宇宙船シャングリラ 【もう一つの日本神話】

日本人青年が趣味で、東側諸国の関連の情報を取り上げる。

日本併合という妄想に憑依された中国恐怖病者達。  パラノイア的な脅威論。

2012年01月03日 15時33分44秒 | 中華民国(台湾)






未だに「中国は軍事力で日本を併合する」などと言う妄想に憑依された右派ブロガーが多いこと。
全くあきれます。
どうやって自衛隊が有る日本に侵攻するのでしょうか?
そして日本国民は何もしないで座して死を待つ?



タイ王国も中華民国(台湾)政府も中国に接近して、経済的に結びつきが深まっている。
ASEAN諸国でも華人華僑の経済的な地位の向上もめまぐるしい。
中国軍部が全く、覇権的で無いとは言わない。
しかし尖閣諸島は台湾(中華民国)だって自国領土だと言っているし、
ベトナムとの南シナ海の領海問題だって清帝国の頃の資料を持ち出して一応、根拠としています。



沖縄が中国領土だった頃は歴史上有りません。
つまり中国政府が理由を見つけて沖縄に進攻するのは不可能です。
チベット(西藏)やウイグル(新疆維吾爾)だって、大清帝国の時代に中華圏に成ったから
中共派は侵攻したのであり、一方的な侵略だったというのは当てこすりです。

(中華民國台湾だって西藏地方・新疆省を自国領土だと主張



勿論、チベットやウイグルで共産党軍が全く人権侵害を行わなかった訳では無いし、
民族浄化を過去にやったのも事実です。
私は断じて中共支持者では無い。





しかしシナフォビアはもはや「偏執」の領域に達している。
そして「中国の脅威」を訴える人々の中には中国の悪口を言って経済的な利益を得ている場合も有る。


自衛隊があって、山脈が多く、人口が一億も居る日本列島をどうやって、
人民解放軍が武力だけで制圧するのでしょうか?
漫画やアニメじゃあるまいし。


軍事的な中国脅威論を訴える人は、
「政府が国内の不満から目をそらすために反日を煽っている」
「中国は現在も中華思想のまま」


などという根拠不明な中国理論を展開されてますが、
誰がそれを決めたのですか?
誰が最初に言ったのでしょうか?
中国単一で軍事行動を起こしたら、確実に世界中から非難が殺到して、
国連常任理事国から追放されます。
経済重視の現中国が無意味な戦争などするはずが無いです。
(というか現実的に不可能です)




現中国は日本製品や日本の技術力への憧れが強いです。
大きな市場がそこに有ります。
未成熟で技術力がソ連邦並みの中国社会は日本の技術を求めています。




もちろん言うべきことは我が国も言うべきですが、
基本的には日中協力が一番現実的でしょう。
もっとも脳内に引きこもるのが好きな反中ブロガーは「中国政府は嘘つきだから信じられない」といった感情論で拒絶するでしょうが。
(国家政府は基本的にどこも嘘つきです。)


少なくとも中華民國は大陸に接近して事実上の経済同盟国に成りましたが・・・、
ASEAN諸国やオセアニア諸国も華人経済が台頭しているのですが。


昨今の我が国日本は、隣国への恨みと憎しみから冷静に物事を考える力が失われていると
思いませんか?
強すぎる愛国主義(というか反中精神主義)が一種の霊と成って、
一種の「信仰」に発展している気がするのですが。


別に私は中国政府に肩入れするつもりは有りませんが、
憎しみや悪口では人生も社会も変わりませんよ?













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