3月31日(日)→
いきなり暗い話から始まりますが・・。
上の娘が小学校4年生の時から一人で子育てをし、早いもので、あれから25年になろうとしています。
波乱万丈・・とは、私のために、なんて思ったりもして・・。
でも、有難いことに、知り合った沢山の方々にサポートして頂き、程なく商売も成功し、子供も無事に育て上げることが出来ました。
そして24年前に、お客様に教えて頂いたホテルが “富士山温泉 ホテル鐘山苑”。
山梨県富士吉田市、河口湖と山中湖の真ん中くらいの場所にそのホテルはあります。
当時、私は、上高地、軽井沢、日光、房総等々、往路300キロくらいまでなら、車で何処へでも、子供たちを旅行に連れて行っていました。
普段仕事仕事でかまってあげられない分、子供たちへのせめてものお詫び、思い出作りでしたのでね~~。
お奨め頂いた鐘山苑は、富士山大好き人間の私には、絶景の立地、そして、行ってみたら、和風で落ち着いていて、おもてなしも最高でした。
それ以来、度々利用させて頂いておりますが、今ではホテルも大きくなり、色々な施設も増えてとてもゴージャスなホテルです。
でも、変わらない気配りがそこにあり・・。
お部屋、通路、エントランス等々、毎日、450ヶ所もの場所に大小の花を活け、心を癒してくれている。
お部屋は、“お任せ”だったのに、きっと小さな子供がいる事への気遣いでしょう・・。
1階の深山亭という、広い和室に談話室、書斎のあるお部屋を用意してくれていて、これって『お任せ・・』ですか?くらい、感激でした。
庭の散策、池の鯉、金と銀との鯉が泳いでいて、きっと良い事あるかもね~・・?なんて
チェックインして、一息着いたあとは、大きな庭園を散策しながらお茶室に出向き、抹茶を振る舞って頂きます。
川の清流を聞きながら、なんとも心穏やかな時が始まる瞬間です。
食事は夜は食事処の個室で気兼ねなく。朝はバイキングでしたが、食べきれない種類・・。
夜は、ロビーの浮き舞台で、スタッフによる『霊峰太鼓』が披露され・・。
魂をゆさぶられるような、その強く激しい和太鼓の音と、演じるスタッフさんの勇敢な表情は、心に焼き付きます。
お風呂は、宿泊した日は、【大浴場・赤富士】で、そして翌朝は【元湯大浴場】という岩風呂へ、それぞれの露天風呂も楽しみながら、ゆっくり浸かった。
翌朝は、十階屋上に新設されたという、【露天風呂・富士山】へも入ってみました・・。
解放感があって心身ともに寛げ、又、最上の眺望でした。
生憎な事に、昨日も今日の雨天曇天で、富士山は拝めなかったのが、残念でしたが・・。
晴れていたら・・(^。^)y-.。o○。
婿さんが、出張先の沖縄からの直行で、夕飯時にホテルで合流予定に間に合わず、時間もかなり押してしまったのですが、仲居さん、嫌な顔一つせず接客して下さり・・。
お礼にと、わずかな心付けを差し上げた。
ところが、翌日のチェックアウト時に、それが、お礼の言葉が添えられて図書券となって、ホテル側のお気持ち分が返って来たではありませんか・・・。
こちらの折角の気持ちを、気持ちよく受け取ってくれた上で、逆にこちらの気持ちへのお礼・・。
何とも気持ちよく、このホテルの方針に敬服しました。
婿さんを待っている間のほんの束の間でしたが、仲居さんとも会話が生まれ、共鳴したり、励まされもしました。
こんな事も、良い思い出になっちゃうんですよね~~・・。
繁盛するホテルは、静も動も・・、全てが違いますね・・。
習得すべきものが沢山ありました。
皆さんも、是非、『富士山温泉 ホテル鐘山苑』、行ってみて下さいね~~・・。
25年間の間に、景気もすっかり変わってしまい、毎日不況との戦いの中で・・・。
いつしか、旅行も娘が率先して企画し、婿さんの招待でさせて頂いています。
有難い事です・・・。
でも私も・・、頑張らないと・・・。
今回、一泊二日の旅では、他に、
定番ですが、行きました