「北海道知事公館」は1936年(昭和11年)に三井合名会社の別邸として建てられた曽ての「北海道における三井の迎賓館」。1953年(昭和28年)の北海道による所有権取得以来さまざまな会議や行事に広く使われているとか。館内が無料で一般公開されているほか自然豊かな庭園も散策自由です。
今日は「北海道知事公館」で紅葉めぐりです。天候不順な今週の貴重な晴れ間を狙って久しぶりに「北海道知事公館」の庭園を散策してきました。園内では《エゾリス》にも出会うことができました。春の桜や秋の紅葉が楽しめる自然溢れる庭園ですので期待した通りでした。アクセスは地下鉄東西線「西18丁目駅」から北方向へ向かい「北海道立近代美術館」の道を挟んで東隣にあります(地図)。
今日は「北海道知事公館」で紅葉めぐりです。天候不順な今週の貴重な晴れ間を狙って久しぶりに「北海道知事公館」の庭園を散策してきました。園内では《エゾリス》にも出会うことができました。春の桜や秋の紅葉が楽しめる自然溢れる庭園ですので期待した通りでした。アクセスは地下鉄東西線「西18丁目駅」から北方向へ向かい「北海道立近代美術館」の道を挟んで東隣にあります(地図)。
知事公館建物への正面入口付近。現在の建物は昭和11年(1936年)に当時の三井合名会社社長・三井高公の構想に基づき「三井別邸新館」として建設されたもの。昭和28年(1953年)に北海道の所有となり「知事公館」として使用が開始され近年はテレビ番組のロケ地としても利用されているそうです。
前庭のブロンズ像『残響』。開拓使として「開拓使麦酒醸造所(サッポロビールの前身)」の設立に携わった村橋久成の胸像。台座の背面には「胸像制作 中村晋也 題字揮毫 中野北溟」とあります。
その木立奥にある桑園の由来を示す碑。町村金五・元北海道知事揮毫。
庭園に置かれた世界的な彫刻家・流政之作の『サキモリ2000』(左)『サキモリ2002』(右)。
同じく北海道美唄市出身である安田侃・作の『意心帰』。
紅葉と知事公館。公館建物の白い壁を彩る赤いストライプは「ハーフティンバー」という柱や梁などの骨組を露出させて意匠を施す工法でアルプス以北のヨーロッパでよく見られる様式だそうです。
公開されている庭園内には「あずまや」の他に竪穴住居跡などの史跡もあります。この辺りの黄葉の進み具合はまだこれからでした。
アイヌの人から「メム(湧き水)」と呼ばれた場所に作られた小川。奥は「三岸好太郎美術館」。
その一角の木の下に姿をあらわしたエゾリス。
冬用の耳毛や身体の換毛が始まったエゾリスです。
別の木の下にもエゾリスがいました。
こちらは耳毛などの冬の準備が少し進んだエゾリスでした。
2019年9月に「『世界津波の日』2019高校生サミット in 北海道」を開催した際の記念碑。
以上紅葉めぐりの「北海道知事公館」の散策でした。ありがとうございました。
「北海道知事公館」
札幌市中央区北1条西16丁目 011-611-4221
営業 公館 9時~17時
※公務等の都合により見学できない場合あり。
庭園 8時45分〜17時30分(時期により異なる)
休日 公館 土曜・日曜・祝日・年末年始
庭園 12月1日〜4月28日
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsh/koukan/gkoukan.htm
札幌市中央区北1条西16丁目 011-611-4221
営業 公館 9時~17時
※公務等の都合により見学できない場合あり。
庭園 8時45分〜17時30分(時期により異なる)
休日 公館 土曜・日曜・祝日・年末年始
庭園 12月1日〜4月28日
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsh/koukan/gkoukan.htm
(2023.10.19)