横浜元町・平塚のドイツ健康靴とMBT専門店 赤い靴のブログ

疲れない靴・ドイツのコンフォートシューズ(健康靴)やMBT等のウォーキングシューズの販売、インソール製作をしています。

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変形性股関節症のちょっと例外ケース

2020年01月07日 | ドイツ足の健康館 お知らせ
こんにちは、足に良い靴・疲れない靴・健康靴の専門店「横浜元町のドイツ足の健康館 赤い靴」です!

昨日ラスカ平塚で変形性股関節症をお持ちの方の接客をさせていただきました。
股関節関節症の場合、股関節の動かせる範囲が少なくなり、しゃがんだりが難しくなるケースが多いのですが、この方は股関節の可動域をチェックすると、わりと支障なく動かすことができます。

また変形性股関節症の方は、関節面が摩耗することと、股関節回りの筋拘縮により脚の長さが機能的に短くなってしまうことが多いのですが、この方は逆の健康な脚側が短くなっています。

つまり通常の、というと少しおかしいですが、一般的な変形性股関節症のトラブルからちょっと外れたケースです。

変形性股関節症の方の靴の改造やインソールの作製はたくさんやってきましたが、
実はこのケースが結構あるんですよね。

しっかり股関節を動かせるので、軽度と言えば軽度なんですが、歩き方は左右で偏っていて股関節の状態よりも悪くみえます。実際歩くとかなり疲れてしまうようです。

この方はとても靭帯が柔らかく、もともと各関節がグニャグニャしています。少なからずこうした身体の特徴が影響しているように思えました。
また股関節のトラブルを抱えるとお尻の横の筋肉、中臀筋と言われる、片足立ちをしても骨盤を水平に保つ筋肉が弱くなることが多いのですが、やはり片足立ちがしにくくなっており、左右に揺れてしまっているようです。

今回の脚の長さの差は、軟骨のすり減り、というよりは腰方形筋の筋膜が硬くなっていることで起きていると推察されましたが、まずは左右のばらつきを抑えて長く歩けるように、ドイツの健康靴フィンコンフォートに、脚長差の補正と中臀筋のサポートするような調整を入れました。

関節摩耗以外の脚長差は、本来は自分でストレッチなりすることで直していくのが本筋です。ですが、疲れや痛みで長く歩けない場合には、思い切って脚長差入れて歩行時のバラつきを抑え、まずは痛みが出ない状況で活動してもらうこと優先しています。歩くときに痛みがあると、外にでることも嫌になってしまいますからね。もちろん、その人その人の状況によって私たちの対応も変わりますが、今回はまずはそれで様子を見てもらうことにしました。調子が良くなったら少し体幹の筋力をつけるような靴をご提案できればと思っています。

調整が具合良かったようで、お持ち込みの靴にも調整をさせていただきました。
少しでも長く歩けるようになってもらえると嬉しいですね。



▲フィンコンフォート


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