秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

鳥竜種の書 夜鳥 ホロロホルル

2024-04-25 19:59:29 | 鳥竜種





「夜鳥」

ホロロホルル
Malfestio
鳥竜種
竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 ホロロホルル科
全長約550.49〜764.57cm
・狩猟地
古代林、原生林、孤島、遺群嶺
・概要、特徴
温暖な気候の森林地帯に生息する、大型の鳥竜種。
体格は大型鳥竜種の中でもやや小柄で、全長は中型モンスター程度。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1657231263504404480?s=19





体は鮮やかな藍色の羽毛に包まれており、「夜鳥藍」という色名の語源となっている。
他の鳥竜種と比べて嘴は短く、赤く輝く両目は正面を向く。


背後に立つ相手を見据える時には首を回転させる事があるが、その可動域は非常に広く、身体を前に向けたまま真後ろを確認することも可能で、その様は一見の価値があるとされる




また両耳は非常に筋肉質であり、これも広い可動域をもつ他、翼には剣のように鋭利かつ硬質な爪を持つのも特徴。


全身を覆う羽は正確には羽のように発達した鱗「羽鱗」であり、翼にも翼膜を覆うように付着している。
足指は前後二対ずつ生えており、千刃竜セルレギオスにも似た形質を持つ。






・生態
基本的には夜行性で、暗所を好むことから「夜鳥」の通称で知られる。
非常に狡猾な性質の持ち主で、休眠をとる際も外敵の攻撃を受けにくい樹上の枝の上で眠る事もある。
翼を覆う特殊な鱗粉により、その飛翔はとても静かである。
・食性
肉食性。脚部の鋭い爪を武器に、獲物の頭上から静かに襲い掛かる狩りを得意とし、ケルビやその死骸を捕食する様子が観察されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476079389641035779?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると鋭い咆哮を上げ、同時に身体を大きく膨らませて身体を大きく見せて威嚇する。
空中からの奇襲を得意とし、外敵の頭上から爪で襲いかかったり滑空して突進する戦法を好む。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476078342075863043?s=19





翼には翼膜を覆うように大量の羽鱗が存在するが、その翼の内側には金色の特殊な鱗粉が大量に付着しており、外敵との戦闘では頻繁にこの鱗粉を周囲に向けてばら撒く。
この鱗粉は吸い込んだ動物の方向感覚を狂わせ、一時的な前後不覚状態に陥れる作用を持つ。
夜鳥もこの鱗粉の特性を理解しており、羽ばたく際の風圧を利用して鱗粉をより広範囲に振り撒こうとすることもある。
更に前後不覚状態に陥って混乱している相手の隙を突く形で攻撃する事が多い。


こうして相手を翻弄する事から「幻惑の魔術師」の異名をとる。







興奮すると咆哮と共に頭頂部から後方へ長く伸びる耳を立ち上げ、鮮やかな赤に染まった内側を相手に見せつけると共に、普段は折り重なるようにして翼の縁に納めている翼爪を扇のように広げ凶暴性を増す。





翼爪は剣のように鋭く強靭であり、鳥竜種としては非常に珍しく、外敵に勢いよく叩きつけるように振るうことで攻撃する。








興奮状態になると鱗粉をばら撒く頻度と量も増え、より危険性が増す。


ブレスのような攻撃は持たないが、口からは『催眠波』と呼ばれる特殊な音波を発することがある。
この催眠波は睡眠袋の体液を指向性を持たせた超音波にかけ、音波振動によって霧状に放出するもので、浴びた生物を昏倒させる作用を持つ。


これを放つ際には集音と反響の性質を併せ持つ翼を広げ、音波を標的に向かって集中させる。
ホロロホルルはこれらの混乱、催眠能力を駆使して外敵や獲物の動きを封じる戦法を得意とし、これらの能力から、ギルドでは危険度は化け鮫や岩竜に比肩するものと見なしている。






・利用
美しい羽鱗から作られる衣装は、西域のとある国では王宮の仮面舞踏会や祝祭の際に身に着ける高級品として知られ、また手品師や道化師、軽業師の衣装としてもよく用いられる。
衣装だけでなく、色鮮やかな羽鱗そのものにも観賞用としての需要があり、特に首元や尾の先端だけに見られる「金羽」は珍重される。それらの素材を用いた武器は、獲物を幻惑し覚めない悪夢へ誘うとされる。
また、肩肉はホロロースと呼ばれ食用としての需要があり、ベルナ村ではこれを用いた創作料理も開発されている。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書 pg 166、167


