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“白衣の人は医師じゃなくモデル” 健康食品をNHKが独自調査

2024-06-09 06:52:15 | ニュース
“白衣の人は医師じゃなくモデル” 健康食品をNHKが独自調査
2024年6月8日 17時40分
小林製薬のサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、いま健康食品の安全性に関心が高まっている。

一方、サプリメントや健康食品って、そもそもどれくらい健康に役立つの?などといった健康食品自体への疑問の声も上がっている。

そこで、独自調査を行ってみたところ、不適切な広告表示や、有効成分の根拠となる論文の信頼性の問題など健康食品に対する疑問点が続々と…

私たちは、サプリや健康食品とどう向き合えばいいのか。

(科学文化部 記者 島田尚朗 植田祐 絹川千晴)
健康食品ブームで増える“不適切表示”
インターネットやSNSを利用しているときに、見かける健康食品の広告。

「健康でありたい」という消費者の関心の高まりを受けて、企業は広告宣伝に力を入れているが、なかには、効果を過大にうたうなど誇大表示も多く見受けられる。

消費者庁は、健康食品の広告などの表示に虚偽・誇大表示がないかをネット上で監視し、違反する可能性があるものには改善するよう指導しているが、その件数は2022年度には804事業者810製品と、平成24年度以降最多となった。

景品表示法違反で処分を受けるものもあり、昨年度は7事業者が行政処分を受けた。

だが、それは氷山の一角にすぎないという。
WEB広告やパッケージ NHKが独自調査
 
私たちは、元消費者庁表示対策課の景品・表示調査官で、弁護士の渡辺大祐さんとともに独自調査を実施した。

調査では、複数の大手ECサイトのランキングやおすすめに表示される上位の製品の中から、メーカーや成分、形状が偏らないように40製品を選び、WEB広告やパッケージなどの表示を確認した。

以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー