滝川第二中学校・高等学校演劇部

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「若&大」ラックを作る1

2006-01-31 | 第7期部員の活動日誌
どこの演劇部にも大道具魔人と呼ばれるような人が一人はいるでしょう。
滝二演劇部「三代目・大道具魔人」こと、
大工の大(だい)さんの華麗な作品の一部をここで紹介します。


まず最初がこれですね、
左側のめくりは大さんの手作りです。
若旦那「茶色いスプレーをかけたのはおれだああぁぁ!」
おっと、若旦那のことを忘れてました(笑)
スプレー担当は若旦那ですね。
そして右側、これが噂のちょうちんです。
この枠の部分はもちろん大さんの手作り!
若旦那「スプレー!スプレー!!!」
・・・例の如くスプレー担当は若旦那です。
ちょうちんの黒字部分は中学生部員がコツコツと頑張ってくれました。

とまぁ、大さんの職人芸の数々を皆さんに見ていただいたわけですが。
そんな大さんが今度はラックを作ろうとしています。
急遽ラックを製作することになったのは、いつものように顧問指令からでした。
おスミ先生「演劇部に届く、色々なチラシを置くところがあれば便利ね」
この一言が大さんの熱い大道具魂に火をつけたのです。

若旦那「火がついたって・・・またおれのことは放置かい!」
って声が聞こえてきそうなので、改めてご紹介します。
演劇部「二代目・大道具魔人」こと若旦那です。
この三代目と二代目のコラボレーションが今までの大道具を作ってきたのですね。

で、早速図面を紙におこす若旦那。

こんな感じ、真ん中には「若&大」のマークがありますね。


二人が揃えば鬼に金棒、早速作業を開始します。

左がお馴染若旦那、そして右側で線を引いてるのが大さんです。
実はこの二人、我が演劇部唯一の理系なんです。
若旦那「で、ここの部分が1・2・√3の関係になるわけなんよ」
大さん「なるほど、ってことは・・・23cmで切ればいいんやね?」
若旦那「そそ、じゃ早速測ろうか・・・メジャーの0んところに合わして」
大さん「了解」
このように、瞬時に計算を済ませ一ミリの狂いもなく作業を進める二人。
ガッチガチの文型な私が「そんなに細かく測らんでも・・・」と言おうものなら。
若旦那「あほ、そんなんしたら欠陥品になるやないか」とのこと、
いやはや職人ですなぁ。

しかし、そんな彼らもひとたびカメラを向ければ・・・

思わずポーズをとってしまう演劇部の性です(笑)
大さんのファインプレイで、
若旦那のプライバシーはなんとか守られました

今日のところはこの辺で。
一体どんな風に仕上がるのか、それを見たおスミ先生の反応は!?
続報にご期待ください


完成!?「君死にたまふことなかれ・春秋座スペシャル」

2006-01-31 | 第7期部員の活動日誌
どうも、毎度お馴染新川です
今日は非常に嬉しいことがありました!
それは・・・このブログの昨日のアクセス数がいつもの4倍あったからです。
テンション上がりますね、5時間かけて書いただけはありますね。
皆さんに楽しんでもらえるよう努力した結果が形として現れたわけですから、まっこと嬉しい限りです。

とまぁ、前置きはこのくらいで今日の部活を振り返ってみたいと思います。
タイトルにも書いたとおり新脚本が完成しました。
「新」と言ってももちろんおおまかな流れはかわっていません。
実は近畿大会時の脚本と実際にやってる芝居では少しだけ違ってる部分があるんですね。
たとえば二場のマナブの台詞。

弟 大丸の大食堂かぁ、いっぺんでえぇからあそこでライスカレー食べたいなぁ。

近畿大会verの脚本ではこうなってますが実際は・・・

弟 大丸の大食堂かぁ。わし、いっぺんでえぇからあそこのライスカレー食べてみたいねや。

とまぁ、こんな具合に少しだけ変わってるんですね。
・・・え?少しすぎるって?
例の如く顧問指令がありまして、
おスミ先生「あんたら、最後の舞台やし。自分らの台本にし」
との大英断を下されたのでここぞとばかりに修正したのです。
近畿大会までの台本が一本の大木とするならば、
今回の春秋座台本はそこから生えた一輪の花と言えるでしょう。
おそらく全国に行くときにはそのときのメンバーが作り出したもう一輪の花が作られるでしょうし、
もしかしたら、色んなところで色んな形の「君死に」が開花するやもしれません。

で、これが私の近畿大会の脚本。

我ながら思うに、どうしたらこんなに汚くなってしまうのか。
ど真ん中に見える「ハッキリ」ってのが印象的ですね。
息を乗せて言ってしまう癖がついてたので、
それを克服するために嫌でも目につくようにってことでど真ん中に書いたんですよね、この字。
色んな思い出をありがとう。
そして、明日新たな脚本が私の手元に・・・