本当は怖い家庭の医学

今日でちょうど１周年です。

「本当は怖い胸の痛み」
商社マンが体験した恐怖、胸に重石を乗せられたような痛み・・・
それは明け方に聞こえる悪魔のささやきでした。
商社マンは休日返上で家族のために働きますが、再び胸を押されるような強い痛みが。
沖縄旅行まであとわずかと言う日、ついに悪魔が牙をむきます。娘が起こそうとすると既に冷たくなっていました。
商社マンＳ氏　死亡
では、なぜこのようなことになってしまたのか・・・？
病名　異型狭心症
何らかの原因で血管が狭まる狭心症、ストレスによって異常をきたしてしまう。
実は血管が縮んですぐに戻るためこの狭心症は気付きにくいのです。
仕事人間の「タイプＡ」と呼ばれる人たちはイライラからこういった病に冒されるようです。
まずはあくせくしないでリラックスを優先しましょう。勿論心臓に負担のかかることもやめましょう。

「本当は怖い口内炎」
もしも貴方が口内炎を患っているなら、一度鏡にあんぐりと向き合ってみませんか？本当に口内炎かどうかわかりますよ。
ある主婦の話。韓国ドラマにはまる主婦Ｊさんの口の中にしみるような痛みが。左の頬に口内炎が出来たのです。その時はビタミン剤を飲んで治まりましたが、これこそが恐怖のシグナルだったのです。
しかし再び口内炎が出来てしまいました。しかも今度はさらに大きくなりました。しかし今度もビタミン剤で対処して直りました。
３ヵ月後、胸焼けとともに半透明の物体を吐き出したＪさん。そしてその夜寝苦しくなって目を覚ますと首が痒くなり、指先に変な液体が。さらには全身にただれが。
主婦Ｊさんは３ヶ月入院
病名　尋常性天疱瘡
なぜこの病気が発生するかはいまのところ不明。そして異常が最初に現れるのは口の中、つまりぷっくり膨らんだ口内炎こそがこの病気の特徴。ちなみにアフタ性口内炎は潰瘍型のため中心にへこみがあります。
それから半透明の物体は食道の粘膜でした。かなりグロテスク。
たけしいわく「これ、ハリウッドの怪奇映画にしたら売れる」とのこと。
そして口内炎についての知識。
①　帯状疱疹（水疱瘡ウイルス）
②　尋常性天疱瘡
③　アフタ性口内炎
④　舌癌

次週は熱い物が胸に染みたり、体を動かすと息苦しくなったりというもの。