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札幌・円山生活日記

チューリップとスズランと。~ 国営滝野すずらん丘陵公園〜

「国営滝野すずらん丘陵公園」は北海道で唯一の国営公園。400ヘクタールの広大な敷地内には、春のチューリップ、夏のラベンダー、秋のコスモスなど季節ごとに趣きを変える色とりどりの花畑、大型遊具、自然観察や散策にもってこいの森等があり多くの市民などで賑わいます。クリスマスの頃になると「滝野スノーワールド」と名前を変えてオープンし様々な雪遊びが楽しめるそうです。 

今日は「国営滝野すずらん丘陵公園」でチューリップほかの鑑賞です。昨年秋にコスモス鑑賞に同公園に来た直後「中心ゾーンカントリーガーデンに咲いておりますコスモスは、来年度チューリップの植栽準備のため順次刈り取りを行います」との告示が出ました。春になり広大な公園に一面に咲くチューリップはさぞ見事だろうと再訪を決め訪問時期を伺っていました。同公園のウェブサイトをチェックしたところ今週に入りチューリップが見頃となったようですので本日の訪問となりました。アクセスは地下鉄南北線「真駒内」から中央バス滝野線で「すずらん公園東口」下車です。1時間に1本しかバス便が無いのが少し難点です。

「すずらん公園東口」バス停から東口ゲートへ。右後方は公園管理事務所棟。

【東口広場】
東口ゲートを入ったところ。

【「虹の丘」カントリーガーデンの上段】
「虹の丘(カントリーガーデン上段)」から中央口ゲート方向を見たところ。一面のチューリップが見事です。

この一帯には67品種のチューリップが植えられ、一つの色エリアにつき開花期の違うものを3品種植え、長い間、虹の配色を楽しめるようにしているとか。

奥の展望塔(サイロ)と《チューリップ》。
少し撮影位置を変えると《チューリップ》の配色が異なります。

奥の管理事務所棟と《チューリップ》。たくさんの人が熱心に写真撮影していました。

写真撮影スポット。
カントリーガーデン中腹付近から上段のカントリーハウス方向を見たところ。

【「彩の丘」カントリーガーデンの下段】
中央口ゲート前から「彩の丘(カントリーガーデン下段」を見たところ。『TAKINO』の文字看板や牧草ロールといった「彩の丘」をバックに写真を撮れるスポット 。
「彩の丘」は28品種のチューリップを全国的にみても珍しい混色植えによるデザインとなっており10パターンの色の組み合わせがあるそうです。 

チューリップと後方のスキーリフト。

カントリーガーデン中腹付近から中央口ゲート方向を見たところ。

少し撮影位置を変えると《チューリップ》の配色が異なります。

【水の広場】
池と滝が美しい庭園となっている「水の広場」。
滝の水しぶきが涼し気です。

【収穫の谷・まきばのせせらぎ】 
展望塔(サイロ)前の《ズミ》。

「まきばのせせらぎ」の《ミツガシワ》。


「パレット花壇」前の《スズラン》の植栽。

こちらは「パレット花壇」上方に咲いていた《桃花ドイツスズラン》。多くの写真愛好家の人気を集めていました。

同じく《ドイツスズラン》。

【花人の隠れ家】
「花人の隠れ家」前には「シラネアオイが開花中」との掲示が出ていました。

「花人の隠れ家」の池と東屋。

東屋を抜けて奥の斜面に《シラネアオイ》が咲いていました。
《シラネアオイ》。
《白花シラネアオイ》です。
近くで咲いていた《クサノオウ》。

初めて見る《八重咲きエンレイソウ》。

《ムラサキケマン?》。エンゴサクの仲間のように見えます。
《マイズルソウ》。

東屋の周囲では《オオデマリ》が開花中でした。

《オオデマリ》。

【パレット花壇】
「パレット花壇」では香りのするチューリップ(1ヵ所1品種、計14品種)を集めてパンジー・ビオラとの混植を実施しているとか。
 
《アバ》。


《ベロナ》。

《ストロングゴールド》。

《アップスター》。

《ピューリシマ》。

《サンネ》。まだまだチューリップはじめ多くの花々があるのですがランチ休憩です。

【カントリーハウス】
「カントリーハウス」。安直ですがこちらでランチです。 
レストラン・カントリーハウス」入り口。公園のマスコット「きのたん」がお出迎え。滝野の森に住んでいるエゾモモンガだそうです。

レストランのメニューはファミレス風です。

席はログハウス風で2階まで吹き抜け。気持ちが良いです。
「チューリップ・スズランフェスタ」期間中の1日25食限定の「ちゅーりっぷランチ」税込み1,500円。ドリア&石狩川ベーコン&山盛りサラダのセット。
山盛りサラダと石狩川ベーコンの乗った「森のピザ」。プチデザート付きで同1,500円。いずれもしっかりとしたランチです。
ローズサイダー味の「しゅわっとももたん」700円(1日限定各10食) 。生クリームに「ももたん」(公園のマスコット「きのたん」の妹)のウエハース顔が乗っています。ローズサイダー味は馴染みなくキャラメルサイダー味の「しゅわっときのたん」にすべきでした。
「ソフトクリーム」同380円。チョコとバニラのミックス。


食後は「カントリーハウス」2階ベランダの「くらしの花園」へ。

最後に《スズラン》を鑑賞し本日の散策終了です。

本日も非常に充実の散策でした。チューリップは色々な場所で見たのですが「滝野すずらん丘陵公園」のように広大な面積に咲く風景は見事としか言いようがありません。交通の便が悪い中で遠出した甲斐がありました。加えてスズランやシラネアオイなど広大な公園に広がる魅力的な花々にも接することができ満足です。ありがとうございました。 

「国営滝野すずらん丘陵公園 / 滝野スノーワールド」
札幌市南区滝野247 011-592-3333
営業時間
(国営滝野すずらん丘陵公園)
 4月20日~5月31日、9月1日~11月10日 9時~17時
 6月1日~8月31日  9時~18時
(滝野スノーワールド)
 12月23日~3月31日 9時~16時
定休日 4月1日〜4月19日、11月11日〜12月22日
 ※4月19日、12月22日が日曜日の場合は開園
料金
(国営滝野すずらん丘陵公園)
 15歳以上15歳以上450円 15歳未満無料、65歳以上210円
(滝野スノーワールド) 無料 
(2022.5.27訪問)

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