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札幌・円山生活日記

ボタニカルアート展と小さな春の訪れと。~「豊平公園」~

農林水産省林業試験場の跡地を利用して1977年に開園した「豊平公園」。約7.4haの園内には各種バラ等を栽培している「花木園」、各国の針葉樹を集めた「針葉樹見本園」などの花壇・庭園のほか、植物についての常設相談コーナーと展示温室を備えた「緑のセンター」等があります。同センターでは3月14日(火)から3月26日(日)まで植物の詳細画の展示会「ボタニカルアート展」が開催されました。

本日は「豊平公園」です。3月14日(火)から開催されていた「ボタニカルアート展」を鑑賞するとともに公園内を散策し小さな春の訪れを感じてきました。また初めて園内でエゾリスにも出会えました。アクセスは地下鉄東西線「大通駅」で東豊線に乗り換え「豊平公園駅」下車です。1番出口からすぐの便利な場所に「緑のセンター」があります。 

「緑のセンター」の外観。
「ボタニカルアート展」は1階玄関と2階ミーティングルーム・ホールの2会場。「さっぽろ植物画同好会」の皆さんと講師の福澤先生の作品・合計100点余りが並びます。
1階正面玄関入ってすぐの作品群。作品の撮影はNGなので公園ウェブサイトで掲載されている程度の会場風景の写真のみです。
2階ミーティングルーム・ホールの展示スペース。

会場の風景。
植物の詳細画の例です。丁度ロビーにポスターが掲示されていました。
「第39回植物画コンクール」の小学生の部「文部科学大臣賞」の《ハマナス》。
同じく一般の部「文部科学大臣賞」の《ナシ幸水》。もともと植物画は写真などのない時代に植物を学術的に記録をするためのものとして描かれたものだそうです。

「緑のセンター」内の展示植物も鑑賞。講習会で使用したウメの剪定枝を活けたもの。
《ウメ》です。
《エニシダ(マメ科エニシダ属)》は黄色の可愛らしい花を咲かせています。


《エニシダ》でした。
《ヒガンバナ》の鉢植え。
《ヒガンバナ’サン・レモ’》。
《ヒガンバナ’ダンシング・クイーン’》。
《ヒガンバナ’ベラ’》。
《モクレン’マグノリア’》。
以上で「緑のセンター」内の鑑賞終了。公園屋外へ小さな春を探す散策へ。

公園内の初夏にはたくさんのアジサイが咲く白樺林。
白樺林の隣では《スノードロップ》が咲いていました。

「野草園」。
開花が真近い《フクジュソウ》。
「野草園」の並びには《スノードロップ》がたくさんです。

「樹木園」。
こちらももう少しで咲きそうな⦅クロッカス》でした。

そろそろ帰ろうかと芝生広場辺りを歩いているとカメラ愛好家の方が集まっています。
皆さんの視線の先にいたのはエゾリスです。何度かカメラ愛好家の方々の様子からリスがいるようだと感じたことはあるのですが「豊平公園」で実際に見かけるのは初めてです。
なにやら木の蜜を吸っているようです。


暫くすると別の木へ移動。
こちらで巣材にするのか木の皮の収集でした。

エゾリスもかなり高い位置に移動していきましたので本日はこれで散策終了。それなりの充実でした。ありがとうございました。

「豊平公園」
札幌市豊平区豊平5条13丁目 電話011-811-6568
営業時間 8時45分〜17時15分
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金 無料 ※テニスコート640円/1時間駐車場無料
http://www.sapporo-park.or.jp/toyohira/
(2023.3.26訪問)

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