鳥竜種の書 紅彩鳥 クルペッコ亜種

2024-04-24 23:35:04 | 鳥竜種









「紅彩鳥」

クルペッコ亜種
Crimson Qurupeco
鳥竜種
竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 声鳥竜上科 ペッコ科
全長約824.88〜1085.38cm
・狩猟地
孤島、モガの森、水没林、火山


・概要、特徴
彩鳥クルペッコの亜種で、鮮やかな紅い体毛ら「紅彩鳥」と呼ばれる。
通常種以上に派手派手しい外見で、その姿は鮮やかに咲き誇る巨大な花のようにも見えるという。







・生態
通常種とは生息域がやや異なり、砂原には生息しない一方で水没林や火山に出現した例が多い









通常種同様、鳴き真似と踊りを得意とするが、踊りのレパートリーや頻度は通常種よりも多く、また外敵との交戦時には非常に危険度の高い大型モンスターを呼び出す可能性が高い。


そのため、彩鳥種観測隊という組織ではクルペッコ亜種の大量発生を確認し、現場が荒れる前にと緊急的に依頼を出している。
通常種には見られなかった生態として、同エリア内の本亜種とモンスターとの疲労を回復する効果のある踊りを踊る事があるという。
・食性
通常種同様、魚を捕食する様子が観察されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1723621768936779793?s=19
・危険度、戦闘能力
通常種と比較して身体能力は高い傾向があり、咆哮の音量は大型飛竜のそれに匹敵するほどで、尻尾を振り回せばハンターがよろめくほどの風圧を巻き起こす。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783140010277179694?s=19






翼爪は通常種とは異なって電気を発生させる性質があり、電気石と呼ばれる。
これは衝撃を加える事で溜めた電気を放電したり閃光を放つ事ができ、クルペッコ亜種はこれを主な攻撃手段とする。




・利用
その派手な羽根や翼は貴婦人の注目の的となっており、通常種の素材よりも高値で取引されている。
それらの素材は雷に強く、また武器には電気石を組み込むことで雷属性を帯びる
・ソース
MH3G


鳥竜種の書 彩鳥 クルペッコ

2024-04-24 22:37:25 | 鳥竜種







「彩鳥」

クルペッコ
Qurupeco
鳥竜種
竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 声鳥竜上科 ペッコ科
全長約764.10〜1085.38cm
全高約446.7cm
脚の大きさ約117.0cm
・狩猟地
孤島、モガの森、渓流、砂原など






・概要、特徴
温暖な地域に生息している鳥竜種。
黄緑色を主とした独特で鮮やかな色彩から「彩鳥」とも呼ばれ、大きく膨らむ胸部、ラッパのように広がる嘴の上部が特徴。





扇のように開く尻尾は興奮すると赤、疲労するとくすんだ緑色などコンディションによって色を変える。
翼爪は火打石と呼ばれ、非常に硬い。
表面からは判りにくいが、鮮やかな羽の下には耐火性に優れた鱗が並んでいる。










・生態
胸部の器官へ大量の空気を取り込み、頭部にあるラッパ状の膜を振動させることで様々な音を出す。
この能力によって高度な鳴き真似をする習性が有名で、他のモンスターの鳴き声の模倣は人間の耳にはそれとしか思えないほど正確。
ドスジャギィを呼ぶクルペッコ
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783096243952263416?s=19
ルドロスの真似
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783114444496859241?s=19
クルペッコは危険が迫るとこの鳴き真似を行う事で周辺のモンスターに仲間がいると誤認させ、呼び寄せる。
メラルーの真似
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783097263042257205?s=19
そのレパートリーの中には自分より遥かに強力な飛竜や獣竜なども存在し、周囲に混乱を呼ぶが、クルペッコ自身はその隙にその場から逃走を図る狡猾な作戦をとる。

イビルジョーの真似
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783098911907090518?s=19
モンスターを呼び出す時には片足を軸に身体を大きく振りながら嘴を展開し、拡声器のように広範囲に鳴き声を響かせる。
因みにこの嘴は元々は感覚器官だったものが、特殊な音を発する事で他種のモンスターとコミュニケーションを図れるように進化した結果と考えられている。


