貧乏人魂

他人のことをうらやましく思ってもしょうがない。
身の丈にあった生活が一番ですやん。

やりきれない

2010-05-26 01:36:59 | 

おじいさん、おばあさんのように長生きし、
『やり残したことがない』
『いい人生だった』ということであれば、
家族も諦めもつくとは思いますが、
小さな子供だと、そういう訳にはいかない。


近所の子供が病気で亡くなった。
まだ7歳にもなっていない。
この4月から、小学校に入学したが、
入学式にも、学校にも行けなかった。


お通夜、お葬式で、その子供の顔を見ると涙がとまらない。

少し口を開いたまま、冷たくなった姿を見ていると、
いろいろなことを想像してしまう。


何かを話したかったんじゃないか?

「お父さん」
「お母さん」
「お兄ちゃん」
「お姉ちゃん」
「おじいちゃん」
「おばあちゃん」
「学校に行きたかった」
「友達と遊びたかった」
「勉強したかった」
「もっと生きたかった」
「みんなと、もっといっしょにいたかった」

 ・・・

その子が、発したかった言葉とおかれていた状況を考えると、
やりきれない。

まだまだ楽しいこと、
おもしろいこと、
嬉しいこと、
経験してほしいことが、たくさんあったんじゃないかと思う。


最後に感じたことが、『つらいこと』と『悲しいこと』というのは、
つらすぎる・・・。




コメント (2)
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