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新型WRX S4に試乗してきた!

2022-03-13 15:43:48 | WRX S4



今日は、念願の新型WRX S4の試乗日。
昨日、実家に戻り所用をしてきたので疲れていたのですが、朝5時に起床して公園を10kmウォーキング。
感覚を研ぎ澄ませ準備万端なのである。笑

ディーラーは先週土日と今週の土日、WRX S4フェアを開催していて混むことが予想されるので、
10時開店なのに、9時15分に到着(どこかで見たことのある書き方 (^^))。
営業さんたちが集まってクルマやお店の清掃をしていました。
早っ!って感じで見られたのですが、乗っているのはフルカスタマイズのレヴォーグ STI Sport なので、
すぐに私と気が付いて笑顔で挨拶をしてくれました。

担当営業のNさんも挨拶してきて、笑顔で「まだ早いのでお待ちください~」と。
私は、「早く来れば試乗車を撮影できると思ったので来ましたー」と返事をして、
試乗車である、ソーラーオレンジ・パールのWRX S4をいろいろ気になるところを勝手に撮影して楽しんでいました。


20分くらい経ってからでしょうか、Nさんが道路も混んできたので、少し早いですが試乗してきますか。
と声をかけてくれたので、営業開始時間前ですが出発することにしました。

ドアを開けてRECAROシートに着座します。
このシートすごいです。腰のあたりをしっかりとサポートしてくれているので横ずれや不快さ(背もたれが合わないという感触)が全くありません。
しっかりとしている反面サイドサポート部はノーマルのシートよりも盛り上がっていますが、乗るときには全く気になりませんでした。
ボディのサイドシルの部分もカタログや写真ではすごい張り出しで少し心配だったのですが、全く意識しなくても乗れました。(photo.1)
この部分はレヴォーグもそれなりの幅があるので、違和感が感じなかったのかもしれません。

次に、シートの位置決め、サイドミラー、ルームミラーの調整をして出発準備。
ドライバーズシートから周りを見回すと。これはスバル車全社に言えることなのですが、
外部の見切りはとても良いです。ドライバーズシートから外が良く見えるという事は安全運転をする上で重要なポイントです。
スバルでは「0次安全」と言って力を入れている部分です

ただ、
センターコンソールが盛り上がってついている(レヴォーグよりも高い位置)のと、大型センターディスプレイの威圧感があるので、ドライビングシートの周りは、VMGよりも広くなっているにも関わらず狭い感じを受けました。
慣れだとは思うのですが、以前に新型レヴォーグを試乗した時にも同様の事を感じました。



さて、すべての準備が終わったので、お店を後にします。

最初は、ドライブセレクターモードはNormalです。
Normalなのですが、走り出したとたんに自分レヴォーグとは違うクルマのドッシリ感を感じました。
運転していて重さは感じないのですが、なんというかとても落ち着いた走りです。
何よりもすごいのがリヤの感じ、センダやハッチバックからレヴォーグに乗り換えたときもワゴン車なのに後ろを感じない。とコメントしたのを思い出すのですが。
S4では、まさに一体。セダンボディという形状もありますがとても良い感じを受けました。

Nさんによると、やはりSGP(スバルグローバルプラットフォーム)の貢献が大きいのではと仰っていました。
S4はSGPから更に剛性(ねじりも含めて)を上げてきているのでこちらも理由だと思います。

レヴォーグのFA20エンジンと比較してタログ数値では、
300ps/ 40.8kgf・m  → 275ps 38.2kgf・m
とダウンしているのですが、Iモードではレヴォーグでも出だしが少しもたつく感があるのですが、
S4ではそれが全く感じられません。
排気量が増えた関係で余裕のあるの出だしが生まれているのだと思います。
このことが数値上のスペックダウンをうまく打ち消しているなぁ という感じを受けました。


次に、Comfort モードにしてもらって、少し荒れた路面を走行。
第一印象は なにこれ!? です。
B4もWRX STIもLEVORGも、正直脚は固めです。
その中で乗りやすい設定を工夫して、前より乗りやすい。という改善が行われてきて乗りやすくなってきたのです。
WRXで、こんな脚が許されるのかというくらい、設定を変えてもらった途端に柔らかくなって、
動きが穏やかになったのには驚きました。
家族が後席に乗っているときには、積極的にComfortモードを利用するつもりです。
これで、クレームはでないでしょう。笑

