「札幌芸術の森」は「40haの森に広がる芸術と創作の拠点」であり「緑の匂いと共に五感が目覚めるアート空間」。各種展覧会を開催する「札幌芸術の森美術館」をはじめ、自然と一体となり季節の移り変わりと共にアートが楽しめる「野外美術館」や木工房、ガラス工房など制作体験が楽しめる「各種クラフトの工房」が森の中に点在している札幌の観光名所の一つです。現在、冬のお楽しみ「芸森かんじきウォーク2023」が開催されています。
今日は「野外美術館 芸森かんじきウォーク2023」です。「札幌芸術の森 野外美術館」を「かんじき」を履いて散策する“雪とアート”体験が楽しく昨年・一昨年に続いての訪問です。実は前売りチケットを購入していた「札幌芸術の森美術館」で開催中の展覧会「野田弘志 真理のリアリズム」の閉幕が近づいていることを師匠のブログを拝見して再認識しました。会期中に訪問することはもちろんなのですが丁度1月7日(土)から「芸森かんじきウォーク2023」も開始されたこともあり併せて訪問することとしました。アクセスはいつもの通り地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え終着駅「真駒内駅」で下車、そこから北海道中央バス「空沼線・滝野線」15分弱で「芸術の森入口」に到着です。
今日は「野外美術館 芸森かんじきウォーク2023」です。「札幌芸術の森 野外美術館」を「かんじき」を履いて散策する“雪とアート”体験が楽しく昨年・一昨年に続いての訪問です。実は前売りチケットを購入していた「札幌芸術の森美術館」で開催中の展覧会「野田弘志 真理のリアリズム」の閉幕が近づいていることを師匠のブログを拝見して再認識しました。会期中に訪問することはもちろんなのですが丁度1月7日(土)から「芸森かんじきウォーク2023」も開始されたこともあり併せて訪問することとしました。アクセスはいつもの通り地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え終着駅「真駒内駅」で下車、そこから北海道中央バス「空沼線・滝野線」15分弱で「芸術の森入口」に到着です。
「札幌芸術の森」入口付近。シンボルアートの伊藤隆道氏・作「空と地の軌跡」。「札幌芸術の森」の各施設は9時45分営業開始です。9時30分過ぎに到着し会期末で混むことが予想される「野田弘志 真理のリアリズム」に先に行くか、雪道がきれいなうちに「芸森かんじきウォーク2023」にするか悩んだのですが結局は後者を選び左手奥の「芸術の森センター」に向かいます。
「野外美術館 芸森かんじきウォーク2023」のちらし。
“かんじきで白銀の世界へ!
青く高い澄んだ空、真っ白でやわらかな雪、そして彫刻を照らす陽の光。
冬ならではのかんじき散歩をお楽しみください。
運がよければ、可愛い小動物にも出会えるかもしれません。”
➡結果的にはこのうたい文句通りのかんじきウォークになりました。
「野外美術館」前の広場に到着。右はシンボル彫刻ライモ・ウトウルアイネン氏・作「昇」。
「野外美術館 芸森かんじきウォーク2023」の受付がある「芸術の森センター」。
受付表を記入後「事務室」で「かんじき」貸出料金(大人1人500円)を支払います。
こちらから長靴と「かんじき」を借出します。こども用のスノーシューもあります。
ロビーで流されている装着方法ビデオを参考に「かんじき」を装着します。
こんな感じ。昨年は散策途中に「かんじき」がずれて面倒な思いをしたのできつく念入りに装着です。
それでは「かんじきウォーク」のスタートです。事務所の方いわく“階段はかんじきで歩くと危ないのでスロープを上ってください”とのことでした。
先ずは清水九兵衛氏・作「ウィグ」。こちらから時計周りにアート巡りです。
先ずは清水九兵衛氏・作「ウィグ」。こちらから時計周りにアート巡りです。
新宮晋氏・作「雲の牧場」。
雪に埋もれた朝倉響子氏・作《ふたり》。
この先にダニ・カラヴァン氏・作「隠された庭への道」がありますが「かんじき/スノーシュー」必須の雪の深いエリアになります。
そんなエリアを歩いていると動く小動物を発見!
