【占星術の歴史】
《西洋占星術》
紀元前 古代バビロニアで生まれた。
古代バビロニア帝国アッカド王サルゴン1世の円筒印章
が記録に残る古いものです。
バビロニア 今のイラクは
砂漠の大地です。日本では見たこともないような夜空いっぱいの
星が今にも降ってきそうな国です。
古代の人は星をみてその不思議な動きに注目したのです。
カルディア人によるカルディア王国に引き継がれ
そしてシュメール人に引き継がれていきます。
60進法、1ダース、12星座が生み出され
天文学、医学、薬学、数学、言語学、政治経済、建築学も発達
しました。
12星座では今と違ってからす座、わし座、小鳥座、日雇人座など
がありました。
シュメールからはペルシア、マケドニア、ギリシア、ローマへの流れと
ジプシーによる南アジアへの流れに分かれていきます。
南アジアへの流れは密教占星術、宿曜道へと流れていきます。
西洋占星術は天を主体にした占いです。
《東洋占星術》
古代中国で生まれました。
中国は自然に恵まれ四季もあります。
自然の不思議を考えた哲学でもあります。
天と地の間に人は生きるということ。
陰陽五行の考え方です。
勿論、四柱推命、易、などこの考えを基本にしたものです。
《日本の占星術》
やがて西洋、東洋のふたつの占星術は日本に断片的に入ってきたのです。
日本ではいろいろな占星術がありますが、九星気学のように
日本で生まれたものもあります。
いずれの占星術でも占いを行う上で一番大切なことは
無の状態になって行うことだと思います。