滝川第二中学校・高等学校演劇部

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追い出し会

2010-03-29 | 滝二演劇部広報部
喜劇「おとぎ署までご同行」公演が終わって一週間。
滝川第二演劇部の本年度の〆として、追い出し会が行われました。

今年は中高一貫の一期生でもある、先輩方5名が卒業されました。
そして、オシドリの二人が引退となりました。

卒業生の5名は、
「次は、生徒会による演奏で」という芝居でコンクール出場し、
皆さんで作り上げた台本は近畿まで勝ち上がったという、輝かしい演劇成績を
残してくれた大先輩です。
ひょっとしたら、サンピョウ、バチコン、ニイチャン、お奉行、イチゴと
表記した方がなじみが深いかもしれませんね。

ここまで書いて、筆者である私は、卒業式の日に似たようなことを
書いたと気が付きました。
ともかく、偉大な先輩なわけです。

部員たちは朝10時より、飾り付けや祝いのためのイベント準備にいそしみまして
13時より開始。

ここで、おスミ先生より
「演劇部が何もせんまま終わるわけなかばい」
「顧問はやる気よ。」
という声がかかり、そのまま即興出し物大会へ。

数分前まで仲良くお菓子の奪い合いをしていた部員たちも
紙と書くものを持って、ネタ作りを始めるという、見ようによったら異常事態に。


顧問の先生方はすぐさまやることが決まったらしく
「打ち合わせしてくる」と何やらやる気まんまん。

ひまわり杯の再来ともいうべき、過酷な数分間が始まりました。
そして、ただ祝われるというわけではないのが、この演劇部。
OGの方々も出し物大会に参戦。
各リーダーのじゃんけんの元、出し物順は以下の通り。

1、中学3年チーム 「(スエの)一発芸」
2、中学2年チーム 漫才「人命救助」
3、OG連合チーム 「『次は生徒会による演奏で』の二週間後」
4、中学1年チーム 喜劇「三匹の子ブタ」
5、顧問チーム   漫才「『おスミ&いぐりん』の今年度を振り返る漫才」

内容は、それはもう壮絶なもので、
音響が入るチームや、個性冴えわたるチームなど様々です。

特筆すべきは、やはりOG連合。
7名で繰り広げられる芝居は、さすがは先輩といえる貫禄あるものでした。

演芸会のあとは、そのままミーティング。
先輩方から熱いメッセージをいただき、こちらは色紙で応えます。

本当に演劇部を支えてくださり感謝しています。
この場を借りて、先輩方にお礼申し上げます。
いつでも遊びに来てくださいね。

さて、そののちは、今回のはるぷれの総括を行いました。
トラブルもたくさんあったけど、演じて楽しかった、ミスを減らして
ますます笑いにつなげていきたいというのが、部の総意でした。
本日欠席していた王子からも、メールで主役を演じた感想を送ってもらい
今年度の〆も無事終了です。

あ、もちろん、王子。差し入れのお菓子は残していますんで
ご安心ください。


最後にコメントにお返事を。
高2の男子様、感想コメントありがとうございました。
まさかりの件は、部員一同「そうだよなぁ」ということで
次回上演の機会には改善いたす所存です。
ダンスもさらに磨きをかけて、多くの部員が上達していくよう
日々精進していきますよ!

四月を迎えさらにパワーアップが期待できる、わが演劇部。
どうぞご期待下さいませ。


ご来場、誠にありがとうございました

2010-03-23 | 滝二演劇部広報部
はるぷれ’10公演
喜劇「おとぎ署までご同行」
無事に公演終了です。

たくさんの方がご来場くださり、これほど嬉しいことはありません。
急ピッチで作り上げられた喜劇を、心より楽しんでいただき
誠にありがとうございました。

今回の上演は、今までの滝二芝居のイメージをある意味覆し
またある意味で踏襲し、という実験的芝居でもありました。
台本はもちろん、舞台や衣装、音楽や照明、役者といった
あらゆる場面で「初の試み」をさせていただきました。
これからも私たちの出せる可能性を追い求めながら
活動していきたいと思います。

芝居の裏側については徐々にブログにて紹介していきますが、
期間限定でコメント欄を復活させます。
期間は本日より3月いっぱいまでとさせていただきます
(諸事情により、早めに終わることもありますが
現在のところ、その予定です)
もしよろしければ、お芝居の感想などいただけたらと思います。

これからも滝川第二中学・高等学校演劇部を
どうぞよろしくお願いいたします。

共同仕込みの裏側

2010-03-20 | 滝二演劇部広報部
ブログ更新のないまま、とうとうはるぷれ三連休に突入してしまいました。
皆様、明日からいよいよ「はるぷれ’10」が始まります。

ここ数日の動きをまとめておきますね。

部員のみんなといえば、ここ一週間近くは
通し稽古をひたすら繰り返しながら
新たなアイデアを詰め込んでいく日々を過ごしておりました。

合唱コンクールなどの練習をかいくぐり、ひたすら稽古に打ち込んでいきます。

合唱コンクール前日はクラスでの練習もあるため、中学生は休みでしたが
主役の王子はいぐりん先生とマンツーマン練習。
喜劇ながら長いセリフのオンパレードである、王子の秘密特訓が行われました。

