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札幌・円山生活日記

円山動物園のイベント「干支展【辰】」と成長した仔象タオと。~札幌市円山動物園~

“命をつなぎ 未来を想い 心を育む動物園”を基本理念とする「札幌市円山動物園」。札幌の観光名所の一つであるとともに市民の憩いの場、教育の場でもあります。周辺の「円山公園」や「北海道神宮」の恵まれた自然環境の中、動物の生態がわかる飼育を目指す各種施設は幅広く老若男女が楽しめます。園内では干支となる動物をテーマとした展示等を行う干支展【辰】を開催中です。

今日は「円山公園」の散策時に足を延ばして「円山動物園」に出かけてきました。同動物園では2023年12月9日(土)~2024年1月8日(月)の予定で年末・年始恒例の「干支展【辰】」を開催しています。間もなく期限を迎える年間パスポートが切れる前にと本日出かけてきました。併せて今年8月19日に生まれ9月15日に初披露された仔ゾウの《タオ》も久しぶりに見てきました。順調に育っているようで何よりです。なおネット記事(『北海道新聞』)で“ホッキョクグマ「リラ」出産間近か”と報じられたホッキョクグマ館にも足を運びました。
「円山公園」内を歩いて「円山動物園」に到着。
気温表示は-5.6度。札幌市中央区内の積雪はそれほど多くはありませんが寒い日が続きます。
先ずは「干支展【辰】」の会場「動物園センター」へ。
動物園センター内情報ホールの 「干支展【辰】」風景。
「干支展【辰】」ポスター。
2024年の干支である【辰】(竜)は空想上の生き物ですが「竜に九似あり」という言葉があることから関連する動物についてパネルの展示があります。
その一つ。竜の目のウサギ(なんだそうです!)。ウサギ年もあと10日足らずで辰年になります。
こんなのもありました。毎年年末年始に実施する翌年の干支となる動物をテーマとした展示は‟動物の魅力や動物園が持つ役割を伝えるため”とのことですが素朴な展示でした。
 
続いてゾウ舎へ。
今年8月19日に生まれたアジアゾウの仔《タオ》は12月11日から毎週月曜日と水曜日は非展示となっています。タオ目的に訪問されるかたはお気を付けて。
当日はパール&タオ母仔にニャインが同居していました。群れで生活するアジアゾウは仲良しのようです。

8月19日に生まれたばかりのころ90㎏程度の体重だったタオは既に300㎏を超えるとか。順調に育っているようですがまだまだ母パール側を離れたがりませんでした。

ホッキョクグマ館。

ホッキョクグマのホクト(♂)とリラ(♀)に交尾行動が確認され、リラが11月下旬から出産する可能性があるためホッキョクグマ館の2階は閉鎖しています。

産室でウッドチップを掘るリラ(同園公式Xより) 。『北海道新聞』(2023年12月19日 21:41) 記事によれば『札幌市円山動物園で、ホッキョクグマのリラの出産が間近に迫っているとの見方が強まり、同園関係者の中で期待と緊張が高まっている』とのこと。誕生すれば同園でのホッキョクグマの出産は、リラが生まれた2014年以来9年ぶりで、順調にいけば来年4月以降に母子で公開される予定だそうです。
人気のない水槽で悠々と泳ぐアザラシ。ホッキョクグマ館1階は入館でき見ることができます。

カバ・ライオン館。今年11月8日に旭川市旭山動物園から到着したライオン《イト》(♀、1歳)が環境に慣れるまで閉鎖されていた展示エリアが12月11日から観覧を再開しています。ライオンのイト(左)とクレイ(右)。
クレイ。
イトです。

人気者のアジアゾーン「高山館」のシセンレッサーパンダ。本日3頭が屋外に出ています。
熱心に毛繕い中で顔を上げてくれないエイタ(♂)。
笹を夢中で食べる小百合(♀)。

雪の中を活発に動きまわるセイタ(♂)。

いつもの順路で「円山動物園」の最古参種の3動物です。エゾヒグマはお寝み中。
食事をするエゾシカ。
悠然たる姿のオオワシ。

最期は我が家の人気者オグロプレーリードッグ。団子状態で固まっていました。
その隣のエゾタヌキは丁度飼育員さんから餌をもらっていました。以上で本日の動物園訪問は終了。ホッキョクグマ・リラの吉報を期待します。ありがとうございました。
「円山公園」内「円山川」沿いの木道を歩いて帰宅しました。

「札幌市円山動物園」
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話番号:011-621-1426
ファクス番号:011-621-1428
開園時間 夏期(3月1日~10月31日) 9時30分~16時30分
     冬期(11月1日~2月末日) 9時30分~16時
休園日 毎月 第2・第4水曜日, 12月29日~31日
入園料 年間パスポート(高校生以上)2,000円(購入日より1年間有効)
大人 800円 高校生(半額減免)400円
小人(中学生以下)無料
https://www.city.sapporo.jp/zoo/index.html
(2023.12.23)


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