2日目はまず、鳥取砂丘。
この日の前日に、鳥取が全国の最高気温を記録したとのことで、とにかく暑い。
そこらじゅうに熱中症注意を促す幟が立っていて、飲み物と日傘を握りしめていざ砂丘へ。
せっかく来たのだから、と名所である馬の背に向かって歩く。
ところが歩けども步けども、いっこうに近くならない。
見渡す限り砂の丘で遠近感が狂う。
馬の背はすぐ近くに見えるのに、そこに立つ人は豆粒のようだ。
海辺ということもあってかなり風が強く、日傘はあまり役に立たなかった。
ついでに風に巻き上げられた砂が素肌を打つので地味に痛い。
おそらくこの場において正解なのは、服やストールなどで頭や肌を覆うこと。
次回行く時には備えたい。
何とか目的地に辿り着き、日本海を拝んで帰ってきた。
海に触ってみたいとも思ったが、思いのほか海までの勾配が急だったので諦めることにした。
車に戻る前にビジターセンターで涼んでいると、風紋ができる実験を見せていただけるとのことで席を案内された。
風紋というのは、乾いた砂の上に強い風が吹くとできる模様のこと。
砂の入った機械に人工的に風を送って風紋を作り出す。
担当の方はそれはそれは話好きで、お客は私と連れの2人しかないのに、ひたすらに喋り倒した。
実験は面白かったし、流れるようなトークも圧巻で大変良い勉強になった。
ただし、時間に制限がある場合は、注意が必要かもしれないが…。
山陰旅行その3。へ続く。
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