力をつけた個体ほどより強大なモンスターを呼び出す傾向があり、場合によっては自身を捕食対象としているモンスターさえも召喚してしまう。





クルペッコの踊るようなステップは求愛と威嚇の目的であるという説が有力であり、ハンターと対峙しているクルペッコの踊りは威嚇行為とされる。
踊りは自らの代謝を高めるのみならず、音色を組み合わせることで自らを鼓舞し、一時的に興奮状態となる事もある。
この特殊な行為は他の生物にも同様の効果がある事が確認されている。





クルペッコの狩猟依頼は一帯に響き渡る鳴き声による騒音被害と、鳴き真似によって強大なモンスターが出現する危険性によるケースが多い。




クルペッコの雄雌は普段は別々の行動圏を持つが、繁殖期になると気候の安定した環境へ移動し、雄が雌に向けて胸や尻尾を色鮮やかに広げながら音色と踊りで求愛する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783113325989237036?s=19
その際は雌に気に入られるために特徴的な声を出すため、その時期などはとりわけクルペッコの鳴き声がよく聞かれる。
番となると高所に巣を作り、数個の卵を夫婦で温める。
子育てでは巣の防衛と餌運びを雌雄で交互に担当し、雛はミミズや虫を与えられて育つ。
雛は生まれながらにして発声器官を持っているため、無意識に外敵を呼び寄せてしまうこともあるが、その際は親がより強力なモンスターの鳴き真似をして外敵を追い払う。
この際に声真似の継承が行われているという研究報告もある。






また、踊りの練習中にうっかり巣から落ちて命を落とす幼体も多く、これがクルペッコの死因の大半となっているが、それを防ぐように親は尻尾を広げて幼体の落下を防ぐ。
普段はクチバシで身繕いをする様子なども見られる。

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783115039333073053?s=19

・食性
雑食性。魚を捕食する様子が観察されている他、木の実なども食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783116398283362407?s=19
生態ムービー
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1778000971358204179?s=19
・危険度、戦闘能力
優しそうな容姿であるため、特産品を狙い挑む村人も多かったが、その危険度は水獣にも匹敵する。
外敵と遭遇すると咆哮で威嚇を行うが、その音量は耳を塞ぐほどではない。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1783117378500661414?s=19






口からは可燃性の液体を吐いて攻撃し、浴びてしまうとあらゆる属性への耐性を大きく損なう。
興奮すると火打石と呼ばれる堅い翼爪を叩き合わせて大きな火花を起こして威嚇し、またそれによって、前述の可燃性の液体を浴びた相手を炎上させる攻撃を仕掛ける。
また、火打石は自らが出す音に合わせてリズムを取る時に使うこともある。





その他には嘴で連続して啄むように叩きつける、尻尾を広げて振り払うといった攻撃も繰り出す。
飛行能力も高い部類に入り、滞空しながら攻撃してくる事も多い。


しかし、最大の脅威はクルペッコそのものの攻撃ではなく、呼び出される大型モンスターのものになるだろう。




・利用
クルペッコから得られる美しい羽根は生息地近隣の村では土産物として扱われ、モガの村では尾羽根が特産品として有名。
咽喉はペコペコラッパと呼ばれ、面白い音が出るとしてこちらも特産品として取引される。




それらの素材を用いた防具は随所に施された羽飾りと彩鳥ならではの色彩に飾られ、目に鮮やか。遙か古の時代から狩りをしてきた、誇り高き異国の狩猟民族が身につけていたものと言われている。鮮やかな極彩色の色使いは、「芸術品としても充分通用する」と工房でも話題を呼んだ。
軽量で柔らかな羽と耐火性に優れた鱗で作られているために耐久力が高く、俊敏で細やかな動きを可能にしている。
彩鳥の素材は骨系武器を強化する形で用いられる事も多く、火打石を用いる事で発火作用を持つ他、その色合いの鮮やかさは狩り場に華を添えてくれる。






また、そのどこか愛嬌を感じさせる容姿や独特な生態からか、置物やインテリアのモチーフにもなっており、配達を生業とするアイルーのかぶる帽子のデザインにも取り入れられている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1743932512668443040?s=19
・ソース
MH3G
MHXX
MHR:S
復刻ハンター大全 pg. 267、332
https://www.4gamer.net/games/074/G007404/20090831036/?s=09


