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札幌・円山生活日記

雪景色の知事公館庭園とエゾリスと。~北海道知事公館~

今日は冬季閉園直前の「北海道知事公館」庭園の雪景色見物とリスめぐりです。公館庭園は春~秋は無料開放されているのですが12月1日~4月下旬まで冬季閉鎖されます。その閉鎖直前の今季最後に雪景色の見物と知事公館に棲むリスたちに会いに出かけてきました。アクセスは地下鉄東西線「西18丁目駅」から北方向へ向かい「北海道立近代美術館」の道を挟んで東隣にあります(地図)。

「北海道知事公館」は1936年(昭和11年)に三井合名会社の別邸として建てられた登録有形文化財。建物内が無料で一般公開されているほか自然豊かな庭園も冬季閉園期間を除き散策自由です。
庭園の開放期間は本年は4月22日~11月30日。本日が最終日です。
開拓使として「開拓使麦酒醸造所(サッポロビールの前身)」の設立に携わった村橋久成の胸像『残響』横から庭園に入ります。
庭園は昨日からの降雪で雪景色です。
雪の積もった知事公館と流政之・作の『サキモリ2000』(左)『サキモリ2002』(右)。

白い雪の中で一際鮮やかに見える公館建物の赤いストライプ。「ハーフティンバー」という柱や梁などの骨組を露出させて意匠を施す工法でアルプス以北のヨーロッパでよく見られる様式だそうです。

安田侃・作の『意心帰』は白大理石保護のためシートで覆われていました。
桑園の由来を示す碑(揮毫は町村金五・元北海道知事)を起点に庭園の散策とりす巡りです。
その先の木の根元に佇む1匹のリス。
右を見て、左を見て・・。

正面を見ると手前の雪の中にジャンプ!
食べ物を探しますが・・。
手に取ったのは落ち葉(?)。
その落ち葉を持って木の上へ。

あっ!という間に食べ終えました。物足りなかった?

庭園北側の小川と東屋の方向へ。

その1本の木の根元にもリスがいたのですが直ぐに林の中に消えていきました。

「北海道立三岸好太郎美術館(mima)」の近くまで来ました。
その建物の脇に1匹のリスです。
雪の下から見つけた木の実を加えて・・。
別の場所に隠します。冬の食料貯蔵です。
よし!次へ行こう!・・かな?
そんな様子を木の上から見つめるリスでした。
アカゲラもいました。

乃木希典将軍揮毫による「国富在農」の碑(明治43年(1910年)建立)。
その傍らの木の上にもリスがいたのですが・・。
降雪の中で上を向いての撮影は不向きでした。

雪も強く降ってきたので本日の散策は終了し帰路につきます。今季最後の公館庭園のリスたちも元気でした。ありがとうございます。

「北海道知事公館」
札幌市中央区北1条西16丁目 011-611-4221
営業 公館 9時~17時 
   ※公務等の都合により見学できない場合あり。
   庭園 8時45分〜17時30分(時期により異なる)
休日 公館 土曜・日曜・祝日・年末年始
   庭園 12月1日〜4月28日(冬季閉鎖)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsh/koukan/gkoukan.htm
(2024.12.1)

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