ときどき
ミートホープ社の「牛ミンチ偽装事件」
最初は、食品の偽装事件で良くあるパターンだなと思っていたところ、
次々に、巧妙な偽装や事実が明らかになってきました。
ニュースのヘッドラインだけでも、
・不正の手口は10件以上=ミートホープ社の検査結果
・ミンチにパン混ぜる、ミート社偽装で新たな疑い
・食肉偽装 暴落した中国産カモ肉も混入 鳥インフル流行時
・加ト吉 廃棄予定のコロッケを横流し 工場長がミート社に
・豚肉混入ミンチ ミート社、鶏肉で他社の袋を複製、販売
etc
次から次へとこれでもかというくらいに出てきます。
しかも、これらの不正が行われた期間が長期間にわたってというところにもびっくりです。
さらに、社長は、当初の会見時からニヤけていて、問題の重要性を把握していない、消費者を馬鹿にしたような態度です。
とどめは、
・仰天発現「消費者にも問題」
「半額セールで喜んで買う消費者にも問題がある。」
開いた口が塞がりません。。
この会社は同族経営の会社で、一般従業員が不正を告発したり、経営陣に意見を言うことは「クビ」になるということであり、
そのような背景が、長期間に渡って不正が告発されない結果につながったのだと思います。
ですが、結局は
・ミートホープ、従業員・パートを全員解雇方針
という事になり残念な結果になってしまいました。
しかし、このような結果を招いてしまったのは、従業員一人一人の責任でもあるはずです。
(食肉加工中にいろいろな物を混ぜて出荷しているのを知っていたはずですので。。)
更に、記者会見の中で、長男の取締役が、「社長、本当のことを言って下さい。」と促していましたが、
息子たちも知らないはずはない。と穿った見方をしてしまいます。
会社ぐるみと思われても仕方がありません。
このような事件が起こると、スーパーなどの食品に貼られているタグに記載されている、産地や材料などもどこまで本当なのか分からなくなってしまいます。
これらを規制したり、法律を整備するのは、政府や監督官庁であるはずなのに、
・<食肉偽装>内部告発の元幹部が農水省事務所に抗議(毎日新聞)
年金問題もそうですが、国の対応についても、本当にあきれてしまって言葉を失います。
今回は、なにか、日本の社会の抱える深い闇が見えたような気がします。
ネットで販売されている、同じような食肉や海産物加工品は大丈夫なのだろうか。。。。
消費者の方がもっと勉強して、賢くならないとだめですね。
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