今日は、義母と義姉と一緒に紋別方面へ紅葉ドライブ
ここは旧駅逓
人力車
籠屋
数年前までは、人の手を借りなくても歩くことが出来た義母ですが
今は、誰かの支えがなければ歩くことが出来ず
特にトイレなど用を足すときは、義姉の手が必要となるため、一緒に同行してもらいました
最初に着いた場所は、紋別市にある、大山山頂展望台
本当は建物を写真に撮りたかったのですが
忘れました・・・
入館料大人1人200円
コーヒー無料サービス(セルフです)
その後向かった場所は
鴻之舞
ここは何度も訪れている場所で、何度行っても魅了されます
かつてはゴールドラッシュで賑わっていた街とは思えないほど寂れています
砂金の最初の発見場所は江差でした
その後、紋別空港から近い八十士でも砂金が発見されると
街は大騒ぎとなり、まだ近くに砂金が埋もれてるのではないかと
山師たちが砂金堀を始めたところ、ここ鴻之舞で砂金が発見され
一気にゴールドラッシュとなり、街は賑わいました
ここを住友が買い取り、大正7年12月に操業開始
住友金鉱で働く作業員たちは約4000人
鴻之舞の人口は多い時で13000人で、ほとんどが金鉱で働く作業員とその家族でした
街は6つの街で区分され、銭湯もありました
鴻之舞住民は、無料で銭湯に入ることが出来たそうで
さらに水道光熱費は無料
鴻之舞で商売をするお店は、土地代は無料で
水道光熱費の半分を住友が負担していたそうです
ここは紋鴻軌道の高架橋
この上を砂金を運ぶための鉄道が走っていたそうです
実際に走ったのは1943年から1948年と短いのですが
70年が過ぎても、このままの状態で残されているのは不思議な感じがします
ここは旧駅逓
現在は資料館として蘇っています
昔、北海道はまだ道路が開通されておらず、車が無かった時代に
馬を貸し出す場所として、道内各地に駅逓が設けられたそうです
3年前に訪れたときは
駐車場が整備されただけで、トイレは簡易トイレだったのが
今は綺麗なトイレが立っていました
この日、テレビの取材があったらしく
全国ネットで放送されると教えてもらいました
3年前に案内をしてくれた方が、再び館内を案内してくれました
今日が2度目の訪問で、今回は義姉と義母も連れてきたと話をすると
とても喜んでくれて、またきて欲しいと
映画館
唯一の娯楽施設で、鑑賞料は五円だったそうです
昭和13年に昭和天皇が、鴻之舞を訪問されたとき
この建物を見た天皇が「これは何が建つのか」と尋ねられたので
「映画館を造っている」とお答えしたところ、陛下から八百円の寄付があったそうです
そして出来たのが、この映画館だと教えてくれました
人力車
車が無かった時代、医者を乗せるために使われたと言います
籠屋
お偉いさんを乗せるために使われたそうです
行くたびに、新たな発見があるので楽しい
義姉が一番喜んでいました