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札幌・円山生活日記

野外美術館 芸森かんじきウォーク2022~札幌芸術の森~

「札幌芸術の森」は「40haの森に広がる芸術と創作の拠点」であり「緑の匂いと共に五感が目覚めるアート空間」。各種展覧会を開催する「札幌芸術の森美術館」をはじめ、自然と一体となり季節の移り変わりと共にアートが楽しめる「野外美術館」や木工房、ガラス工房など制作体験が楽しめる「各種クラフトの工房」が森の中に点在している札幌の観光名所の一つです。現在、冬のお楽しみ「芸森かんじきウォーク2022」が開催されています。

今日は「野外美術館 芸森かんじきウォーク2022」です。「札幌芸術の森 野外美術館」を「かんじき」を履いて散策する“雪とアート”体験が楽しく昨年に続き本年も再訪することと決めていました。年明けの1月8日(土)から開始され一時大雪の影響で休止されましたがら1月18日(火)より再開されており天候の良さそうな本日の訪問となりました。アクセスはいつもの通り地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え終着駅「真駒内駅」で下車、そこから北海道中央バス「空沼線・滝野線」15分弱で「芸術の森入口」に到着です。



「野外美術館 芸森かんじきウォーク2022」のちらし。
かんじきで白銀の世界へ!
青く高い澄んだ空、真っ白でやわらかな雪、そして彫刻を照らす陽の光。
冬ならではのかんじき散歩をお楽しみください。
運がよければ、可愛い小動物にも出会えるかもしれません。”


「札幌芸術の森」入口付近。シンボルアートの伊藤隆道氏作「空と地の軌跡」。ここから左手奥の「芸術の森センター」に向かいます。


「野外美術館」前の広場に到着。シンボル彫刻ライモ・ウトウルアイネン氏作「昇」(右)。向井良吉氏作の「野外美術館のシンボルレリーフ」(中央奥)は白い幕で覆われていました。


「野外美術館 芸森かんじきウォーク2021」の受付がある「芸術の森センター」。

受付表を記入後「事務室」で「かんじき」貸し出し料金(大人1人500円)を支払います。
こちらから長靴と「かんじき」を借り出します。こども用もあります。

事務室で渡された装着方法を参考に「かんじき」を装着。こんな感じ。紐が太いので強く縛るのが少し面倒でした。


それでは「かんじきウォーク」のスタートです。以下は主な関心作品と雪景色の写真です。


清水九兵衛氏作「ウィグ」。昨年より雪への埋もれ方が深いです。

新宮晋氏作「雲の牧場」。


お目当てのダニ・カラヴァン氏作「隠された庭への道」。「かんじきウォーク」といえばこの作品のイメージです。

新妻實氏作「目の城 '90」。雪の帽子をかぶっています。
レイモンド・カスキー氏作「ポートランディア」と雪中遠足の子供たち。

雪の中を走る田金鐸氏作「走向世界」。


最上壽之氏作「ウレシクテ アノヨト コノヨヲ イキキスル」。ガイドブック等で有名な黄色い像の福田繁雄氏作「椅子になって休もう」(中央奥)はシートに覆われています。

細川宗英氏作「ユカタンの女」。

高橋清氏作「ひとNo.16-1」。雪の造形美ですね。


保田春彦氏「交差する赤錆の壁」と雪景色。


宮脇愛子氏作「うつろい」。


土谷武氏作「挑発しあう形」。この辺りは雪景色と一体化した大作です。


米坂ヒデノリ氏作「コタンクルカムイの詩」。

國松明日香氏作「日暮れ時の街 No.9」。

飯田善國氏作「大地からの閃光」。風がないので動きが緩やかです。

佐藤忠良氏作「亜古」。

佐藤忠良氏作「女・夏」。周囲はすっかり冬景色です。


掛井五郎氏作「ベエが行く」。以上で1周し事務所に戻り「かんじき」を返却し「ウォーク」終了です。


雪中遠足の子供たちも事務所ロビーに集合です。これからお弁当ランチに行くようでした。

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「芸術の森」から「芸術の森入口」のバス停に向かう途中に「真駒内川」を橋の上から見たところ。きれいな景色でした。

やはり「かんじきウォーク」は野外美術館の冬ならではの良い企画です。今回は天候にも恵まれ雪景色の中のアート作品を楽しむことができました。かんじき散歩は筋肉も使うので運動にもなり結構です。次回は来年になるのでしょうか・・またの機会が楽しみです。ありがとうございました!

「札幌芸術の森」
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)

「野外美術館 芸森かんじきウォーク2022」
期間 022年1月8日(土)~3月13日(日)
※休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は火曜)
※積雪状況や天候、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりやむを得ず開催を中止する可能性があります。ご来園前に「芸術の森からのお知らせ」をご確認ください。
時間 9:45~15:30(入館は15:00まで)
会場 札幌芸術の森野外美術館
受付 芸術の森センター事務室
※団体は10~20名様まで。事前にご予約をお願いします(011-592-5111)。
料金 大人用かんじき貸出:500円 小学生以下貸出:無料
お問い合わせ 芸術の森管理課 011-592-5111
https://artpark.or.jp/tenrankai-event/kanjiki_2022/
(2022.1.28訪問)

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