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札幌・円山生活日記

「猫まみれ展 MAX」@「北海道立近代美術館」

猫を題材にした美術品を集めた展覧会「猫まみれ展 MAX」。2月27日(土)から4月4日(日)の予定で北海道立近代美術館で開催中です。「招き猫亭」という猫を愛するコレクターが集め続けたコレクションの中から幅広い作品を展示しているとか。古今東西の美術作品に登場し愛されてきた猫作品の集大成が楽しめます。

今日は「北海道立近代美術館」で開催中の「猫まみれ展 MAX」の鑑賞です。当初はコロナ対策で「密」を避けるため全期間中「日時指定制」だったのですが、チケット購入後に主催団体より連絡があり、平日は「日時指定不要」となりました。チケット保持であれば平日は何時でも入館可ということで本日の訪問となりました(なお、土曜、日曜に関しては予定通り日時指定制となっています)。

「猫まみれ展 MAX」のポスター。
"江戸時代の浮世絵師・歌川国芳から、19世紀末パリの画家・スタンラン、日本近代絵画史に名を残す竹久夢二、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、岸田劉生から 現在活躍する横尾忠則、籔内佐斗司、山本容子まで、個性豊かな作家たちの猫愛あふれる作品をたっぷりとご紹介します。猫好きの方はもちろん、そうでない方も、猫という身近な動物をテーマにしたさまざまな表現にふれながら、美術を気軽に楽しんでみませんか。"

地下鉄東西線「西18丁目駅」で下車、4番出口から徒歩約5分で「北海道立近代美術館」に。東側の入り口から入ります。 コロナ対策として体温測定と連絡先届のあとロービーに。
「猫まみれ展 MAX」の入口。日頃には無い行列整理用のモールが設置されています。当日は「密」にはなりませんでしたが人出はそこそこ居ました。
会場内は写真撮影禁止なので印象的な作品は多いですが紹介できるのは限られます。「こんな作品が展示されているんだ!」と驚いたレオナール・フジタ(藤田嗣治)「猫を抱く少女」(1950年)(土産品コーナー販売のポストカードより)。
こちらはユーモラスな印象を受けますが極めて精巧な西誠人「伸太郎」(2002年)。作者が創生した「キャット・カービング」という技法による作品(会場出口付近の撮影可能ボードより)。
ロビーには関連商品販売の特設コーナーが設置されていました。こちらも人気でした。

展示作品のポストカード以外に様々な猫関連グッズが販売されています。

つい買ってしまった猫のパラパラブックス「猫のおかえり」(作:浅生ハルミン、発行所:株式会社青幻舎)。1,100円。

古今東西「猫」は人間とともに生き愛されてきたとの印象を改めて強くしました。それにしてもこれだけの作品が一堂に展示されると見応えがあります。本日も仲々結構な美術鑑賞でした。今後も本館の企画に注視して参りたく思います。ありがとうございました。

「猫まみれ展MAX」
日時: 2021年2月27日(土) ~ 4月4日(日) 午前9時30分~午後5時
会場:北海道立近代美術館 (札幌市中央区北1西17)
主催:テレビ北海道、北海道立近代美術館、北海道新聞社
後援:北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会、日本経済新聞社
特別協力:藤沢市
(2021.3.10訪問)

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