本日は「新緑の円山登山」です。「北海道大学植物園」や「豊平公園」などで春の山野草《ヒトリシズカ》を見ているのですが「円山」も外せません。「円山」山頂から「動物園ウラ入口」ルート下山途中に《ヒトリシズカ》がたくさん咲く場所があり「三角山」にある「二人静の散歩道」に準えて『一人静《ヒトリシズカ》の散歩道』と勝手に名付けています。今年も新緑の季節になり『一人静の散歩道』に出かけてきました。登山の際には《エゾリス》にも出会いました。そんな「新緑の円山登山」です。
「八十八カ所登山口」。「新緑の円山登山」はこちらからスタートです。
大正3年(1914年)に開かれた円山登山道には四国の八十八ヶ所を模して1番から88番までの観音像が建立され現在まで200体を超える石仏が奉納されているとのことです。階段を上がったところに「一番」の観音像があります。
稲荷社先に続く登山道にはカツラの古木の大きな根が張り出しています。
第四十番観音像付近。
第五十番観音像付近。登山道周囲の木々は緑に溢れており爽やかで気持ちが良いです。
第六十番観音像手前のカツラの巨木では《エゾリス》が出迎えてくれました。
第七十番・第八十番観音像を超えると山頂へ続く最後の急坂です。
第八十八番観音像。
第八十八番観音像すぐ上で「動物園ウラ入口」からのルートと合流し山頂へ。
山頂の岩場。JR札幌駅周辺の都心部などを近くに眺めることができます。
少し休憩の後「動物園ウラ入口」を目指して下山です。
登山道「動物園ウラ入口」ルートの四〜五合目あたりでしょうか。《一人静(ヒトリシズカ)》がたくさん咲いています。「三角山」にある《二人静(フタリシズカ)》の群生地「二人静の散歩道」になぞらえて勝手に『一人静の散歩道』と呼んでいます。
今年もたくさんの《ヒトリシズカ》を見ることができました。
《ヒトリシズカ》とともに登山道で見た山野草です。《エンレイソウ》。
ほぼ終期の《エゾエンゴサク》。
《スミレサイシン》。
至る所に咲きほこる《ニリンソウ》でした。
「動物園ウラ入口(円山西町入口)」近くの三叉路を経て「動物園」下の木道まで戻ってきました。
「八十八カ所入口」前は緑に包まれていました。気持ち良い「新緑の円山登山」でした。ありがとうございます。
(2024.5.10)