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トリドリの日記

2月ぼくタン

2014-02-02 21:15:13 | ぼくタン
ぼくタンのエピソード。

ある日、いつものように実家に行くと、ぼくタンの呼吸が早くて、明らかにおかしい。
昨日の夜からだという。しかし、こんな状態なのに散歩に行きたいと。
…でもやっぱりおかしい。

急いで病院に行くと肺水腫だと言う。酸素室に即入院。危ない状態で最悪のこともあると言う。
こんなになるまでほっておいたことを悔やむ。
毎日、お見舞いに行った。

食欲はないが、なんとか危機は脱したと医者。
3日後退院。しかしぐったりしてチカラはない。うううう。泣きそうになる。

ぼくタンは冷たいお水が大好きなので、実家では母が氷水を用意して待機。
そして着いた途端、口にしたのはお水ではなく、おやつ。
初めてガツガツするぼくタンを見た。
普段は手からしかご飯を食べない。しかも、1個ずつ。
ぐったりしていたのは、お腹が空いていただけだった。
病院のご飯はどろっとした消化の良いもの。
でも、ぼくタンは食べたことがないので、口にしなかったようだ。

あと数日入院していたら、餓死するところだった。
そこまで食べないガンコなぼくタン。
お前は武士か!
アホめ~!おどかすなよ!!

2月です。気持ちを切り替えに、まずは銭湯に行ってきます!


2014-02-02 11:31:43 | 日常
母の主治医から、もう最後の治療法しかないと言われた。これがダメになったら、もう自然に任せるしかないと。
母は元気になってきたのに、病気は進行していた。
話を冷静に聞くふりをしていたが、握りこぶしにチカラが入る。

家で声をあげて泣いた。
いつかは誰もが通る道。
だけど、私は臆病でズルい。
今のままでいてほしい。あわよくば、10年前に戻りたい。
母もぼくタンも元気だった頃に。

母は貧乏な家庭の長女として産まれた。
小学生で奉公に出されて、いじめられたと聞いたことがある。
本当は頭が良くって上の学校に行けたのに…と母の兄弟から聞いたことがある。
子供第一で生きてきた。
母は幸せだったのだろうか。
幸せなのだろうか。

私は何ができるだろう。
母に。父に。そして自分に。

母はどう思っているだろう。