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札幌・円山生活日記

紅葉めぐり2023(大通編)~大通公園〜

札幌市の中心部に位置する「大通公園」はライラックやハルニレなど92種約4,700本の木々に囲まれたオフィス街のオアシス。芝生や噴水の周りでは多くの人が思い思いに寛いでいる札幌を代表する観光スポットで市民の憩いの場です。都心にいながら紅黄色に染まる秋景色を楽しめるスポットでもあります。

今日は北海道産の新そばを楽しむ本年初開催のフードイベント「北海道そばフェス2023」でのそばランチ後の腹ごなしに「大通公園」を紅葉めぐりで散策です。NHKの朝のニュースなどで公園の様子が報じられるのを見て“そろそろ紅葉めぐりも悪くないか?”と思い出かけてきました。結果的にはまずまずの紅葉時期で秋らしい雰囲気の公園を気持ち良く散策できました。
【西1丁目】
ご存じ「大通公園」は札幌市の中心部に位置し大通西1丁目から大通西12丁目までの長さ約1.5Kmに及ぶ公園です。西1丁目から周ります。

昭和32年(1957年)に建てられた「さっぽろテレビ塔展望台」から見た「大通公園」。奥の山々の正面は秋色に囲まれた「大倉山ジャンプ競技場」。来週末には「第36回 UHB杯ジャンプ大会」が開催され髙梨沙羅選手、小林陵侑選手、葛西紀明選手らも出場予定です。

【西2丁目】



西2丁目広場からの見た「さっぽろテレビ塔」。 このエリアの紅葉が最も鮮やかでした。

【西3丁目】 
昭和37年(1957年)に北海道拓殖銀行本店新築記念事業の一環として札幌市に寄贈されたのが始まりの「西3丁目 噴水」。「生命体の躍動」をテーマとして水が高く噴き出します。15分間で1サイクル。

公園のシンボル《泉の像》。昭和34年(1959年)にニッカウィスキーの竹鶴会長の依頼により本郷新が作成し設置。
 
【西4丁目】

「西4丁目 噴水」。昭和43年(1968年)に北海道開道百年及び札幌市創建百年の記念の一貫として北海道銀行と日本軽金属より札幌市に寄贈されたもの。

【西5丁目】

「聖恩碑」。明治・大正・昭和の三代天皇の聖恩に感謝する碑。昭和14年(1939年)完成。 
 
【西6丁目】

野外ステージ脇の「開拓紀念碑」。明治32年(1899年)に偕楽園から移設。 

【西7丁目】 
「西7丁目 噴水」。昭和43年(1968年)に札幌創建百年記念の一貫として札幌ロータリークラブより札幌市に寄贈されたのが始まり。 現在水流休止中。

【西8~9丁目】
多くの来場者で賑わう「北海道そばフェス2023」の会場。
イサム・ノグチ氏・作「ブラック・スライドマントラ」。当初は背後の子供の遊び場「プレイスロープ」の場所に設置予定だったところ、イサム・ノグチ氏の“子供の遊び場を無くしてはならない”との意向から8丁目と9丁目の間の道路が廃止され現在地に設置されたとか。

その子供の遊び場「プレイスロープ」。クジラが泳いでいるように見えることから「鯨森・鯨ヶ森・鯨の森」とも呼ばれるそうです。
 
【西10丁目】

雨宮治郎氏・作の北海道開拓長官・「黒田清隆銅像」(奥)と野々村一男氏・作のアメリカ合衆国から開拓師教師兼顧問として北海道の開拓に参画した「ホーレス・ケプロン之像」。 ともに昭和42年(1967年)建立。 

【西11丁目】

姉妹都市ミュンヘンから贈られた「マイバウム」(ドイツ語で「五月の木」を意味し春を迎える喜びを象徴)とオリンピック・シンボル。後者はオリンピック招致活動の機運を盛り上げるべく設置されましたが・・。
「西11丁目 噴水」。昭和43年(1968年)に設置。 中央ドームは公園を下を走る地下鉄東西線の換気施設を兼ねているそうです。 

「西11丁目」も紅葉が広がります。
 
【西12丁目】

西12丁目は中央にカナール(水路)を配置したバラを中心とする沈床式の空間。この時期は秋咲のバラと紅葉の共演です。
公園の最西端に設置された佐藤忠良氏・作「若い女の像」。昭和59年(1984年)設置。背景は札幌市資料館(旧控訴院)。以上で紅葉めぐり終了。気持ち良い散策でした。ありがとうございます。 

「さっぽろテレビ塔展望台」
札幌市中央区大通西一丁目 011-241-1131
営業時間 9:00~22:00
入場料金 大人(高校生以上)800円
*円山動物園年間パスポート保持者は600円
http://www.tv-tower.co.jp/

「大通公園」
札幌市中央区大通西1~12丁目
電話011-251-0438
http://www.sapporo-park.or.jp/odori/
(2022.10.21訪問)
 

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