というわけで第3回。今回はSOS団、もとい憂鬱かげふみ人たちに助っ人が現れるというお話。一体何者なのでしょうか?
時は幕末、安政の頃。黒船襲来以降落ち着かぬ世情のお江戸では、頻繁に打ちこわしや暴動が起きていました。そんな暴動の引き金を引いたのが、そう、商人です。今で言う大企業なんかに似ています。
そんな中現れたのが大阪屋虎右衛門(阪口大助)。島津藩家老の骨川(関智一)と組んでいわゆる攘夷行動の話し合い・・・
虎「幕府はとうとう反対派を粛清し始めた」
骨川「このままでは、彦根藩御用の近江屋恒蔵がのさばりかねん」
井伊大老の安政の大獄は戊午の密勅事件、すなわち孝明天皇が水戸藩に秘密裏に勅書を下さった事件を機に激化の一途をたどった。
江戸の取り締まりを任されている奉行所の同心・京太郎(杉田智和)と太一(小野大輔)は謎の姉妹に出くわす。聞くと安政の大獄で無実の罪に問われて投獄された父を探しているという。
姉妹は姉のタマ(伊藤静)と妹のユマ(生天目仁美)と言い、父は安政の大獄によって反政府運動家のレッテルを着せられたと言う。これを聞いた京太郎はハルヒたちに相談を持ち掛ける。
ハルヒ「水戸から来た姉妹ねぇ・・・これはいわゆる安政の大獄ってやつかしら」
京太郎「そうだよ、だから相手は・・・」
ハルヒ「まさか、やるわけないよね」
そこに謎の男が。手には鞭を持っていたピンクの着物の男・桃太郎だ。
小雪「桃太郎がこんな世の中にどうしているの?」
桃太郎「拙者がいなければ、なにもできますまい」
ハルヒ「で、味方になってくれるの?」
桃太郎はハルヒたちの味方になることを了承した。そしてタマとユマの父の捕らえられた牢獄へ。
なんとか姉妹の父を助けた桃太郎だったが、投獄の原因はなんと大阪屋と骨川だったのだ。それを知ったハルヒたちは仰天する。
ハルヒ「ちょっと、薩摩藩がどうして首突っ込んだりするわけ」
桃太郎「薩摩は佐幕だ。今楯突くと危ない」
ハルヒ「それはわかっているけど、それとこの事件が・・・」
京太郎「幕府にではなく藩に逆らったんじゃないの?」
タマは突然父の捕り物の話をする。父は大阪屋の運上金値上げに反対したために捕縛されたというのだ。それを捕らえるよう命令したのが骨川である。
真相を知ったハルヒたちかげふみ人はタマとユマから父を助けた礼金として25両をもらい、それで仕事をすることに。
仕事の後かげふみ人たちは一同に介するが、桃太郎の姿が見えない。ただ聞こえるのは蹄音だけ・・・
ハルヒ「馬に乗って消えてく桃太郎なんて、時代も進んでますこと」
果たしてあの謎の仕事人「桃太郎」とは何者だろうか?
話の一部で彦根藩が出ましたが、次はササメケ組の出番ですか?いやぁ、まだ桜田門までは早いですから。
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