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札幌・円山生活日記

STV創立65周年記念《チームラボ☆ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち》~札幌芸術の森美術館~

光や映像など最新のデジタルアートを体感し豊かな思考力などを育むことを目指す《チームラボ☆学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち》。世界中で大規模な展覧会を開催しているアート集団「チームラボ」による展示会がSTV創立65周年記念企画として7月8日(土)~9月3日(日)の予定で「札幌芸術の森美術館」で開催中です。

本日は「札幌芸術の森美術館」で開催中のSTV創立65周年記念《チームラボ☆学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち》の鑑賞です。STVニュース北海道によれば開幕から2週間あまりで来場者が3万人に達したという人気イベントなので予め前売り入場券を購入しての訪問です。ちなみに大変な混雑が予想される土・日・祝日と8月10日-18日は日時指定入場券が必要となります。平日(8月10日~18日を除く)は日時指定制ではありませんが結果的には前売り入場券を購入して大正解でした。アクセスはいつもの通り地下鉄南北線「真駒内駅」から北海道中央バス利用です。
「地下鉄真駒内駅」から約15分で「芸術の森入口」に到着。
「札幌芸術の森」入口に展覧会《チームラボ☆学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち》の看板が出ています。後方はシンボルアートの伊藤隆道氏・作《空と地の軌跡》。ここから右手奥が「札幌芸術の森美術館」です。

STV創立65周年記念【チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち】のフライヤー。
“上海、マカオ、シンガポールの大型常設展をはじめ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シリコンバレー、北京、メルボルン、など世界中で大規模な展覧会を開催しているアート集団「チームラボ」による、期間限定展示「チームラボ☆ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が、札幌芸術の森美術館で今夏、開幕します。
本展では、世界中で1500万人以上を動員した「チームラボ ☆学ぶ!未来の遊園地」とチームラボのアート作品「花と共に生きる動物たちⅡ」を紹介します。
「学ぶ!未来の遊園地」は、共同的な創造性、共創(きょうそう)をコンセプトにした教育的なプロジェクトであり、紙に描いた魚が目の前の水族館で泳ぎ出す『世界とつながったお絵かき水族館』をはじめ、ボールを転がすと光も音も変化する『光のボールでオーケストラ』など、見て触って楽しめると共に、子どもから大人まで創造力を育むことができる展覧会です。
また、『世界とつながったお絵かき水族館』で描いた絵のオリジナル缶バッチをその場で作れる『お絵かきファクトリー』も開催、1個500円(税込み)で自ら描いた作品を持ち帰ることができます。
「人々の関係性を変化させ、他者の存在をポジティブな存在に変える」ことを目的とし、全身を動かしながら創造的なアートを体験することができる未来の遊園地が、学びと共に夏休み最高の思い出を提供します。”

【teamLab(チームラボ)】 

”アート集団。2001年から東京大学大学院生を中心に活動を開始。
集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。”

緑の小径を美術館に向かいます。
「札幌芸術の森美術館」前に到着。開館(9時45分)の10分程前なのですが既に行列が出来ています。ここで入場券保有者と非保有者に分けられました。非保有者の列の方が長く続いていました。

入場券保有者は開館と同時に館内に案内されました。前売りチケットを購入しておいて正解でした。

アート作品【花と共に生きる動物たち II】

まずは「teamLab(チームラボ)」のアート作品「花と共に生きる動物たちⅡ」のコーナーです。館内は写真撮影OKなのですが何枚かネットよりお借りしています。
色とりどりの花で描かれた動物が花吹雪とともに左右に移動していきます。作品は記録された映像を再生しているわけではなくコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けているそうです。その映像は人々のふるまいの影響を受けながら永遠に変化し続けるとか。皆さん熱心に記念の写真撮影でした。

【学ぶ!未来の遊園地】
《グラフィティネイチャー - 鼓動する山と谷、レッドリスト》
続いて「共創」をコンセプトにした入館者参加型の【学ぶ!未来の遊園地】のコーナー。まずは山と谷をイメージした傾斜のある空間に魚や両生類が映し出される《グラフィティネイチャー - 鼓動する山と谷、レッドリスト》。
参加するためには1人1枚のお絵描き用紙に好みの色を付けます。
その用紙をスキャナーで取り込むと・・。
その絵が会場内に映写されます。自分の作品が展示作品と一体化する楽しみです。クリエイティビティ・表現力の発揮などの教育効果も狙ったものだそうですが楽しい仕掛けです。

《すべって育てる!フルーツ畑》
《すべって育てる!フルーツ畑》はスイカなどの果物が描かれた坂を滑って降りてくると・・。
滑った身体下の果物が花火のように花開くというアトラクションです。何度も繰り返し滑る子供たち続出でした。

《こびとが住まうテーブル》
《こびとが住まうテーブル》ではテーブル上に物を置いたり動かしたりすると映像のこびとが集まってきたり物が現れたりするもの。
『フライパン』型の道具には目玉焼きが『皿』にケーキが現れました。

《光のボールでオーケストラ》
《光のボールでオーケストラ》では触ると色や音が変化するボールで遊ぶことができます。
こちらも子供たちに大人気でした。

《世界とつながったお絵かき水族館》
【学ぶ!未来の遊園地】の最後のコーナーは《世界とつながったお絵かき水族館》。
子供たちが思い思いに描いた魚がスキャナーで取り込まれると水槽に見立てたスクリーン中で泳ぎ回ります。すぐに子供たちの絵でスクリーンが一杯でした。大変結構な夏休みに最適のイベントです。
以上で鑑賞終了。ありがとうございました。

《グラフィティネイチャー - 鼓動する山と谷、レッドリスト》、《世界とつながったお絵かき水族館》で描いた絵のオリジナル缶バッジをその場で作れる「お絵かきファクトリー」のコーナー。
価格は1個500円(税込)です。

館外へ出ると入場待ちの行列が更に長くなっていました。これから鑑賞をお考えの方は「混雑予想カレンダー」を見つつも前売りチケットを購入して早い時間のお出かけがお勧めのようです。
「札幌芸術の森」内のアートを鑑賞しつつバス停「芸術の森入口」に戻り往路と同じく北海道中央バスで帰路につきました。

STV創立65周年記念
「チームラボ☆学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」
会期:2023年7月8日(土)-9月3日(日)
開館時間:平日 9:45-17:30/土・日・祝日 8:30-17:30
※8月10日-18日は平日も8:30開館 ※最終入場は17:00まで
※お絵かきファクトリーの最終受付17:15
会期中の土・日・祝日、8月10日-18日は日時指定制のため、必ず日時指定入場券をご購入ください。
休館日:会期中無休
主催:札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、STV札幌テレビ放送、チームラボキッズ
協力:キットパス
後援:北海道、札幌市、札幌市教育委員会
(2023.7.27)

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