本日は旧北海道庁立図書館という歴史ある建物「北菓楼札幌本館」でカフェ・タイムです。通算66回目の献血の後にやってきました。
「北1条・宮の沢通」に南向きに面して建つ「北菓楼札幌本館」。1926年(大正15年)に北海道内初となる本格的な庁立図書館として開館した建物。2016年(平成28年)に安藤忠雄氏のデザインにより「北菓楼札幌本館」に生まれ変わりました。場所は地下鉄「大通駅」が最寄で「北海道札幌方面中央警察署」の隣です(地図)。
1階店舗では北菓楼の和菓子、洋菓子、生菓子などほぼ全ての商品を取り揃えています。吹き抜け部分からは空中に浮かぶサロンをイメージしたというカフェが眺められます。
その2階カフェへは1階奥の「旧玄関ホール」の石造りの階段をあがります。竣工当時そのままの姿を留めるというレリーフなども見事です。
2階フロアから見た吹き抜けエリア。右側に保存されたレンガ壁全面を見ることができます。
2階カフェは4人掛けテーブル×4、2人掛けテーブル×4、2人並びカウンター×2ほど。11時のオープン前に到着した時には既に8組の待ち客でオープンとともに時差で4組毎に案内です。15分ほど待ってフロアに案内されました。
席から見た厨房方向。2階カフェ壁の両面にはかつて図書館であった歴史を継承し天井まで届く棚に本が並びます。その数約6,000冊とか。圧巻の眺めと雰囲気です。
カフェのメニュー。お好みのケーキ1種+シフォンケーキ+ソフトクリームにドリンクがついた「ケーキセット」が税込み990円とお得です。
ケーキセットの好みのケーキはメニューにも出ていますが厨房前のケースで実際に見ることができます。ティラミスにはメニューにないサンタさん飾りが付いていました。やはり見て選ぶのが楽しいかな?
なおカフェメニューには他にスイーツとして「いちごパフェ(同950円)、「チョコレートパフェ」(同950円)、食事ものでは「北菓楼自慢のオムライス」(同1,210円)、「野付の帆立のスパゲティ」(同1,210円)、「ホタテ・カレー」(同1,283円)などがあります。食事ものは『少しお時間をいただきます!』と説明されていました。
注文を終え店内を見学。白い電子ピアノが自動演奏中です。優雅な雰囲気を醸し出しています。
また本棚の書物はコロナ禍中は『お手を触れないように』との貼り紙がありましたが今は自由に読書可能です。北海道の歴史とお菓子の本で埋め尽くされています。
2階カフェを奥側から見たところ。手前奥には「道立三岸好太郎美術館」時代の資料も展示されています。
さて「ケーキセット」が到着。お好きなケーキは「いちごショート」。単体価格が最も高いという貧乏人根性も選択理由の一つ。名店のスイーツらしい完成された味わいです。
ふわふわのシフォンケーキ。
爽やかななミルク感あふれる名物のソフトクリームでした。
大変結構でお得なケーキセット。美味しくいただきました。ご馳走様です。
今は閉鎖されている立派な「旧正面玄関」。カフェへの「旧玄関ホール」に続きます。
「旧正面玄関」側から「北菓楼札幌本館」を見ます。立派な建物でした。
「北菓楼札幌本館(KITAKARO SAPPORO HONKAN)」
札幌市中央区北1条西5丁目1-2
営業時間 1F 店舗 10:00~18:00/2F カフェ 11:00~17:00(ラストオーダー 16:30) ※お食事は11:00~14:00迄
電話番号 0800-500-0318
https://www.kitakaro.com/ext/tenpo/sapporohonkan.html
「北菓楼札幌本館(KITAKARO SAPPORO HONKAN)」
札幌市中央区北1条西5丁目1-2
営業時間 1F 店舗 10:00~18:00/2F カフェ 11:00~17:00(ラストオーダー 16:30) ※お食事は11:00~14:00迄
電話番号 0800-500-0318
https://www.kitakaro.com/ext/tenpo/sapporohonkan.html
(2024.12・5)