20XX
開発 Batterystaple Games
Fire Hose Games
販売 Batterystaple Games
国 アメリカ
クリア感想
アクション ◎
マップ ☓
ビジュアル ◯
プレイアビリティ △
コスパ △
ロックマンシリーズをリスペクトした、アクション性が素晴らしいローグライクアクションゲーム。ローグライク要素と2人プレイが最大の特徴。
アクションが本当に素晴らしかったです。ローグライクと噛み合って、アクションがより面白くなっていきました。運次第でステータスが変化するために、新鮮にアクションが楽しめるんですよね。またやりこみ要素もあり、さらにクリアすればキャラクターも4人に増えます。
が、大きな欠点として、自動生成マップが致命的に爽快感あるアクションと噛み合っていません。
ロックマンの面白さは爽快感はもちろんなのですが、それと同様にマップの緻密さが挙げられます。ロックマンはアクションの面白さをプレイヤーに教えてくれ、楽しませてくれる美しいマップなんですよね。
けれども20XXは自動生成マップのため、そうした意図がほとんど介入されません。また、アスレチックス系といいますか、消える足場などのギミックが非常に多く、肝心の爽快感を阻害してしまっています。
爽快感の阻害でいえば、ランダムに出てくる強めの雑魚敵。こちらも体力が多く、少し見分けづらいためにプレイヤーのテンポを遅らせてしまってもいます。
さらに特殊技も有用なものとそうでないものの差が激しく、ロックマンX的なニナというキャラを選択した私は、結局シールド1つだけしか使わず、あとは基本ステータスを上げるだけでした。
アクションが非常に良くできているためにとても勿体なく思えちゃいます。
難易度は高いです。
マリオワンダーの天空の消える足場に苦しんだ人は厳しいでしょうね。慣れれば大丈夫かもしれませんが、基本的にアクションが得意な人用のゲームですね。
つまるところ、20XXは人を選ぶインディーゲームらしいインディーゲームです。人によっては神ゲーとなりますが、一般ウケはしません。
ただ、アクション性は本当に素晴らしいですよ。まだプレイしたことないのですが、続編の30XXは期待できるかもしれません。
続編をいつかプレイしてみたいものです。