札幌駅・大通駅からそれぞれ徒歩5分圏内の「Espresso&Work-poool」。 “個性がプールされ、出会いがループするワーキングカフェ”をコンセプトとします。「チカホ(地下歩行空間)」出口からも徒歩わずかで便利な場所です。アートと書籍に囲まれ拘りのコーヒーと手作りスイーツで仕事も勉強もはかどりそうです。
今日は「Espresso&Work-POOOL」でカフェタイムです。一昨年に娘たちが札幌に来た際に宿泊した「ホテル法華クラブ札幌」の隣にある店で最初に店の前を通った時は本屋かと思いました。その後にカフェ本で紹介されている記事を読みアートと書籍に囲まれた人気のワーキングカフェだと知りBMしておきました。今回「カナモトホール(札幌市民ホール)」で開催された「令和5年札幌市消防出初式」の帰路に丁度良い機会と訪問しました。場所は「札幌市時計台」から「西3丁目通(時計台通り)」を北へ数分歩いた「タケサトビル」の1階です(地図)。同じ「西3丁目通(時計台通り)」の2軒隣には「雪印パーラー本店」があります。
「西3丁目通(時計台通り)」に東向きに面したビル1階の「Espresso&Work-poool」。運営は国内や海外でコワーキングスペースなどを展開する会社「CO&CO」。入口上部には同社のコンセプト“Communities without borders, Ideas without limits(クリエイティブなアイデアで場を創り、世界をひとつにるボーダーレスなコミュニティを形成します)”が書かれています。
歩道に出された店のメニュー看板。「Espresso&Work」の文字の下にwi-fiとAC(電源)が完備されたマークが書かれ店の性格を表しています。店名の「poool(プール)」は店のロゴ(ループ絵)の下に小さく書かれています。ちなみに店名「poool(プール)」の由来は店のコンセプト“個性がプール(pool)され、出会いがループ(loop)するワーキングカフェ”から名付けられたそうです。
ガラスの扉を開け店内に入ったところ。
注文は正面のカウンターで。
カウンター上の珈琲豆サーバー。
店内には注文カウンターを囲むように席が配置されています。入り口近くは1人で黙々と作業、勉強ができるコワーキングスペース。
コワーキングスペースは年単位や月単位などで契約するのが基本なのに対し同店ではコーヒー1杯で「契約」が成立し利用時間の制限はないそうです。“長時間のご利用はご遠慮ください”という店が多い中で貴重な空間になっているようです。
コワーキングスペースにはwifiとともに電源(コンセント)が完備されています。ちなみにwifiのパスワードは飲み物を注文するともらえるレシートに記載されています。
注文カウンター奥はカフェです。ゆったりできそうなソファー席やカウンター席まど様々です。もちろんカフェスペースでも勉強やパソコン作業も出来ます。
奥のスペース。
奥正面のアートはNIKEやSONY MUSICなどとコラボした経験を持つアーティストkeeenue(キーニュ)さんによるものとか。
アート前のソファ席は以外と空いているようです。落ち着いて寛ぐ穴場かも。
店奥から注文カウンターと周りの席を見たところ。
入口入って左側には書籍の販売スペースがあります。
本棚は10ほどのテーマ別に分類されていています。「イノベーション」「コミュニティ」「ダイバーシティ」「グローカル」など店の感性に合ったテーマの書物が並んでいます。
「ダイバーシティ」コーナーの一部。
ちなみに並んだ書物はすべて購入可です。カフェスペースに持ち込んで試し読みも出来ます(ただし一回に一冊限り)。すべて売り物なので「取扱は丁寧にお願いします」とのことでした。
天井の綿花のドライフラワー。
それではカウンターで注文です。
メニュー。看板に「Espresso(エスプレッソ)」とあるぐらいですから「エスプレッソ」(税込み400円)を先頭に「アメリカーノ」(レギュラーサイズ同500円/ラージサイズ550円)、「カフェラテ」(同600円/650円)と続きます。フードメニューに並ぶのは3種類のケーキですが「キャロットケーキ」は完売で、購入可能なのは「バスクチーズケーキ(同650円)」と「テリーヌショコラ(同650円)」でした。
コーヒー豆のメニュー。ブレンドコーヒーは苦味・酸味の強弱などでマイルドとダークが選べます。シングルコーヒーでは“シングルオリジンで世界を旅する”として定期的に入れ替えて世界のコーヒーを楽しめるように準備されています。現在はエルサルバドル、ホンジュラス、グァテマラ、コスタリカと中米を旅するメニューです。
「カフェラテ」と「バスクチーズケーキ」。
「カフェラテ」は「マイルドブレンド」のレギュラーサイズ(同600円)。店のロゴマーク入りのカップで提供されます。
コンフィチュールを添えた「バスクチーズケーキ」(同650円)は濃厚で使用されている北大牛乳の爽やかさも感じる美味しいもの。
「アメリカーノ」と「テリーヌショコラ」。
「アメリカーノ」はダークブレンドのレギュラーサイズ(同500円)。同じく店のロゴマーク入りのカップです。味わい深いコーヒーです。好きな味です。
北大牛乳のアイスが添えられる「テリーヌショコラ」は濃厚でしっとり味。カカオの風味が口中に広がります。「テリーヌショコラ」が濃厚なので爽やかなアイスやキャラメリゼしたナッツが味変にグッドでした。
コーヒーの提供に使われた店のロゴマーク入りのカップやキャップ、Tシャツなども販売されていました。
拘りのコーヒーも自家製スイーツも美味しくセンス溢れる雰囲気の大変良い店でした。場所も便利なので人気が出るのも納得です。ご馳走様でした。
「西3丁目通(時計台通り)」のシンボル「札幌市時計台」。今日もたくさんの観光客の記念撮影で人気でした。
(2023.1.9)