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ガザ NICUの赤ちゃん“48時間の命” 悪化する子どもたちの環境

2023-10-25 06:41:45 | ニュース
NHKWEB
ガザ NICUの赤ちゃん“48時間の命” 悪化する子どもたちの環境
2023年10月25日 5時14分 イスラエル・パレスチナ
ロンドンを拠点にパレスチナの人々に医療物資の提供を行っている慈善団体の代表は、病院の発電機を動かすための燃料が届かなければ、ガザ地区にあるNICU=新生児集中治療室の赤ちゃんが48時間以内に命を落とすことになると訴えました。


慈善団体「メディカル・エイド・フォー・パレスチニアンズ」のメラニー・ワード代表は24日、NHKのインタビューに応じました。

この中で、ワード代表は「ガザ地区の6つの病院にあるNICUの保育器の中にいる赤ちゃん130人について特に懸念している。私たちは国連から、これらの病院に供給できる燃料の残りは48時間を切っていると聞いている。燃料が48時間以内に病院に届かなければ、病院の発電機は動かせず、保育器は停止し、赤ちゃんは死んでしまう」と訴えました。

また、燃料が不足して発電機を動かせないため、井戸水をくみ上げることができず支援物資も十分でないことから、飲み水が枯渇しつつあるということで、「人々は海水を飲み、ガザ地区にいる私たちのスタッフは、時には農薬で汚染された水を飲み生き延びようとしている。危険だとわかっていても他に水源がない」と状況の深刻さを訴えました。

慈善団体は24日の声明で、子どもたちは空爆で命を落としたときに身元不明になり、家族とともに埋葬されないことをおそれ、手のひらに自分の名前を書くようになっていると明らかにし、子どもたちを守るために一刻も早い停戦を呼びかけています。
5歳未満の子どもたちの間で急性の呼吸器疾患が急増
イスラエル軍がガザ地区北部の住民に退避を通告し多くの人が家を追われて厳しい生活を余儀なくされる中、とりわけ子どもたちを取り巻く環境が悪化しています。

ロイター通信が24日に配信した映像では、ガザ地区南部のハンユニスで、屋外に多くのテントが張られ、ペットボトルを使って子どもの体を洗っている様子などが確認できます。

ぜんそくの持病がある長男を含め5人の子どもを連れて避難している女性は、十分な水や清潔な服が手に入らないと話し、衛生環境の悪化や子どもたちの体調を心配しています。

女性は「テントの中は昼は太陽が照りつけて暑く、夜は寒くて、毛布も足りていません。子どもたちはせきをしたり、鼻水を出したり、夜は熱を出していて、全員体調が悪いです」と訴えていました。

そして「『戦争は十分だ、私たちには何も残っていない』と毎日泣きながら、母に言っています」と苦しい胸の内を話していました。

UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、これまでに、5歳未満の子どもたちの間で急性の呼吸器の疾患や下痢の症状が急増しているとしているほか、ハンユニスにある病院の医師も病院を訪れる患者のほとんどが胃や肺に関する症状や、発疹などを訴えていると話しています。
増え続ける子どもたちの犠牲 ガザ地区で2000人超える
 
イスラエル軍がガザ地区への空爆を続ける中、子どもなどの民間人の犠牲が増え続けています。今月7日に衝突が始まってからのガザ地区の死者は5791人に上り、このうち子どもが半数近くの2360人を占めています。

ロイター通信が南部のハンユニスで24日撮影した映像では、亡くなった娘を抱いた父親の周りに多くの人が集まり、中には子どもの足にキスをしている人もいます。

父親は「娘を手放したくない。娘を埋葬するまで、できる限り長く一緒にいたい」と嘆いていました。

このほか、多くの人が集まって建物のがれきを素手でどかして、下敷きになっている人を捜す様子も確認できます。避難している男性は「イスラエルは南部のハンユニスは安全だから行けと言ったが、安全な場所なんてどこにもない」と憤っていました。
国連WFPの担当者「状況は悪化の一途をたどるだけだ」
国連WFP=世界食糧計画で緊急事態の対応を担当しているブライアン・ランダー氏は24日、ガザ地区の人道状況について「我々がいまだかつて経験したことがないほど状況はひどい。これからの数日間は、多くの人にとって非常に悲劇的なものになるだろう」と述べました。

