ブログにもちょっと書きましたが、新型WRX S4を最初に見たときの印象。
「スバル! やっちまったなー ついにあきらめたか」、「このSUVなんてクルマなの」、「ボディパネルのコストを下げやがった」 とまぁ、とにかくデザインの評価が低かった。
そう、ポリプロプレン製の黒いフェンダーモール、ボディガーニッシュ とにかく見た目が悪かった。笑
しかし、だんだんと隠れてたヴェールが明らかになってくると、
その黒いパーツにも実は意味があることが分かってきました。
なんと!空力パーツなのです。(こりゃビックリなのである)
表面に小さな凸凹がありその形はヘキサゴン(六角形)なのです。
一言でいえば、走行で発生する空気抵抗を減らす。
身近物での例えは、ゴルフボールのディンプルと同じらしいです。
空力でまっすぐに遠くに飛ぶ原理と同じ。
確かコロナ前の24H ニュルブルクリンクチャレンジに出場したWRX STIのボディ表面の一部にサメ肌のパーツがつけられていたと思います。それと同じ目的。
更に、
フロントフェンダーのサイドガーニッシュとリヤバンパーコーナーにエアアウトレット(空気穴)が設けられています。
側面の空気の流れを利用してバンパー内に溜まった空気を引っ張り出すことでタイヤの設置性が上がる仕組み。
純正パーツで穴が空いているものは多分初めて?
(スバル車でデザインだけで実際には穴が空いていない物は見たことがあります。)
アンダーカバーにも同様の機能を持たせ接地性を高めながら空気の抵抗を減らしています。
「新型WRX S4のすべて」には、(41ページ下段)
実際の効果も絶大で、最終仕様車を試作車に装着したところ、直進安定性が高まりすぎて、パワーステアリングのセッティングをやり直した。
とあります。
それほどすごい仕組みらしいです。
オプションパーツ込みの性能ではなく、ノーマル状態でこれだけ空力の工夫がされているので、
「違い」ということで書かせていただきました。
この力強いサイドビューに惚れました。
話は変わりますが、
STIのパーツは操安向上を目的としていますので、レヴォーグでは積極的に装着していました。
そこで、悩んでいるのがS4ではSTIパーツをどうするか。
上述の通りレヴォーグではA型もE型もSTIのエアロパーツを全部つけていたのですが、
S4はノーマル状態でも十分に空力と操縦安定性を考えられているのに、装着しても良いのか?
という葛藤。
WRX S4はノーマルの状態でも、ボディ形状のフロント、サイド、リヤサイド、リヤはグッと張り出していて、エアロパーツいらないくらいなのです。
装着したらカッコいいと思うのですが、張り出しも気になっているのです。笑
今週の日曜日に試乗が決まったので実際に目で見て確認できるので、
それから、STIパーツ装着の可否を決めようと思っています。
この部分は、上記書籍の安藤さんという人も心配してレポートされています。(38ページ)
「サイドシルの部分の幅を測ると、ボディ本体で約140mm、サイドスカート込みだと240mmに達する。」と。。。 ほらやっぱりすごい張り出し具合。家族からクレームがきそうだ。
ところが、「形状が裾広がりになっているため、干渉はしない」と書いてあるので安心。
でも、見てみないとわからないですよね。
WRX S4 エアロパーツの現状のオプションは以下の通り 全部STI製 まだ決定はしていない。
・フロントアンダースポイラー(黒)
・スカートリップ(チェリーレッド)
・サイドアンダースポイラー(黒)
・リヤサイドアンダースポイラー(黒)
・リヤアンダーディフューザー(黒)
色は逆のパターンもあるのですが、さすが派手になってしまうので、スカートリップに赤を選んでアクセントにしたという事です。
(アクセントの意味でドアミラーもチェリーレッド)
空力性の能力は疑いなく現在のノーマルスバル車で一番だと思います。
装着しすぎて分けわが分からない状態になるのが心配です。
(◎_◎;)
了
先日2回試乗した感じですとサイドアンダースポイラーは邪魔にならなかったような気がします^_^
ハンドリングはモードによりけりですが、VMより軽い感じがしました
改めて情報ありがとうございます。😊
邪魔にならないのであれば嬉しいです!
私のインスタやブログの写真は、大洗や阿字ヶ浦で撮ったものが多いです。
今度、ご一緒できるといいですね〜
レポ超期待しております。
今、記事をまとめています。