乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

恋の和歌でも

2022-03-31 00:07:46 | 戯言&読書ノート

辛く苦しい想いを詠んだものが多いよね。

また、言い寄っても、かわされたり、いなされたりする和歌も多い。

**読書記録**
 『拾遺和歌集』 (岩波文庫)


今日は巻第十一 恋一を読了、巻第十二 恋二の途中まで。

逢ふ事の絶えてしなくは中々に 人をも身をも怨ざらまし   中納言朝忠

逢ひ見ての後の心にくらぶれば 昔は物を思はざりけり   権中納言敦忠

この2首は小倉百人一首に入ってる。
こうして歌人の名前を並べたら、ややこしいな。
どっちも「藤原」だし。
同じような語句が使われてるし。


夢よりもはかなきものは陽炎の ほのかに見えし影にぞありける   よみ人知らず


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