その上で、ガザに搬入された人道支援物資について「全く十分ではない。ガザで自由に物資を届け、スタッフが安全に活動できる保証もない。物資を必要としている人たちに届けることができておらず、状況は悪化の一途をたどるだけだ」と述べて、物資を届けるための安全の確保も大きな課題に直面しているとしています。
“生きるために海水を沸騰” 飲料水の確保も危機的
またランダー氏は「ガザ地区の人たちは1日1リットルの水で生活し、生きるために海水を沸騰させることもあると聞いている。こうした状況は許されない」として飲料水の確保も危機的な状況にあるとしています。

その上で、まずはガザ地区の人口の半分にあたるおよそ110万人に支援物資が行き渡るよう、支援の規模を拡大させていきたいとしています。

WHO=世界保健機関で中東地域の危機対応を統括するブレナン氏も、ジュネーブで行われた記者会見で現地の過酷な状況を訴えました。

ガザ地区では海水を淡水化する装置を使って飲み水などを確保していますが、ブレナン氏によりますと、燃料不足によってこの機械を使えなくなっていることが深刻な水不足に拍車をかけているということです。

ブレナン氏は、「ガザで避難している人たちは1日あたり1リットルから3リットルしかきれいな水を使えない。国際的な基準では、1人15リットルは必要だ。汚い水を飲み始めることも懸念される」と述べ、現地の衛生状態に懸念を示しました。

また、現地では風呂に入れないため、さらなる衛生状態の悪化や、感染症の流行が懸念されるということです。
病床稼働率150%も “医薬品が運搬できず”
さらに、ガザ地区最大級の医療機関である北部のシファ病院では、多くの病院が電力不足に陥り運営ができなくなる中、患者が集中して病床稼働率が150%に達しているということですが、空爆が危険で医薬品が運搬できなくなっているということです。

ブレナン氏は、人道支援物資を乗せたトラックが3日連続でガザ地区に入ったことについても「微々たるもので、大海の1滴だともいえる。私たち人道支援者の能力ではこの甚大なニーズに対処することは困難だ」と述べ、支援の大幅な拡大が必要だと訴えました。

「教育的配慮に欠ける」小学校教諭が尿で汚れたトイレの床を“素手”で

2023-10-24 06:49:30 | ニュース
「教育的配慮に欠ける」小学校教諭が尿で汚れたトイレの床を“素手”で雑巾がけさせる 熊本市教委「暴言等」に認定© テレビ熊本

熊本市の体罰等審議会は、児童に精神的苦痛を与えたとして、小学校教諭の言動を「暴言等」に認定した。熊本市教育委員会は、児童に素手でトイレ掃除をさせたことは「教育的配慮に欠ける」としている。

教諭「軽率だった」処分検討へ
10月18日の審議会では、小学校教諭1人による言動1件を暴言等に認定した。
この教諭は、県内で行われた高学年の集団宿泊教室でトイレ掃除担当の児童2人に、尿で汚れていた洋式トイレの床を素手で雑巾を使って拭き掃除させ、精神的苦痛を与えたということだ。

通常、学校のトイレ掃除では使い捨ての手袋などを使うよう指導されていて、教諭は「軽率だった。申し訳ない」と話しているという。

熊本市教育委員会の橋爪富二雄教育審議員は、「やり方を教えた上で一緒にするなら教育的配慮だが、子どもたちだけにやらせてしまったのは教育的配慮に欠ける」と説明。

熊本市教育委員会は今後、この教諭の処分を検討する。
(テレビ熊本)


韓国「消えた赤ちゃん2千人」 孤立する女性たちへの支援は

2023-10-24 06:39:19 | ニュース
NHKWEB
韓国「消えた赤ちゃん2千人」 孤立する女性たちへの支援は


出生届が出されていない子どもたちが2000人以上いるー
韓国でことし6月、政府機関の発表に大きな衝撃が走りました。「消えた赤ちゃん」と大々的に報じられ、警察や行政機関が子どもたちの所在把握を進めています。


背景には、予期せぬ妊娠や貧困などで孤立を深める女性たちの存在がありました。

(ソウル支局記者 長砂貴英)
「消えた赤ちゃん」
発端は、韓国で行政機関の業務をチェックする監査院が行った6月の発表です。
2015年から2022年までの8年間に医療機関で生まれたものの出生届が出されていない子どもが2236人に上ると明らかにしました。