エゾリスです。「野外美術館」には何度も来ていますがエゾリスに出会えるのは初めてです。朝一番の訪問が良かったのでしょうか。
木の実をかじっていました。
ずっとリスを追っているときりがないので適当なタイミングでお別れです。
ダニ・カラヴァン氏・作「隠された庭への道」の手前の門。
「隠された庭への道」の奥の門へ向かいます。天気も良く綺麗な光景です。
奥の門。
奥の門からの「隠された庭への道」。「かんじきウォーク」といえばこの作品でしょう。
新妻實氏・作「目の城 '90」。雪の帽子をかぶっています。
雪の中を走る田金鐸氏・作「走向世界」。
最上壽之氏・作「ウレシクテ アノヨト コノヨヲ イキキスル」。福田繁雄氏・作「椅子になって休もう」(中央奥)はシートに覆われています。
一色邦彦氏・作「彩霞燈」。
高橋清氏・作「ひとNo.16-1」。雪の造形美ですね。
宮脇愛子氏・作「うつろい」。
自然の中で朽ちていくまでがアートだという砂澤ビッキ氏・作「四つの風」。倒壊せずに残っているのは4本の柱のうち1本のみです。
土谷武氏・作「挑発しあう形」。雪景色と一体化した作品です。
米坂ヒデノリ氏・作「コタンクルカムイの詩」。
雪ふとんをシェアしているような峯田義朗氏・作「二人の空」。
國松明日香氏・作「日暮れ時の街 No.9」。
飯田善國氏・作「大地からの閃光」。風がないので動きが緩やかです。
空充秋氏・作「道」。奥に「大地からの閃光」が見えます。
「佐藤忠良記念こどもアトリエ」前の同氏・作「亜古」。
佐藤忠良氏・作「女・夏」。周囲はきれいな雪景色です。
その奥に動くのはリスのようです。
動きが活発で姿が判る写真はこれのみでした。それでも今回は「かんじきウォーク」中に合計4匹のエゾリスに出会えました。満足でした。以上で1周し事務所に戻り「かんじき」を返却し「ウォーク」終了です。
続いて「野田弘志 真理のリアリズム」鑑賞へと「札幌芸術の森美術館」に歩いていると“シマエナガだ!”と何人かが木にカメラを向けています。
雪の妖精と呼ばれる《シマエナガ》には円山公園で2回ほど出会っているはずです。“はず”というのはバズーカ砲のような立派なカメラを抱えた愛好家の方々が集結していたこととテレビ等で聞いたことがある“ジュリ、ジュリ”という鳴き声が聞こえたからです。でも木の高いところに小さな小さな白い身体が見えたぐらいで肉眼でもカメラでも明確に《シマエナガ》と確認できた訳ではありませんでした。
そんな体験から考えるとこんな低い木にいる《シマエナガ》を見ることができるのはラッキーです。
事後にカメラでも確認すると白いモフモフの⦅シマエナガ》が写っていました。これは年初から縁起が良い!と思いました。
今日は天候にも恵まれ雪景色の中のアート作品を楽しむことができました。この地で初めてエゾリスとも出会いました。さらにはシマエナガです。大変良い散策でした。ありがとうございました!
「札幌芸術の森」
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
「野外美術館 芸森かんじきウォーク2023」
「札幌芸術の森」
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
「野外美術館 芸森かんじきウォーク2023」
期間 2023年1月7日(土)~3月12日(日)
※休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は火曜)
※積雪状況や天候、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりやむを得ず開催を中止する可能性があります。
時間 9:45~15:30(入館は15:00まで)
会場 札幌芸術の森野外美術館
受付 芸術の森センター事務室
※団体は10~20名様まで。団体でのご参加の場合は事前にご予約をお願いします(011-592-5111)。
料金 大人用かんじき貸出:500円・小学生以下貸出:無料
お問い合わせ 芸術の森管理課 011-592-5111
(2023.1.8訪問)