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札幌・円山生活日記

青空ビールとライラックと。~第64回さっぽろライラックまつり~

札幌に初夏の訪れを告げるイベント「さっぽろライラックまつり」。“ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を行う”という文化人の呼びかけにより昭和34年(1959年)に始まったとか。 3年ぶりの開催となる2022年「第64回さっぽろライラックまつり」は大通会場では5月18日(水)〜29日(日)の12日間、川下会場(川下公園)では5月28日(土)・29日(日)の2日間の開催です。

「第64回さっぽろライラックまつり」は開催初日の5月18日(水)に「ドキュメンタリー映画《オードリー・ヘプバーン》~シアター・キノ~」の後に来て会場をひと回りしたのですが「お茶をテーマにした新感覚の和カフェ~《抹茶cafe RIQ(抹茶カフェ リキュウ)》~」で少し飲み食いを済ませていたので6丁目会場の「ライラックカフェテラス 」を楽しむことが出来ませんでした。日を改めての訪問の機会を伺っていたところ本日は天候も良く青空の下で飲むビールがさぞかし旨いだろうと出かけてきました。併せて「大通公園」の《ライラック》も改めて鑑賞して参りました。

地下鉄南北線「大通駅」から地上に出て散策開始です。まずは「大通公園」のシンボル的な本郷新氏・作「泉の像」(西3丁目)です。

西2丁目の山内壮夫氏・作「花の母子像」と《ライラック》。
「大通公園」のライラックも早い時期から咲き始めた品種は少し疲れが出ている様子のものも見られますがこの花はきれいに咲いています。

早速5枚花弁の《ラッキー(ハッピー)・ライラック》です。

西2丁目南側の藤花です。
丁度見ごろのようです。


西1・2丁目交差点付近から見た「さっぽろテレビ塔」と《ライラック》。
2枚並んだ5枚花弁の《ラッキー・ライラック》。ダブルラッキーです。

西3丁目の峯孝氏・作「牧童の像」と《ライラック》。 
こちらは少し疲れていますが9枚花弁のライラックです。通常4枚花弁のライラックに対し5枚花弁の《ラッキー・ライラック》は人気作家・渡辺淳一氏の『リラ冷えの街』の中にも登場し主人公がやがて不倫相手となる人妻に説明する場面があるそうです。2人は《ラッキーライラック》を発見することができなかったようですが5枚花弁のものはレアというほどレアではありません(でも探すと見つからないものですが・・)。その点では9枚花弁のものはレアものかも知れません。

西4丁目の「西4丁目噴水」と《ライラック》。


こちらにも5枚花弁の《ラッキー・ライラック》がありました。

西5丁目の「聖恩碑」と《ライラック》。
同じく《ラッキー・ライラック》です。


「野外ステージ」のある西6丁目「ライラックカフェテラス」にやってきました。

「入場受付・入口」で連絡先を記入し検温の上で入場です。
会場内では“春の陽光の中、屋外で飲食を楽しむ空間”をコンセプトに10数店舗が出店。カフェテラスの雰囲気で軽食やスイーツ、ビール、ソフトドリンクなどを販売しています。
店により行列の長さはまちまちです。
先ずはドリンクスタンドでビール購入です。

キリン一番搾りの生ビール550円。青空の下(木陰ですが)で飲むビールは最高です!
つまみ物を求めて「カラメル雑菓店」へ。
殻牡蠣が豪快に焼かれています。
焼き牡蠣4ケ1,000円。待ち時間約5分。
殻を開けると大振りの牡蠣が入っていました。仲々結構です。
もう少しお腹にたまるものを求めて「トルコケバブ アイチャ」へ。お昼時にかかってきましたので長い行列のできる店が増える中、当店は比較的空いていましたので・・。

「ケバブラップ」が中心メニューのようです。薄く円形に延ばされたトルコパン《トルティーヤ》の上に肉と野菜をのせソースをかけてクレープのように包み込んだもの。

「ケバブラップ」チーズ入り700円。しっかりした食べ応えでした。もう少し何か・・と思ったのですが多くの店の行列が伸びていて並ぶのが苦手なことから飲食は終了としました。

ライラック巡りを再開です。西7丁目の田畑一作氏・作「漁民之像」と《ライラック》。
こちらの花房に注目。
6枚花弁と5枚花弁の《ラッキー・ライラック》が並んでいます。
6枚花弁の《ラッキー・ライラック》と・・。
5枚花弁の《ラッキー・ライラック》です。これも少しレアかも?

西8丁目のイサム・ノグチ氏・作「ブラック・スライドマントラ」。
目を凝らして《ラッキー・ライラック》を探したのですが見つけることが出来ませんでした。やはり無いときは無いものです。残念・・。

西10丁目の「ホーレス・ケプロン氏像」と「黒田清隆氏像」に《ライラック》。
普通に《ラッキー・ライラック》。

西11丁目の「オリンピックシンボル」と「マイバウム」。

そして西12丁目の「サンクガーデン」と「薔薇園」に奥が「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」です。
数少ない樹名板のある《ライラック‘フィルママン’》。

こちらには7枚花弁の《ラッキー7・ライラック》がありました。今日は少しレアものの《ラッキー・ライラック》に出会えました。もしかしたらこれもそれ程レアでは無いのかも・・。

佐藤忠良氏・作「若い女の像」(西12丁目)で本日の散策終了です。

今日は多くの《ラッキー(ハッピー)・ライラック》に出会えた「さっぽろライラックまつり」でした。「大通公園」で開催される屋台の出るイベントは2020年7月の札幌転居以来初めてです。それを思うと好天の下で飲む生ビールは格別の味わいでした。少しずつ通常に戻りつつあることを期待したいです。次は「YOSAKOIソーラン祭り」ですね。楽しみです。ありがとうございました。

「第64回さっぽろライラックまつり」
<大通会場(大通公園5丁目~6丁目)>
5月18日(水)〜29日(日)の12日間
<川下会場(川下公園)>
5月28日(土)、29日(日)の2日間(予定)

「大通公園」
札幌市中央区大通西1~12丁目
電話011-251-0438
http://www.sapporo-park.or.jp/odori/
(2022.5.25訪問) 

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