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札幌・円山生活日記

紅葉めぐり2023~西岡公園〜

「西岡公園」は羊ヶ丘展望台の南西の丘陵地に所在し「西岡水源池」と呼ばれる貯水池を中心に「月寒川」とその上流域の湿原から成る公園。「水源池」は明治期に旧陸軍の水道施設として「月寒川」を堰き止めて造られたもので、その後に札幌市が引き継いで公園として整備したそうです。四季折々の季節によって様々な生きものを見ることのできる自然豊かな公園です。

今日は「西岡水源池」のある「西岡公園」で「紅葉めぐり」です。少し出遅れた感もあったのですが「中島公園」のイチョウ並木もまだ見応えがあったので「西岡公園」管理事務所裏のイチョウも大丈夫かも?と出かけてきました。結果的にはイチョウも「西岡水源池」周りも「晩秋の西岡公園」の様相でした。アクセスは地下鉄南北線「澄川駅」から「北海道中央バス・西岡環状線」に乗車し10数分でバス停「西岡水源池」下車です。周回方向が異なりますが「西岡水源池」に向かう環状バス便が15分毎にあるので便利です。 
「西岡公園」入口と「管理事務所」。 
先ずは「管理事務所」裏のイチョウ並木へ。

残念ながら葉が落ちて少し寂しいイチョウでした。紅葉めぐりもそろそろ終わりですね。

続いて「西岡水源池」へ。
「東屋見晴台」。
「東屋見晴台」から「西岡水源池」をのぞみます。池周囲の木々の葉も落ち晩秋の景色でしょう。
池畔の遊歩道に降ります。晴れた日は「恵庭岳」が前方奥に見えるとのこと。
たぶん山奥に見えるこちらが標高1320mの活火山「恵庭岳」でしょう。
池畔の遊歩道から見た「取水塔」。
「西岡水源池」は明治42年(1909年)に陸軍第7師団歩兵第25連隊が用水道として月寒水道をせき止め水源地として建設したもの。レンガ造円形の下部に乗る六角形で赤い屋根が印象的な「取水塔」は当時のもので現在は国の登録有形文化財に指定されているそうです。この「取水塔」の景色を観たさに来た面もあります。

「取水塔」の奥側に安置されている「不動明王」。
池周辺の遊歩道を一周します。途中の展望東屋。
「長老の木」。樹齢300年~400年のミズナラの木だそうです。
池のカモたち。
1周した「湖畔広場」から見た「西岡水源池」。
同じく「湖畔広場」からの「取水塔」。

最後に「八つ橋」へ。ホタルの生息地だそうで『川の中や周囲にはホタルが住んでいます-ロープ内立ち入り禁止』の表示があります。
小さな滝と水流です。

以上で本日の散策終了。

公園前のバス停「西岡水源地」から往路とは逆方向の循環便で「澄川駅」へ戻りました。少し出遅れたとは今年も来ることができ良かったです。来年はもう少し早めに来ることにします。ありがとうございます。

「西岡公園」
札幌市豊平区西岡487
営業時間(管理事務所)/9時~17時
定休日(管理事務所)/4月~11月は火曜日、12月~3月は火曜日と水曜日
料金 無料
電話011-582-0050
http://www.sapporo-park.or.jp/nishioka/
(2023.11.7)

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