韓国の制度では、医療機関で生まれた子どもに対して「臨時新生児番号」と呼ばれる数字が付与されます。

その後、親が出生届を行政機関に提出すると、赤ちゃんは国民として認知されて「住民登録番号」に切り替わり、公的サービスを受けられるようになります。これらの番号を照らし合わせたところ、今回の人数が明らかになりました。

監査院の調査の過程では、ソウル近郊のアパートで冷蔵庫に乳児2人の遺体が袋に入れられた状態で見つかる痛ましい事件も発覚しました。
警察が殺人と遺体を隠した疑いで30代の母親を逮捕。現地の報道によると、母親は「貧しくて育てられない」と警察に話しています。
さらに、ほかの地域でも行政が存在を把握しないままに死亡した乳児が山中などに遺棄されていたことも次々と明らかになりました。
韓国 プサン(釜山)で行われた山中の捜索(2023年7月)
韓国の保健福祉省は警察に捜査を依頼し、出生届が提出されていないすべての子どもについて調査に乗り出しています。
これまでにおよそ1000人の生存が確認されていて、多くは匿名で赤ちゃんを受け入れる「ベビーボックス」(日本の赤ちゃんポストに相当)などに預けられたとみられています。一方で200人余りはすでに死亡していることも判明しました。
死亡した理由は病気などが多い一方で、一部については事件性がないか警察が捜査しています。残る子どもたちの所在確認はいまも続けられています。
出生届が出されていない子どもたちを現地のメディアは「消えた赤ちゃん」と報じて、この問題を大々的に取り上げています。
予期せぬ妊娠、悲痛な叫び
韓国の大手検索サイトでシングルマザーなどと検索するとQ&Aサイトにつながります。
そこに次のような悲痛な叫びがつづられています。
予期せぬ妊娠をした女性たちの質問が集まるQ&Aサイト

「中3の15歳です。今(妊娠)8か月を超えて30週間たったと思います。両親に知られないようにシングルマザーの支援施設に入所できますか。返事をお願いします。ごめんなさい」
「(相手の男性は)普段ひどく暴行をふるうので怖くて妊娠を伝えられません。出産しても育てられる環境を整えられそうにありません。産む前から養子に出そうか考える自分がいやになります」(20代学生)
「父親である交際相手は出産に反対しています。きちんと育てられる自信もなく、生活費ももうすぐ底をつきそうです。周囲に助けてくれる人もいません。

誰か助けてください」(20代)
望まない妊娠をした女性たちがさまざまな理由で妊娠・出産を周囲に知られたくない、あるいは育てていくことができないと思いつめ、誰にも知られないまま精神的に追いつめられている様子がうかがえます。

予期せぬ妊娠で孤立した女性たちが、生まれたばかりの自分の赤ちゃんの出生届をださないまま、子どもは「消えた赤ちゃん」となり、その後、母親が「ベビーボックス」に赤ちゃんを預けるなどして手放したり、赤ちゃんが死亡した場合に遺棄したりするケースが発生しているのです。

孤立や子ども手放す背景は
女性たちが追い込まれていく背景に何があるのか。
専門家は社会的な価値観を背景にした偏見の壁と、必要な支援にたどり着けない人がいる状況を指摘します。


韓国の母子支援策に詳しい目白大学カン・ウナ(姜恩和)教授


「韓国には父系中心(家父長)的な家族規範があって、未婚の女性がひとりで子どもを育てるということへの厳しいまなざし、偏見というものがあります。
そして、必ずしも周囲に知られたくないということだけではなく、経済的に困窮している、あるいは、いわゆる社会的弱者、情報弱者で、自分に必要な情報をどこでどのように受け取れるかということがよくわからなかったり、知的なハンディキャップがあったりと様々な理由でそれができない場合に孤立してしまいます」

カン教授は、実は韓国では支援を行う施設は整えられてきたと指摘します。
母子を守るには
首都ソウルに、予期せぬ妊娠を「危機的妊娠」と位置づけてワンストップで長期間にわたり支援する施設があると聞き、訪れました。
母子支援施設エランウォン(愛蘭院)
ソウル・ソデムン(西大門)区にある住宅地の坂道を上っていくと4階建ての施設が見えてきます。
予期しない妊娠で悩んでいる女性やシングルマザーの生活、自立の支援を行っている「エランウォン(愛蘭院)」です。現在はおよそ40人の母子が入所しています。
運営にかかる費用のおよそ8割は国からの補助金があてられています。
授業や職業訓練の間は保育室に子供を預けることができる。画像は保育室の施設スタッフの様子。

