マリンアートと呼ばれる作風で評価を得たクリスチャン・リース・ラッセン氏。ファンタジー分野で人気を誇るヒーリングアート界No.1アーティスと呼ばれるカーク・レイナート氏。2人の作品の展示販売会が3月24日(金)~3月27日(月)に「サッポロファクトリーホール」で開催されました。
本日は「サッポロファクトリーホール」で開催された「クリスチャン・リース・ラッセン作品展」と「カーク・レイナート展」です。ラッセン氏はバブル期の日本で特に人気を集めた作家で同氏と契約した美術品販売会社「アールビバン」の主催の催しです。綺麗な画風の作品を楽しめるものと思い足を運んだところ一般の絵画の展覧会とは違い販売促進会でした。多くの販売促進員が配置されており関心のありそうな入場者に積極的にセールス活動を行っていました。幸いにも小金持ちにも見えないシニア夫婦はターゲット対象外だったようで邪魔されることなく会場をひと回りしてきました。
会場の「サッポロファクトリーホール」。「サッポロファクトリー」のレンガ館から道を挟んだ西側です(地図)。
「サッポロファクトリーホール」エントランス。
「サッポロファクトリーホール」内の会場入り口。
受付でいただきました。「クリスチャン・リース・ラッセン作品展」「カーク・レイナート展」ともに入場は予約不要ですが公式サイトで登録するとオリジナル限定ノベルティのプレンゼントがあります。写真は「クリスチャン・リース・ラッセン作品展」のラッセン作品パンフレット"海からの贈り物"と「カーク・レイナート展」のクリアファイルおよびアートカード。
会場内は「クリスチャン・リース・ラッセン作品展」と「カーク・レイナート展」のコーナーに分かれ多くの作品が展示され中央にセールスコーナーが設置されています。場内は写真撮影NGなので以下の写真はネット等からの借用です。
「クリスチャン・リース・ラッセン」氏は、マリンアートと呼ばれる作風で知られる画家。世界的評価とは別に、特にバブル時代の日本で高い評価を得た。 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)。ネット検索すると同氏と契約した美術品販売会社「アールビバン」の強引な商法を指摘する書き込みもありましたが会場で見た感じは“熱心な販売活動”程度でした。
氏の代表的なイルカアートの《ドルフィンコンパニオン》。展示されている版画は100万円から150万円程度。インテリアとしては高価です。
《ムーンリットデスティニー》。
《アラビアンナイツ》。
《ペアレンセシスインエタニティ》。綺麗な作品が多く販売員の方は「絵を購入するというよりは新たな窓を部屋に設置するようなものです」と勧めていました。確かにそんな感じもします。
ディズニーとのコラボ作品《リーチング フォー ラブ》。こちらは参考出品として価格不表示でした。
カーク・レイナート氏は“生まれたてのアニマルたちのピュアな一瞬を描く「ベイビーアニマルシリーズ」と、神話で描かれる幻獣や妖精たちを表現する「フェアリーシリーズ」で、多くの人たちに‘癒し’を届けるアーティスト”だそうです。1955年の米国・オハイオ州生まれ。
「ベイビーアニマルズシリーズ」は、オーロラに抱かれた動物たちが集い憩う愛くるしさで、長年人気を集めています。ふわりとした毛並みを纏い、希望と優しさに満ちた表情で、鑑賞者を惹き込む動物たち。何者にも染まっていない純真無垢な心を描いた、カークの代表シリーズです。”
“「フェアリーシリーズ」は、幻獣や妖精たちの聖域を描き、男女問わず高く評価されています。神話の世界より気高く大地に立つ幻獣、花の様に可憐かつ優雅に舞い降りる妖精たち。カークが魅せる、人々の想像を超えた神秘に触れることができるシリーズです。”
「フェアリーシリーズ」の《ファースト ライト》。展示作品の販売価格は40万円~60万円程度でした。
《ティンカーベル》。綺麗な作品群でした。主催者側は商売でしょうから当然の態度ですが販売員の視線が気にならなければもう少しじっくりと見たいところでした。まあ入場料無料にノベルティ付きですので文句も言えません。ありがとうございました。
「サッポロファクトリー」レンガ館の改修工事も順調に進んでいるようでした。
「クリスチャン・リース・ラッセン作品展&カーク・レイナート展」
開催日程:2023/3/24(金)~3/27(月)
会場:サッポロファクトリーホール
(札幌市中央区北2条東3丁目)
時間:10:30~18:00 (初日のみ14:00開場)
時間:10:30~18:00 (初日のみ14:00開場)
料金:入場無料(絵画展示販売会)
主催:アールビバン株式会社
お問合せ先:03-5783-7302 (平日9時~16時)
(2023.3.28)