鳥竜種の書 毒怪鳥 ゲリョス亜種

2024-04-23 20:47:04 | 鳥竜種










「毒怪鳥」

ゲリョス亜種
Purple Gypceros
鳥竜種
竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 ゲリョス科
全長約941.36〜1238.62cm
・狩猟地
原生林、未知の樹海、地底洞窟など
・概要、特徴
紫がかった表皮をまとった、毒怪鳥ゲリョスの亜種。
ギルドでは基本的には通常個体と同じく「毒怪鳥」の通称で呼ぶ。
尻尾や首の一部の外皮は緑色に染まっており、興奮すると目の周りも緑色になる他、翼膜も朱色に近い褐色をしている。
通常種同様、毒に対して高い免疫力を持つ。
出現は稀である。









・危険度、戦闘能力
トサカから閃光を放つ攻撃を得意とするなど、生態は通常種と殆ど変わらないが、アイテムを盗まれたという報告は殆どない。
興奮状態の際には通常個体以上の運動能力を発揮し、縦横無尽に走り回っては毒液を吐き散らす。
また、吐き出す汚物には非常に強い猛毒があり、その量も多いため危険。





・利用
紫色のゴム質の皮は滅多に出回らない珍品として知られ、特に屈強な個体の腹部から得られる皮は加工の可能性を広げる逸品。
それらの素材を用いた武器は内部に毒の精製機構を備え、刀身には常に新鮮な毒素が供給される事で強力な毒属性を発揮する。
特にハンマーは鎚頭だけに塗り込んだ毒が、その毒性の強さゆえに支柱となる持ち手部分の色をも染めてしまい、熟練ハンター以外の者が素手で触れると、そこから侵されてしまうほどの猛毒を備えている。
・ソース
MH4G
復刻ハンター大全 157pg


鳥竜種の書 毒怪鳥 ゲリョス

2024-04-22 22:37:15 | 鳥竜種











「毒怪鳥」

ゲリョス
Gypceros
鳥竜種
竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 ゲリョス科
全長約871.99〜1238.62cm
全高約457cm
脚の大きさ約130cm
・狩猟地
沼地、密林、 森丘、原生林、未知の樹海、古代林、地底洞窟、遺跡平原、遺群嶺など



・概要、特徴
温暖湿潤な地域に生息する大型の鳥竜種で、強烈な毒液を口から撒き散らすことから「毒怪鳥」とも呼ばれる。
槌のような珍しい形状のトサカと上下に張り出した嘴、くすんだ藍色のゴム質の外皮、太い鞭のような尻尾といった異質な外見が目を引く。
このゴム質の外皮は優れた弾力性により単純な打撃によるダメージを大きく吸収し、電撃のダメージや影響をほぼ完全に無力化してしまうほどの絶縁性も備えている。
しかしその性質から、斬撃や炎熱に対しては比較的弱い。
なお、前述の絶縁性と抗毒性の高さのためにシビレ罠は全く効かない。



・生態
奇妙な外見と性質を併せ持ち、臆病な性格故に一ヶ所に留まることがなく、常に走り回っている。
その疲れを知らないような持久力の源は、体内に流れる特殊な体液「狂走エキス」の効果である。
脚も太く発達しており、その強靭な脚力で垂直な壁面を疾走してよじ登ることさえある。

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1782389470941290837?s=19





人間の所持品に好奇心を見せ、興味を引かれる物がある場合は啄むように攻撃したついでに盗むこともある。





中でも鉱石や貴金属、閃光玉や光蟲などの光り物を好んで盗む傾向がある。集める理由については、知能が高いと推測されることからコレクションして楽しんでいるという説もある他、後述の理由にもあるという。

とあるハンターからは、ヤド真珠を持ったまま別の依頼を受けた際にそこで遭遇したゲリョスにヤド真珠を奪われてしまったとの報告があり、その時のゲリョスが尋常ではない興奮ぶりを見せていた点から、真珠は彼らにとっても価値の高いものであることは間違いないらしい。




なお、盗んだものが肉や虫、キノコなど食べられるものであればその場で食してしまう。







特異な姿と多芸さで知られるゲリョスだが、ハンターを特に苦しめるのが、頭部のトサカから放たれる眩いばかりの閃光である。
人間ばかりでなく周囲のモンスターまでも巻き込んで目を眩ませ、視界を奪う強力な光は、 トサカの内部にある鉱物質の器官で発生すると考えられている。
興奮したゲリョスは、急激に頭部を振動させることによって上方向に湾曲したクチバシの先端をトサカと衝突させる。
するとその衝撃でトサカ内部の鉱物質の器官が破壊され、膨大な光が生み出される。