特徴は、相談の受け付けから、検診や出産、育児、そして母親の自立まで長期にわたる一貫した支援体制です。入所から原則1年半は施設に住むことができます。

また出産後は、自立して安定した暮らしを目指して5年から7年ほどかけて職業訓練や資格取得の支援が受けられます。

施設内の「オルタナティブ・スクール」の授業
中学生や高校生などの「若年妊娠」の女性に対しては施設内に設けられた「オルタナティブ・スクール(韓国では代案学校と呼ぶ)」で授業を受けることもできます。母親が高校や大学に通学する場合は保育室に子供を預けることも可能で、一人ひとりに寄り添った支援です。

生後5か月の子をもつ20代の女性が取材に応じてくれました。

女性は妊娠発覚後、相手の男性が姿を消し連絡が途絶えたといいます。自身の親に相談しても「勝手にしろ」と見放され、経済的にも厳しい状況に追い込まれていったと話します。
そんな中で、ネット上のQ&Aサイトで施設の存在を初めて知りました。

女性


「支援できると言われて、まずは衣食住の心配が解決できたのですごく安心しました。そして、子どもを養子に出すつもりならば、どうするのかじっくりと考えてほしいと言われました」

女性はいま、子どもを育てながら自立を目指すようになったといいます。
「今後は子どもを育てながら自立して安定的に収入が得られる仕事を持つ、それが夢です。コンピューターと准看護師の資格取得を目指したいと思っています。
自分がそうしたいと思えば、それをサポートしてくれます。私ひとりだけでは、どうなっていたか分からなかったと思います」
母子支援施設エランウォン(愛蘭院)カン・ヨンシル(姜英実)院長
カン・ヨンシル(姜英実)院長は、しっかりとした支援の情報と見通しがわかれば、子どもを手放す以外の選択肢を選ぶ人が多くなると説明します。

母子支援施設 カン・ヨンシル(姜英実)院長


「制度とうまくつないで、妊娠の時から相談に応じて未来を設計できるようにサポートしてあげれば、多くの人が自身で子育てをすることを選びます。
危機的妊娠から育児、教育、職業訓練、自立までをワンストップで支援を受けられる環境があるからです。出産の支援施設は全国に22か所、子育て支援施設は42か所あります。
しかし、これが知れわたっていない。広く公的な広報活動が行われる必要があると思っています」

ソウル市が設置した24時間相談窓口
必要な人たちに支援を届けるため、自治体が動き出しています。9月、ソウル市が予期せぬ妊娠をした女性専用の24時間相談窓口を設置。

匿名で相談を受け付けて、検診や出産、養育など、その段階ごとに必要な施設と結んでいきます。市が直接行う事業としては初の取り組みです。
 ソウル市女性家族政策室のクォン・セホ(権世鎬)さんは「支援の制度化を公共分野で始めることに意味があると思います」と事業の意義を説明していました。
政府・国会は「内密出産」を制度化に本腰
韓国の国会では、新たな制度の導入に向けて次々と法案が可決されました。
6月、医療機関が新生児の情報を自治体に通知するために「出生通報制」という制度導入のための法律が成立しました。これにより、親から出生届が出されない場合でも自治体は病院で生まれた新生児の存在を把握できるようになります。
一方でこの制度だけでは、誰にも妊娠を知られたくない女性が病院を避けて、自宅や車中などで医療的なケアを受けられないまま、「孤立出産」を選ばざるをえなくなるという懸念が指摘されました。「孤立出産」は母体へのリスクが高く、新生児が死亡することもあります。
このため10月、身元を伏せたままでも医療機関で出産できるようにする「保護出産制」(いわゆる内密出産)と呼ばれる制度導入の法案も可決されました。自治体のみならず、医療機関にまで身元を伏せることを担保できるようにすることで、病院を避けないようにして医療とつなげるという趣旨です。
韓国国会の本会議 「保護出産制」導入を可決(10月6日)
続く議論
ただ、「保護出産制」は制度の導入をめぐって韓国で以前から賛否が分かれていました。
母子の安全のために必要だという考えがある一方で、育児放棄を助長するという意見がぶつかっています。
また、今回の制度をめぐっては、子どもが親のことや自身が生まれた経緯などを知る「出自を知る権利」が必ずしも保障されないと指摘されています。
「保護出産制」で出産する場合、女性の個人情報は自治体や医療機関に知らされずに、厳格に保護されたまま指定された国家機関が保管します。
 子は成人したあとに、これらの情報について開示請求ができますが、親が開示に同意していなかったり、同意の確認ができなかったりする場合、子どもは親が誰なのかを知ることができません。
 韓国メディアは「危険な病院外での出産と“消えた赤ちゃん”の悲劇を減らすことが期待されるが、育児放棄が助長される懸念とともに、子どもが親を知る権利の保護、シングルマザーに対する支援強化が必要との指摘も出ている」(連合ニュース10月7日配信)と伝えています。

