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札幌・円山生活日記

「Curry SAVoY(カリーサボイ)」

2017年9月に突如23年の歴史に幕を閉じた人気店「Curry SAVoY」の味を前オーナー監修の元で復活させ18年11月にオープンさせた店。 “【物語は、終わらない】をコンセプトに創業からの味を再現、そして進化させます”とか。 具材の持ち味をじっくりと引き出した味わい深いスープのカレーです。

「北海道大学」の散策を終えランチです。当初学内の「中央食堂」ででもと思っていたのですが3月末まで休業との表示があり断念。それならばと以前某雑誌で紹介された記事を読み「いつか機会があればと」と思っていたこの店にやってきました。札幌のスープカレーファンに人気だったという復活「悪女のスープ」に期待大です。場所は「JR札幌駅」北口(西コンコース)を出て2つめの信号を北海道大学正門に向かう「北9条通り」に左折してすぐのところ、徒歩5分もかかりません。


「北9条通り」に面する「Curry SAVoY(カリーサボイ)」の店頭。
「1994~物語は、終わらない。」のキャッチ・コピーとともにメニューが表示されています。
変わった店の造りで入口は地下1階。ここで「たちのカリー」に気づけば良かった・・。

広大な北海道大学の散策に時間をとられ入店は12時30分近く。満席だと嫌だなと思ったのですが以外とすんなり着席できました。店内はカウンター3席に1人用3席と4人掛けテーブル5卓ほど、左手奥の階段上ロフトにも席があるようでした。先客は4組程。その後次々と女性客を中心に席が埋まっていきました。
改めてニューを確認。あまり迷わずに基本形のチキンと某雑誌に紹介されていたシーフードを選択しました。
こちら「チキン野菜のカリー」(税込み1,280円)。具は、鶏肉(骨なし)・青菜・かぼちゃ・ブロッコリー・じゃがいも・にんじん・ピーマン・赤パプリカ等。スープは“牛骨、鶏ガラ、各種野菜や果物などを1日かけて煮込み、一度火を止めて翌日さらに6時間煮込む。それを4時間かけて丁寧にこした後にスパイスを加え、1日以上冷蔵庫で冷やす。最後に余分な脂を取り除いて、やっと完成する”悪女のスープ”。その味には奥行きと広がりがあり、洗練されたまさに逸品”とか。辛さは「普通」の3番でスパイスの香り豊かなすっきりした辛さの味わい深いスープです。サラサラしていてスルリと食せます。具はほろほろの鶏肉と大振りの野菜類。この野菜たっぷりが女性に人気なのでしょうか。
「シーフードのカリー」(税込み1,780円)。具は有頭えび・ほたて貝柱・かき・パーナ貝・赤魚・あさり・じゃがいも・にんじん・ピーマン等で辛さは4番。一番の違いで辛さがかなり増します。でも美味しいです。こちらも大ぶりの野菜の上に魚介類が乗った具沢山カリーです。
上記2品で結果的には満足したのですが注文後気が付いたのがこちらの「たちのカリー」。季節限定品。好物の「たち」とカリー!。来季の宿題にとっておきます。また北海道大学には散策に来るし・・と。

「悪女のスープ」復活にどのようなストーリーがあるのか承知していませんし、以前の味を知らないので「完全復活」なのか判断できません。ただこれまで食べてきたスープカレーとは少し味の傾向が異なり、「悪女」が時間と手間暇かけて具材の持味を余すことなく引き出したような味わい深いカリーでした。「やっぱりスープカレーはこうでなくちゃ!」と思う人が少なくないのでしょうか。そんな印象の味でした。美味しかったです。また来ます。ご馳走様でした。

「Curry SAVoY(カリーサボイ)」 
札幌市北区北8条西4 稲津ビル B1F  050-5456-0383 
営業時間 【店内飲食】11:30~15:00(LO14:30)
【デリバリーサービス】12:00~22:00(LO21:00)
※UberEats、出前館、foodpanda、Wolt
定休日 水曜日
(2021.3.20訪問)

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