胆石は、食生活が原因である。
若年性の胆石は、日本おいては最近、胆石患者が急激に増え始めている。特に高齢者の胆石の所持者が多く、性別で見ると、女性の方が胆石所持の割合が多い。原因として女性ホルモンのバランスが崩れることによって、胆石が出来やすいとされている。また、糖尿病患者や肥満体質の人にも出来やすいとされる。日本は昔から、穀物や野菜、大豆類を主食としていたため、胆石所持者は少なく、胆石症の人は極少数だった。だが、第二次世界大戦後、胆石患者数が大幅に増えはじめ、無症状胆石の人も多くなり始めた。その要因として、魚から肉を主体とした食事の欧米化が最大の原因と言われている。アメリカでは元々、日本に比べて、胆石症の患者が多いことで知られている。ほかの原因として、アルコールの大量摂取や疲労によるものもある。引用はウィキペディアより
 よく多忙な人は胆石になるというが、あれは血尿になる人の話で、胆石と過労の関係性は医学的には薄いと言われている。
同時に表現は悪いがチベット仏教にかかわらず、仏教徒は粗食であり、まず胆石になることはない。
タイ・ミャンマーの破戒僧ならば胆石などは聞いたことがあるが、高僧と呼ばれるレベルの僧侶で胆石とはどういう食生活をしているのだろうか?
悪意的に解釈すれば、相当なものだが、ダライの年齢からして、胆石の原因は他にもあるかもしれないと好意的に解釈しておこうw
 補足するが、胆石は小さいうちは切開しないですむ。急激に大きくなったのか?医療検査を怠ったのか?よく分からないが、変な話である。
チベットという地域の最高指導者という人間の健康管理にしても切開するまで放置するとは・・・


③「チベット問題を考える議員連盟」(代表・枝野幸男民主党衆院議員)メンバーと会談する予定
その議連のメンバーがよく分からない上に、ほとんど落選されているようだが・・・・
牧野聖修・五十嵐文彦・小西理・宇佐美登(落選)
落選されるのは仕方ないにしても、具体的に何をしてるのかな?と調べたのだが、何かしたわけでもないいわゆる組織だけの部類だったようで・・・




④中国側から抗議を受けており、今回も中国側を刺激するものとみられる。
抗議する中国当局の姿勢も問題だが、そもそもダライラマと会って何の話をするのでしょうか?
話し合った内容さえ不明でダライ事務所も声明を出してるわけでもない秘密協定ですか?
議連さんは行政ではなく立法の方なのですから、その部分は弁えて行動してください。
⑤福岡県仏教連合会が設立35周年を記念して招いたもの
気軽な方で・・・・・チベット国内の問題は放置してインド亡命して口だけ出す。
セレブよろしくゲルク派の最高指導者でしかないダライはまるでラマ最高指導者扱い。
日本の仏教会も権威主義なのでしょうか?w
⑥チベット問題をめぐるダライ・ラマの特使と中国側代表による対話について、今月末に北京で開催されるとの見通しを明らかにした。
いつも思うことですが、ダライラマという人間はいつも外交最前線に立とうとしない人なんですよね?
その傾向は、中国当局も列席する場所ではほとんど言えることだったりします。
実際、中国が会場のケースならば警戒しても仕方ないでしょうが、中国が会場ではなくても、彼は特使を派遣して自分で外交現場に出ない。
しかし、セレブの法則というか、形式だけの訪問の場所ではダライの足は軽い。
政治家ではなく僧侶なので仕方ないのでしょうか?w

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で、これがニュースになる価値がどれほどあるんでしょうか?
一番の問題点はここです。
ダライラマは”チベット”の最高指導者ではありませんし、”チベット仏教”の最高指導者でもありません。自称でしかありません。
一方、領土問題を抱えているカンボジア・タイなどの最高指導者が来訪する時に、新聞はここまで騒ぐでしょうか?w
逆説的に言えば、カンボジア・タイの”本当”の最高指導者が来ても報道しないでしょう。
こういうのを偏向報道という余地があるのは、言うまでもありません。
もっとも、価値観的偏向性は誰にでもありますが、中立性・公平性という意味では、問題があるのは明白ですが、世間は問題視することがないのでスルーするというのが現実です。

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