秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

甲虫種の書 ランゴスタ

2024-01-07 16:29:03 | 甲虫種








ランゴスタ
Vespoid
甲虫種 
殻虫目 針尾亜目 ランゴスタ科
全長約227cm

全高約119cm
脚の大きさ約9cm
・狩猟地
現大陸…森丘、密林、沼地、砂漠、旧砂漠、火山、雪山、城塞高地など
新大陸…渡りの凍て地を除く全域
・概要、特徴
森林や沼地をはじめ、雪山から砂漠、火山まであらゆる環境に棲息する高い環境適応力を持った小型の甲虫種。
突然変異で巨大化した蜂の一種と考えられており、長い脚と鋭く強靭な顎、発達した翅をもつ。腹部の先端に神経毒を分泌する鋭い針を持つのが最大の特徴で、腹部には黄色と黒の縞模様がある。
大きな翅は薄いながらも極めて鋭利であり、触れるだけで外敵を切り裂く。
華奢な外見通り甲殻は脆く、ハンターの武器で倒すとあっけなくバラバラに砕けて素材を剥ぎ取れない事が多いため、素材を得る際には毒で仕留めることが推奨されている。
・生態
大規模な群れを作って生活し、時にはクイーンランゴスタと呼ばれる大型の♀を中心としたコロニーを形成することがある。集めた餌はクイーンに優先的に与えられ、その産卵のエネルギーとなっている。
また、群れの個体数が多くなると群れを分割すると考えられている。
コロニーが近い場所では夥しい数のランゴスタが確認され、 人里に近い場所にコロニーが作られた場合、数十匹単位での討伐依頼がギルドに寄せられる事も珍しくない。
発達した翅と軽量な身体から飛翔能力は高く、不規則に飛び回って外敵を撹乱する。
肉食で、狩りを行う際には空中を機敏に飛び回って獲物を探し、獲物を見つけると腹部の針を突き刺してすかさず麻痺性の毒液を流し込んで動きを封じ、強靭な大顎で肉を齧りとり捕食する。虫や小動物などの小さな獲物であればそのまま攫い、巣へ運ぶ。
自分より遥かに大きな生物を襲う事もあり、その対象には当然人間も含まれるため、新米ハンターには厄介な存在となる。

松明など光を灯すと群がる習性のため、注意が必要。
同じ群れの中でも大きさには個体差があるが、特にクイーンの護衛を行う個体は「親衛隊」と呼ばれており、通常の個体より一回り大きい。
新しい巣を作る場合は親衛隊を引き連れたクイーンが先頭に立つが、近くで飛竜等の危険が迫っている場合は親衛隊が率先して卵嚢を運ぶと共に、クイーンの安全を確保しようとすることで知られる。
また、クイーンの羽音を指示として聴き取り、クイーンの放った腐食液で守りの弱くなった外敵に対して親衛隊が一斉攻撃を仕掛けさせる、という連携を見せることもあるという。
代表的な天敵にはライゼクスが挙げられる。
・食性
肉食性。麻痺させた獲物の肉を鋭い大顎で齧りとる。
・危険度、戦闘能力
武具で身を固めたハンターにとってはそれほど脅威となる存在ではないが、変則的な飛行からの攻撃や麻痺毒は厄介であり、縄張りに入れば容赦なく攻撃の対象にされるため危険。
大型モンスターの狩猟中に麻痺させられ、思わぬ危機に陥る恐れもある。
針のみならず翅も極めて鋭利なため、これで斬りつけて攻撃して来ることもある。



・利用

ランゴスタの甲殻は加工によっては飛竜の甲殻にも匹敵する強度が期待でき、工房秘伝の加工技術や生態研究の結果により、素材の強度を大幅に高めて武具として仕上げる技術が確立されている。しかし、素材を剥ぎ取る際には細心の注意を必要とし、薄羽などは少しでも過剰な力が加わると破れてしまうため、完全な形で入手出来ることは少ない。




この技術により生産された防具は火の属性攻撃には弱いという弱点こそあるが、その反面龍耐性には優れた見た目以上に重く頑丈なものであり、狩猟用の装備としては十分に実用的な性能を誇る。
また、武器としても竜の討伐を目的として作られたものもあり、堅実な性能から評価は高い。
・ソース
MHXX
MHR:S

復刻ハンター大全pg.55. 106

DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集 pg. 392 〜393




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