みきの演劇セミナーでの大演出をこなされているおスミ先生にも
先日きっちり指導をうけました。
腰より下が安定していない、これが「キレのなさ」につながっている、と。
さらに精進して仕上げをしていきます。

テンポを重視するとカツゼツが悪くなるし、カツゼツを気にすると
面白いテンポがなかなか維持できない・・・。
悩みの日々も、ともかく乗り切らねばなりません。

そんな中、3月19日には、かの「君死に」での
ケイコ・検閲官・そして初代音響のお三方が通し稽古にかけつけてくださって
アドバイスをくださいました。
大先輩に指摘をもらい、さらに頑張らねばならないという思いです。

そして、本日共同仕込み。
役者総出でお手伝いです。
はじめて神戸電子専門学校内に入った部員もいるくらいで
中は迷宮のようです。

そんな中、上手から下手、下手から上手、舞台から客席、
照明音響卓から舞台など、フルで動いていく役者もいるので
何とか動きを確認できないかと、空き時間を利用して実際行ってみることに。

ゆっくり歩いて1分、下手までなら2分の計算です。
それでも本番中のことですから焦るとどうなるか。
ある部員は、舞台上から客席へ消え、後ろの扉から退場、
そして、階段を駆け下り地下二階へ行き、楽屋を通り抜けて
上手袖へ。さらに、後ろの照明機材置き場から下手へ・・・。

ちょっとした冒険ですね。

共同仕込みでは、経験者が動きやすいということで
多くの生徒は待機も長かったのですが、ケコミも初めてという
部員もいたため、一つ一つの作業が勉強になったみたいです。

考えてみたら、今回はるぷれの大トリなんですよね・・・。
ラスト、楽しんでもらえたら本当にうれしいです。
拙い部分も多々ある芝居ですが、お客様に喜んでもらえるよう
全力で頑張ります。

はるぷれ自体は明日から開催されますが
ぜひ!

3月22日(月・祝)17時~
滝川第二中学高等学校演劇部
喜劇「おとぎ署までご同行」
神戸電子専門学校内 地下一階ソニックホール

お越しくださいませ!

打ち合わせ会~荒通し

2010-03-11 | 滝二演劇部広報部
長い長いテスト週間も終えて、滝二演劇部は
喜劇「おとぎ署までご同行」完成に向けてメンバー全員
一丸となって、芝居作りに取り組んでいます。

3月9日は、資料作成班と演技班に分かれて、午後からみっちり
部活に勤しみました。
演技班は、テスト明けての不思議なテンションのもと
オスミ先生から指示を受けながら、体をとにかく動かします。
ちなみに、この時に今回の芝居のテーマソングが出来ました。
テーマソング!?何じゃそら!?
そうなのです、芝居は自分をさらけ出さねばならないのです。
全身表現で、全身全霊の力で歌う「アタックNO1!」。
この話は後日詳しく。
ネタバレしますと、ヤマGの表現力は投票率ナンバー1です。

資料班は、せっせと今までたまりにたまっていた資料を
地道に作っていきます。
服部先輩もフル活動、引退した先輩も本当に容赦なく働かせる
うちの顧問の先生はある意味強いですよ。

そのメンバーは10日に打ち合わせに出かけています。
資料を丁寧に仕上げていったことを褒められたのは
嬉しかったです。
自転車操業で、学校出発20分前に台本ができたなんて
とてもじゃないけど言えやしません。

そして、11日。
いよいよ顧問の先生の前で荒通しです。
もうセリフ入ってるだろといわんばかりの顧問二人。
こちらには合唱コンクールも控えているのに・・・。
なんて言い訳は通じません。
皆必死です。
その点、王子は出ずっぱりの役柄ながら
(芝居の半分以上は彼のセリフです)ほぼ頭に入っている様子。

また、うちの顧問はストレートな反応をしてくださるので
面白い面白くないが演じている中で分かります。
サルカニ合戦のシーンは、本日顧問ダメだし無し。
笑いすぎてメモとれなかったそうですよ。

でも、ダメだしの中でまだまだテンションが足りない、特に声量!
とのことでしたので、ますます頑張らないといけません。

練習の日々が続いていきますよ。
応援よろしくお願いします!

アルバム写真

2010-03-05 | 滝二演劇部広報部
本日は学年末テスト第一日目。
部員は必死になって、各教科に取り組んでいます。

そんな中、行われたのが中学3年卒業アルバムの写真撮影。
かなり急ではあったのですが、アルバム撮影用に
黒板には「卒業おめでとう!先輩ダイスキ!」と書いてお出迎え。
桜の花びらを散らしたり、それなりに華やかに演出。
ダイスキの文字が黄色いチョークで書かれていたのですが
どうもバナナみたいだと皆でげらげら。

写真屋さん、お待たせしました。

中学3年の先輩方は部活の黒Tシャツで勢ぞろい。
3年間の演劇活動から、次は高校での活動へ。
いよいよ、スエ・マイ・マリナ・レン・シンの五名も
コンクール参戦年代へ突入であります。

ちなみに、少しの時間ではありますがテスト期間中も
担当シーンのところを小返しで稽古中です。
テスト明けから芝居まで10日あまり・・・。
不安とドキドキの3月です。