あるハンターからの報告によれば、ゲリョスとの戦闘でトサカを破壊した際、 中から水晶系やライトクリスタルと呼ばれる希少鉱物を発見することができたという。
光る物を好むのは、これらの鉱物の素材を確保するためともされる。









繁殖期になると、雄は巣の予定地を確保し、その周囲にキラキラしたものをばら撒く。
雌が上空を飛んでいるのを発見すると雄はトサカから閃光を発し、 ばら撒いた“宝物”に反射させる。
光り具合が気に入ると、雌は巣の予定地に舞い降りてペアリングする。雄が“宝物”を雌に直接プレゼントすることもあり、より大きく、より光の反射率の高い贈り物が好まれる傾向がある。



また、偽死行為で外敵をやり過ごそうとする珍しい習性を持っている。
攻撃を受けて命の危険が迫ると突然大きくよろめき、あたかも力尽きたかのように崩れ落ちてしばらく動かなくなるのだ。
この間は例え追撃を仕掛けられたとしても無反応でやり過ごそうとするが、その辛抱強さは尋常ではなく、ハンターにナイフを突き立てられ、そのまま身体の一部を剥ぎ取られてもなお微動だにしない



これに騙されて外敵が立ち去る事を狙っているが、逆にそれでもなお近付いてくる者に対しては突然激しく暴れて奇襲を仕掛ける。
場数を踏んだハンターでも一目でゲリョスの偽死を見破るのは難しく、討伐したと勘違いして接近してしまい、突然暴れ出したゲリョスに叩き伏せられたという報告はよく聞かれる。
・食性
雑食性。疲労すると腐肉や毒テングダケを捕食する様子が観察されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1781898415116537937?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476765051717439489?s=19

・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると飛び上がって鳴き声をあげ、他に類を見ない戦法で外敵を撹乱する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476764536384286722?s=19

狂竜化
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476850364628766721?s=19









「毒袋」と呼ばれる内臓器官で毒を生成し、外敵を追い払う際にはそれを口から汚物として吐き散らして攻撃を仕掛ける。
この毒液はゲリョス自身が健在である限り無尽蔵に生成され、一度に吐き出される量がとても多い。
比較的毒性は低いものの、その量の多さから十分な脅威とな
また、傾斜のある地形では下に流れ落ちるため、狩猟の際には地形にも気を配る必要がある。
力をつけた個体は天高く毒液を吐き飛ばし、時間差で毒を浴びせる事もある。
パニック走りをしながら毒液を吐き散らかす事も多く、そうなると辺りは毒まみれとなってしまう。





ゴム質の尻尾は伸縮性に長け、尻尾を振り回せば遠心力によって伸び、見た目以上に広い範囲を打ち据える。
追い詰められて興奮すると頭部を急激に振動させてトサカと湾曲した嘴の先端を打ち合わせることで、トサカの内部の鉱物質の器官を破壊し、強烈な閃光を発する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1659838150334873602?s=19





文字通り目と鼻の先で繰り出される閃光に慣れているためか、ゲリョス自身はこの閃光をいくら使おうとも眼が眩んだりといった影響は全く見られない。





興奮するとトサカが明滅するようになり、目の周りに赤い模様が浮かび上がる。

一筋縄ではいかない奇妙な戦法を駆使する厄介なモンスターではあるが、毒や気絶といった状態異常に耐性があれば非常に有利に狩猟が可能。ギルドでは、危険度は奇猿狐や鬼蛙と同等とされる。




・利用
大量の毒を扱うためにその外皮は抗毒性も非常に高く、ゲリョスの素材から作られた装備は強力な毒にも耐え、またその毒袋を使用した武器は刀身に猛毒が染み込み、高い毒属性を発揮する。




また、その絶縁性の高さからゲリョスの皮は発電機構を組み込んだ特殊な武器のグリップなどにも導入される他、モンスター素材としては類を見ない弾力性と伸縮性から独特の需要がある。
また高い防水性から船舶の素材などとしての需要も増えている。
また、頭部を収集するゲリョスの好事家も少なくなく、毒怪鳥研究同好会なる組織も存在する。
・ソース
MH4G
MHXX
モンスターハンター モンスター生態全書vol③
復刻ハンター大全 62 & 92pg