創成川公園ほとりの「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」のレストラン&カフェ「FIKA CAFÉ Lagom」。「FIKA〈フィーカ〉」とはスウェーデンの文化で大切な人とのコミュニケーションを大切にしコーヒーやお茶、お菓子とともに楽しむ習わしとか。「Lagom〈ラゴム〉」は“自分も相手にもほどよい時間を過ごすことのできるカフェ”だそうでコスト・パフォーマンス良好の「アフターヌーンティー」が大人気です。
今日は「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」1階のカフェ&レストランの「FIKA CAFÉ Lagom」で人気の「アフタヌーン・ティー」です。その存在を知ってすぐさま予約しようと店のウェブサイトにアクセスしたのですが1月中は予約で一杯。漸く取れたのが2月で後刻に再度アクセスすると2月中は予約で一杯になっていました。大変な人気です。場所は地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」が徒歩3分の最寄り駅のようですが本日は地下鉄東西線「大通公園駅」から歩いて「狸小路」経由で参りました(地図)。
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「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」を「創成川公園」方向から見たところ。
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「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」のエントランス付近。
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ホテルのロビー。
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「FIKA CAFÉ Lagom」をホテル・ロビー側から見たところ。
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「FIKAアフタヌーンティー」の看板が出ていました。2021年12月から2022年2月はチョコレートフェアでチョコレートスイーツの数々が楽しめるとか。 人気のChocolate専門店 「SATURDAYS CHOCOLATE」のコラボ企画で「ウガンダ72R」を使用した「バゲットフレンチトースト」も出てくるようです。
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「FIKA CAFÉ Lagom」の店内奥から見た内観。木の感じの優しい北欧デザイン家具等を多用した内装です。カトラリーも「ジョージジェンセン」でした。
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「FIKA CAFÉ Lagom」から見たホテルの中庭。
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登場した1日限定10食の「アフタヌーン・ティー」。ドリンク付きで1人税込み2,700円(写真は2人前
)。
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圧巻の存在感です。
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「アフタヌーンティー」のメニュー。
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先ずは最上段のスイーツから。手前より時計回りで「ルビーチョコレートプリン」、「ヘーゼルナッツとチョコレートムース」、「SEMLA(オレンジ・フランボワーズチョコレート)」。いずれも手の込んだ繊細な味わいです。特に「SEMLA(オレンジ・フランボワーズチョコレート」に感心。オレンジサバランのベースにフランボワーズソースとホワイトチョコレートが乗りフルーツや生クリーム等のトッピング。大変手の込んだスイーツでした。
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「フレンチトーストショコラ」。「SATURDAYS CHOCOLATE」とのコラボで「ウガンダ72R」というチョコレートを使用したバゲットフレンチトーストです。チョコレートがふんだんに使われた濃厚味です。バゲットもふわふわでした。
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三段目の食事もの。手前より時計回りで「合鴨のパストラミ・カマンベールチーズのタルティーヌ」、「きたあかりのニョッキ」、「トルティーヤラップサンド(エビ、生ハム、キャロットラペ、紫キャベツ、サニーレタス、クリームチーズ)」。こちらも手が込んでいます。こういう塩気ものがあると舌がリフレッシュされ最後までスイーツ類が楽しめます。
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最後は中段の5品。手前より時計回りで「スコーン(ベーコン・ローズマリー)」、「りんごとカカオのコンポート」、「ビターチョコレートと柚子のショートケーキ」、「抹茶の生チョコレート(玉翠園抹茶使用)」、「ピスタチオチョコタルト」。大変大変結構でした。
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「アフターヌーンティー」の主役となるドリンク類も充実です。3時間の時間制限内では飲み放題です。内容的にも名店の「玉翠園」、「徳光珈琲」、「ロンネフェルト」などが名を連ね、チョコレートフェア限定ドリンクとして「コーヒーグロッグ」などもあります。珈琲・紅茶以外のソフトドリンクも豊富で何杯飲めるか頑張りたいところです。
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先ずは「フルーツモクテル」。基本的には3時間以内飲み放題のドリンクですが唯一1人1杯限定のもの。透明なグラスの中には色鮮やかなフルーツが一杯の炭酸ドリンクです。
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「フルーツモクテル」をグラス上から見たところ。フルーツはイチゴ、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、レモン等で華やかです。このドリンクも一品のスイーツのようです。
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「抹茶ラテ(ホット)」。お茶は日本茶専門店「玉翠園」の厳選した茶葉を使用し抹茶は提供時に点てているとか。蜂蜜が甘味用につきます。
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チョコレートフェア限定ドリンク「コーヒーグロッグ」の「カプチーノ」。ラム酒と砂糖を少量加えた冬らしいメニューだでそうでラム酒が香ります。バターが合うということで添えられますが使いませんでした。
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ロンネフェルトティーの「アールグレイ」。ポットで提供されカップ3杯分はあります。紅茶好きには良いですがドリンク類は飲み終わってから次を注文するのが決まりなので少し悩ましい量です。
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「徳光珈琲」Lagom専用ブレンドの「ブレンドコーヒー」。グァテマラ、コロンビア、ペルー、ケニア、エチオピア、インドネシアの良質な豆をブレンドしたそうでカップも大振りです。
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最後に「エルダーフラワーハーブジュース」。マスカットのような爽やかな炭酸ドリンクで〆にすっきりして良かったです。あと100%フレッシュジュース系が頼めなかったのですがお腹に水分がたまったので満足で清算しました。これで1人税込み2,700円です。ドリンク類の通常価格が1杯600円~880円ですのでドリンクだけでかなり元をとったようなお得気分でした。なお清算時に制限時間の3時間に時間があったのでスタッフの方から「まだ時間がありますよ。宜しいのでしょうか。」と声をかけられました。
正直言ってこの価格でこれだけのアフターヌーンティーセットは絶対にお勧めです。明るい品の良い空間、手の込んだ1品1品美味しいスイーツ類、そして質・種類ともに拘りを感じるドリンク類と大人気になるのも当然と言える内容です。スタッフのサービスも心地よく快適に良い時間を過ごせたティータイムでした。ご馳走様でした。
「FIKA CAFÉ Lagom」
札幌市 中央区南4条東1丁目フェアフィールド・バイ・マリオット札幌1F
TEL:011-242-0111(代表) 011-242-8703(直通)
営業時間 10:00~18:30 Lo.18:00
(2022.2.7訪問)