そして二つ目の驚きはステアリングの動作、少し遊びがある感じが増えゆったりと操作できます。
タイヤが、245/40と太くて扁平なので低速の時はステアリングの動きに抵抗と重さを感じるはずなのに感じません。
(同じタイヤを履いていた、GRFで体験済みなので感覚は間違っていないはずです。)


最後に、
お店に戻る前に高速道路の高架下をSport+で走行。
多分、運転が大好きな人にとってはこのモードが一番楽しいはず。
少しアクセルを強めに踏むとエンジンがとても元気になります。
それだけでワクワクするのですが。
この路線は50km制限、白バイもいつもいますので、安全運転ですが、
信号からのダッシュで体験することができるので、ほんと一瞬で制限速度です。
ステアリングの感覚も先ほどの余裕のあるComfortモードと違って、車線変更が驚くほどスムースに行えます。

新車を購入した時にアンケートがスバルから送られてくるのですが、
いつも、そのアンケートにスバル車を試乗してもらうには高速道路を走ってもらうのが一番。
と書き続けています。笑
Nさんに、高速道路走りたいです。と言うと、笑っていました。

首都高速道路もクルマの能力を計るには最適だと思います。(ルーレット族のように走るという意味ではないです。)
普通に走っても、首都高には、急なカーブ、短い距離での合流、急なアップダウンがありますので、
これらをクルマの能力で安全に回避して走ることができるのか。というのを体験できれば良さがさらにわかります


あっという間に試乗は終わってしまいました。
でも、Nさん気を利かせてくれて、試乗のコースを長くとって私に体験させてくれたのです。
改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。


降車して、最後にトランクルームを確認。
さすがにレヴォーグと比べてしまうと狭い感じがするのは否めません。
これはもう、クルマの形状の違いなのでどうしようもありません。
うまく荷物を整理して、広く使う工夫を考えたいと思いました。

移動するのに荷物が沢山ある場合(趣味なども同様)はやはりレヴォーグのワゴン一択になります。
S4は荷物が沢山は詰めませんが、ドライビングを楽しむのには最高だと思います。
レヴォーグでいろんな場所やコースを走りました。
その中からいくつかS4で走ってみたいです。
半導体不足や部品供給の遅れで、納期は延びそうですが楽しみに待ちたいです。


写真での説明

photo 1
前席と後席の下に張り出している黒パーツの部分がスポーツサイドスカート
乗り降りの邪魔になるように見えますが、意外と邪魔ではありませんでした。
ここにSTIのサイドアンダースポイラーを装着予定。

photo 2
リヤからの写真。この後ろ姿が好きです。
電動化やハイブリッド化が進んで、マフラーは下に向けて隠されているクルマが多いのですが、
S4は4本出し。これだけで走りそうな感じを受けます。

photo 3
真後ろから
屋根の部分がリヤウィンドウに向けて下がって取り付けられて言います。
後席に座る人の首筋の日焼けを防止する機能もあると教えてもらいました。

photo 4
意外だったのが、エアスクープ 新型レヴォーグになって薄くなった印象を受けたのですが、
横に広がったのでそう見えるだけのようです。S4は開口部も大きく迫力がありました。
空気流入をスムースにするため清流版が見えます。

photo 5
運転席側のドアを開けたところ。
乗り降りはスムースですが、センターコンソールが盛り上がって取り付けられていること、
大型ディスプレイのおかげで狭く感じる?

photo 6
フロントフェンダー部分のエアアウトレット付近。
黒いパーツに空力の効果を得るために、六角形の凸凹がつけられています。
「新型WRX S4のすべて」によると、
無塗装にしているのは、塗装にすると微妙な凸凹が塗料で埋まってしまって効果を発揮できない。
着色は色合わせや経年変化を考えると現実的でない。
とのこと。

photo 7
右フロントが切れていてすみません。しかし、
運転席側のサイドボディ形状がわかると思います。
ブリスターフェンダーのような張り出し、スポーツサイドスカートの張り出しが良いアクセントになっています。

photo 8
最後は、リヤランプ リフレクター部分がギザギザしているのが分かります。
ちょっと見たことが無い形状。
ランプが付くと、マグマのようなはっきりとした赤でギラギラと光るらしいです。



※納車されて、高速道路や一般道をたくさん走った後に再評価したいと思います。




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