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札幌・円山生活日記

2025年 札幌市消防出初式~カナモトホール(札幌市民ホール)~

札幌市の消防出初式が1月7日「カナモトホール(札幌市民ホール)」で開催され消防職員や団員、市民ら約1100人が防災への意識を新たにしました。

すでに【りんごっこ劇場】さんのブログいつも楽しませていただいています!)で紹介されていますので簡単に。

「消防出初式」は江戸時代に始まり札幌では明治7年(1874年)から続く新年恒例の伝統行事。消防職員及び消防団員の士気高揚を図るとともに市民への防火・防災意識の普及啓発を目的に開催されています(式次第の裏面の「消防出初式のはじまり」より)

会場の「カナモトホール(札幌市民ホール)」前には消防車両が大集合。

それぞれの車両の運転台に座って写真撮影ができます。子供たちに人気です。
特にはしご車には長い列ができていました。

大ホール入口の「令和7年札幌市消防出初式」の次第。第一部「式典」と第二部「市民イベント」で構成されます。観覧可能・入場無料です。

1階ホワイエのようす。札幌市消防団PRキャラクターが歓迎する中で防災関連物品、消防団に関する装備品、火災予防に関するパネルなどが展示。

奥ではミニ防火衣着装体験(小学生以下)し『リスキュー』と記念撮影です。


第一部「式典」の次第は、〈1〉部隊敬礼、〈2〉人員報告、〈3〉市長式辞、〈4〉来賓挨拶(北海道知事、市議会議長)、〈5〉メッセージ披露(総務省消防庁長官)、〈6〉来賓紹介、〈7〉部隊観閲(消防団、指揮隊、救急隊、水槽隊、救助隊、航空隊)、年頭決意表明(消防局長、札幌市10消防団連合協議会会長)。

消防部隊(指揮隊、水槽隊、救急隊、救助隊、航空隊、消防団)の観閲。

休憩を挟んで第二部「年頭イベント」〈1〉消防音楽隊ミニコンサート、〈2〉年頭演技(木遣り歌、纏振り、梯子乗り)。

木遣り保存会の皆さんによる「木遣り歌」、「纏振り」、「梯子乗り」。

「纏振り」。その昔、纏は消防組のシンボル的な存在で、纏の下に総力を結集して消火作業に当たったことから「纏が火を消した」とまで言われたとか。
そして「梯子乗り」。火消にとって梯子は火災現場確認のための櫓の役目もあったということで高所作業用の訓練として梯子乗りが始められたとか。


演技を披露されるのは地元鳶土工工事業組合の「木遣り保存会」の皆さん。高さ6mほどの竹で作られた梯子の先端で見事な演技を披露されます。

最後は「木遣り保存会」の皆さんの発声で参加者全員による手拍子。

今年も見応えのある伝統芸を楽しませていただきました。

「令和6年札幌市消防出初式」でした。ありがとうございます。

「令和7年札幌市消防出初式」
日時:令和7年1月7日(火曜日)10時30分~12時15分 開場:9時45分
場所:カナモトホール(札幌市中央区北1条西1丁目)

「消防団の案内」
札幌市消防局総務部職員課
〒064-8586 札幌市中央区南4条西10丁目1003
電話番号:011-215-2020
ファクス番号:011-281-0101
(2025.1.8)

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