私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

旅先で出会った日本人・・・パート2

2013-12-27 10:21:16 | アフリカ
アフリカ ガーナのクマシで出会った若者

アメリカ大統領『ケネディ』が設立した平和部隊(Peace Corps)。
18歳以上のアメリカ人が発展途上国に行き、教育、青年育成、公衆衛生、ビジネス、環境などの分野で、
途上国の人々を草の根レベルからサポートするプログラムです。
期間は2年間(+最初に3ヶ月の訓練)で、渡航費や生活費などはすべて支給される。

日本の青年海外協力隊と同じ!

クマシの小さなお店で、あいつとビールを飲んでいたら・・・
日本人かな?と思う若者が座っていた。

声をかけると・・・両親は日本人で、彼はアメリカ生まれのアメリカ育ちのアメリカ国籍!
でも・・・とても美しい日本語を話す。
彼曰く『英語の方が楽だけど、両親がアメリカ国籍でもあなたは日本人なので日本語を覚えなさいと、
厳しく指導された』と!


クマシの高校で数学を教えている。

大学を卒業後、どうしても医者になりたい夢が捨てきれず、
再度、医学部を受験!なんと!!!合格したらしい。

医学部入学まで、Peace Corpsに参加し、クマシで数学を教えている。

あいつ『どうして医学部に行きたかったの?』
若者 『「手塚治」のブラックジャックを読んでいる内に医者になろうと思った』
あいつ『ブラックジャックは何処で手に入れたの?』
若者 『父が好きで、アメリカの家に全巻そろっていたんです』

ブラックジャックが若者の夢を育て、夢を実現にさせたのである。もちろん彼の努力も素晴らしい

クマシでの活動が終わると、いよいよ医学部での勉強が始まると顔を輝かせ話していた。
その姿が今も目に焼き付いている。

あいつとガンガンビールを飲んでいた。
そのうち、あいつのほうが出来上がっちゃった!
大声で歌うは、だれとでも抱きつくは・・・私は大変だった。

次の日は・・・『二日酔い』
ガーナがあいつにとって100ヶ国目だったので、嬉しくて、彼のような若者に出会い、
更に嬉しくて、テンションが上がり、ついつい飲み言い過ぎたらしい・・・それを聞いて・・・私も嬉しくなった