 「消えた赤ちゃん2000人」
韓国社会は今回、問題を具体的な数字として突きつけられました。
孤立に悩む女性と生まれてくる子どもを社会や国の責任で守るための議論が続けられています。





元妻の遺体を放置…74歳の男を逮捕 警察官に「亡くなったが出てきた」

2023-10-23 12:45:34 | ニュース
NHKWEB
元妻の遺体を放置…74歳の男を逮捕 警察官に「亡くなったが出てきた」と話し事件発覚
2023/10/22 22:25
元妻の遺体を放置…74歳の男を逮捕 警察官に「亡くなったが出てきた」と話し事件発覚
(MBSニュース)
 75歳の元妻の遺体を放置したとして74歳の男が逮捕されました。

 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の羽尻修三容疑者(74)です。

 警察によりますと、19日午後3時40分ごろ〜21日午前11時ごろまでの間、羽尻容疑者は同居していた元妻の早苗さん(75)の遺体を兵庫県豊岡市内の早苗さんの自宅に放置した疑いがもたれています。

 羽尻容疑者は早苗さんと同居していたということですが、19日に早苗さんの具合が悪くなり、午後に意識がなくなり死亡したとみられるということです。

 その後、羽尻容疑者は、寂しさから2日間一緒に過ごし、早苗さんのヘルパーが来る予定だった21日昼前に早苗さんの自宅から逃走したということです。

 羽尻容疑者は21日深夜に京都府内の駅近くで警察官から職務質問を受け、その際に「元妻が倒れて亡くなったところ出てきてしまった」と話したことから、事件が発覚したということです。

 警察によりますと、早苗さんには心臓の持病があったとみられるということです。  

 警察の取り調べに対して、羽尻容疑者は容疑を認めていて、「さすたったり、心臓マッサージのようなこともしたが、息は戻らなかった」と話しているということです。

 警察は事件の経緯について調べています。


「ダンシング・オールナイト」もんたよしのりさん死去 72歳

2023-10-23 06:47:20 | ニュース
NHKWEB
「ダンシング・オールナイト」もんたよしのりさん死去 72歳
2023年10月23日 5時50分 訃報
「ダンシング・オールナイト」などのヒット曲で知られ、「もんた&ブラザーズ」などで活躍したシンガーソングライターのもんたよしのりさんが今月18日、大動脈解離のため亡くなりました。72歳でした。


もんたよしのりさんは神戸市出身で、1971年にソロ歌手としてデビューした後、1980年に結成したバンド「もんた&ブラザーズ」で発表した「ダンシング・オールナイト」が若者たちから熱狂的な支持を集めて爆発的なヒットとなり、この年の紅白歌合戦にも出場しました。

1983年にはもんたさんが作詞作曲を手がけた西城秀樹さんの「ギャランドゥ」がヒットしたほか、映画や舞台にも出演するなど、幅広く活躍しました。

先月26日にはNHKの音楽番組「うたコン」に生出演し、衰えることのないハスキーボイスで「ダンシング・オールナイト」を披露していました。

所属事務所の発表によりますと、もんたさんは今月18日、大動脈解離のため72歳で亡くなったということです。
著名人から悼む声
もんたよしのりさんの訃報を受け、旧ツイッターの「X」には著名人から死を悼む声が寄せられています。

歌手の研ナオコさんは「息子が生まれた時、散歩中お会いしていろんなお話をしたことを覚えています。何を言っていいかわからない。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と投稿しています。

歌手のダイアモンド☆ユカイさんは「たくさんの夢をありがとう。ご冥福をお祈りします」などとしています。