1990年代後半、ものすごいG-SHOCKが流行った時期がありました。
カメラ量販店で購入すれば安く変えたので、その種類の多さから自分も沢山のモデルを買いました。
その中でも人気があったのが、フロッグマンシリーズ。
200m防水のダイバーズウォッチでそのデザイン、タフネス、ゴツさ、限定モデルの多さで断トツの人気でした。
通常モデルのDW-8200ですら購入することができないレアモデルだったのを思い出します。
G-SHOCKはコレクションで沢山持っていても保管が難しいのです。
10年くらいは余裕で持つのですが、まず最初にベゼルとベルトがウレタンであるため加水分解してバラバラになってしまいます。
だから貴重なモデルを持っていても、後々虚しさを覚えました。
2000年代になると、素材も工夫されてベゼルやベルトが長期間保てるようになります。
次に問題になるのは、電池交換。。。。。
タフソーラーでも二次電池が長い時間をかけて劣化するので電池不要と言いながら交換が必要になるのです。
順番で電池が無くなって、換えていくと維持にバカにならないお金がかかります。
そこで、多くのG-SHOCKを持っている人は自分で電池交換ができないか考えるようになります。
自分も機械には興味があるので、何本かのG-SHOCKを分解して電池交換ができるようになりました。
ただし条件として、
ゴムパーツ(Oリング、ディンプルクッション、保護クッションなど)が劣化している場合
操作ボタンが錆びている場合
ベゼル、ベルトが一部壊れている場合
には、迷わずカシオサービスセンターにお世話になります。
メンテナンスに必要な道具は、
・精密ドライバー
・ピンセット
・静電気防止の手袋(薄い布製)
・ばね棒外し(時計本体とベルトの接続を外すのに使用)
・Case Opener(スクリューバックの蓋を開けるのに使用)
・時計保持台(スクリューバックの蓋を開けるのに使用)
・ボタン電池(必要であれば充電可能な電池も)
・シリコングリース(上記のゴムパーツに綿棒でまんべんなく薄く塗ります。防水機能を高める)
久しぶりに、電池が無くなって表示が切れているフロッグマンを復活させてみました。
モデルは1997年夏に発売された、DW-8200WC-7AT 通称「透け蛙」
当時G-SHOCKと言えば黒いものがほとんどでしたが、それが透明なベルトとベゼルで発売されましたので、
フロッグマン好きには垂涎のモデルでした。
当時、たまたま訪れた新宿のG-Factoryでゲット。
自慢の1本でした。それが現在でも崩壊せずに残っています。
透明な部分は、紫外線と年月で茶色になってしまいましたが、実際に着けてみるととても味があります。
1997年発売ですので、今年で25年。四半世紀前のオールドG-SHOCKです。
電池交換の方法については、別記事で手順を載せようと考えています。
オールドGを持っている方は、もちろんサービスにメンテナンスをお願いしても良いですが、
自分で行うと更に愛着がわきます。
ベルトとベゼル アッシーは生産終了だと思いますので(たまにオークションで見かけたりしますが)大切にしていきたいです。
細かい作業になるので、見えにくいのでタミヤのクラフトツール ヘッドルーペを使用して作業しました。
復活なのであーる。
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